あなたはアドリア海をクルーズしたことがありますか?クルーズの王道とも言える地中海の海域のひとつで、イタリア半島とバルカン半島に挟まれたところに位置するアドリア海。景色もグルメも楽しめるアドリア海のクルーズ、およびその寄港地をご紹介します。
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「アドリア海」ってどこ?

「アドリア海」クルーズのモデルコースは?
では、アドリア海クルーズのモデルコースをご紹介します。アドリア海をクルーズする時の主な寄港地は、まずイタリアのベニスを出航、バーリ(イタリア)-コルフ島(ギリシャ)-サントリーニ島(ギリシャ)-ミコノス島(ギリシャ)-ドブロブニク(クロアチア)-ベニス(イタリア)と言ったコースです。
イタリアの運河に囲まれた風光明媚な港町発着、新婚旅行にもぴったりのギリシャの島々、赤い煉瓦屋根が印象的なドブロブニクなど、見どころが満載。8日間のクルーズですが、あっという間に経ってしまいます。
「アドリア海」をクルーズする客船は?

アドリア海にはイタリアやギリシャ、クロアチアなど魅力的な寄港地がたくさんありますのでたくさんの会社のクルーズ船が航行していますが、中でも地中海に強いイタリア船、コスタクルーズの「デリチョーザ号」をご紹介します。
「デリチョーザ号」は就航年2,010年、総トン数92,600トン、乗員人数2,826名の比較的新しい船です。60年の歴史を持ち、料理からサービス、雰囲気まですべてがイタリアンサービスの真髄とも言える船です。客室は大きくわけてインサイドステートからスイートまで4種類。それぞれ明るい雰囲気の船室です。
また、料理もピザをはじめ、本格的なイタリア料理が楽しめます。さらに2フロア1,900㎡を誇る船内ウエルネスセンター「サムサラスパ」も女性のみならず、美意識の高い男性にもおすすめです。イタリア船でありながら、ホットストーンマッサージ、アーユルベーダをはじめアジアントリートメントが受けられるのが特徴です。
さらにこのサムサラスパに簡単にアクセスできる客室「サムサラ専用キャビン」は是非泊まってみたいところです。この船室を利用すると、ウエルカムプログラムとして専用プログラムを作成して2種類のトリートメントが受けられる他、ヘルシーな料理の提供、フィットネス、瞑想プログラムの受講がパックになっています。
「アドリア海」の魅力的な寄港地たち
ベニス(イタリア)

また、定番中の定番の観光地ですが、サンマルコ広場やサンマルコ大聖堂、リアルト橋も人気です。サンマルコ広場はいつも世界中からの観光客で混んでいて、なかなか入場できないという難点がありますが、ネットで事前予約をしたりツアーに参加することで混雑もいくらか回避できますのでお試しください。
バーリ(イタリア)

観光地としては、ノルマン-シュヴァーベン城や旧市街で普段着の庶民の暮らしをかいま見たり、新市街では高級ブランドを売る店舗が並んでいたりと2つの顔の街を覗くことができます。また、サッカーのセリエA「ASバーリ」の本拠地でもあり、その人によって様々な楽しみ方が出来る街です。
ミコノス島(ギリシャ)

特に西部にある「ミコノスタウン」は居住人口も多いのですが、世界中からの観光客相手の一大リゾートタウンでもあります。特に夏場には多くのディスコがオープンし、華やかなナイトライフが体験出来ます。
サントリーニ島(ギリシャ)

また、個性的なヴィラなどが立ち並ぶイア地区、サントリーニ島一番の繁華街があるフィラ地区もたくさんのレストランなどがあり、リーズナブルにシーフードなどを堪能することができます。
コルフ島(ギリシャ)

海の透明度は高く、水質もよく、最高品質のオリーブの産地でもあります。ヨーロッパ人観光客は多いですが、アジア系の観光客はほぼ皆無。ヨーロッパのリゾートをゆっくりと満喫するにはうってつけの観光地と言えるでしょう。
ドブロブニク(クロアチア)

クロアチアは隣国からの侵略の歴史が1991年まで続いており、決して平穏だったとは言えません。断崖絶壁に要塞のような街の作りはその頃の名残となっています。しかし今では要塞となっていたところも街が見渡せる絶景スポットとして多くの観光客が訪れています。
おわりに
いかがでしたか?風光明媚な寄港地が多い「アドリア海」をご紹介しました。ベネチアからはじまってバーリ、コルフ島、サントリーニ島、ミコノス島、ドブロブニクと風景もグルメも楽しめる寄港地ばかりで、毎日寄港地観光に忙しくなりそうですね。
体力が有り余っている人ならともかく、普通の体力の持ち主でもついつい無理をしてしまいがちです。また、コスタデリチョーザをはじめ、地中海に強いイタリア船は、食事も美味しいので食べすぎてしまいがちです。せっかくのクルーズ旅行で体調を崩さないように、何事も「過ぎる」のはほどほどに楽しんで下さいね。
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