
でも1日18,000円からと意外に安いんです。南アフリカのケープタウンからイギリス・サザンプトンまで、世界に名高い「クイーン・エリザベス号」の区間乗船を利用してのクルーズをご紹介します。
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クイーン・エリザベス号とは?

乗船人数は2,092名となっています。なんといっても白に紺、そして赤いラインがスタイリッシュで品のある船ですね。
クイーン・エリザベス号で行くアフリカ~サザンプトンクルーズのルートは?

実に18泊19日の世界一周旅行の区間乗船です。「世界一周旅行」という響きはちょっと憧れますね。
「クイーン・エリザベス号」の詳細は?

まず、クイーン・エリザベス号の所有会社ですが、かつてのキュナード社がカーニバル社に買収され、クイーン・メリー、クイーン・ビクトリアはもちろん、ホランド・アメリカラインやコスタクルーズの船とも姉妹船となりました。
クイーン・エリザベス号の設備は?

ダイニングは客室のカテゴリによって3ヶ所にあります。専用ダイニング、サブレストランに加え、ルームサービスも24時間可能です。創立当初から厳格な等級制が今も残っています。
エンターテイメントは「ロイヤルコートシアター」で、ロンドンのウエストエンド仕込みのダンスやマジックなどのプロダクション・ショーが毎夜繰り広げられます。また、プライベートボックス席もあり、特別な感覚で観劇することができます。ピアノやジャズの生演奏が楽しめる「ゴールデンライン・パブ」は英国のパブを洋上で再現したもので、とても人気の高い設備です。
かつて「タイタニック」を所有していたホワイトスター・ラインはキュナードに吸収されましたが、ホワイトスターのサービスは今なおクイーン・エリザベス号で受け継がれています。
このホワイトスターサービスとは、「お客様、及び同僚に常に敬意を持って接する」「お客様のリクエストにはノーと言わない」また、「乗務中の船とサービスについて常に学ぶ」など10カ条を記載したカードを船長以下のクルー全員が携帯し、バッヂもつけているというものです。「お客様にノーと言わない」サービスは、古き良き時代のものを彷彿とさせますね。
クイーン・エリザベス号、アフリカクルーズ 寄港地情報
クイーン・エリザベス号は南アフリカのケープタウンを出港し、ウォルビス(ベイナミビア共和国)、サン・ヴィンセンテ島 (カーボ・ヴェルデ)、テネリフェ島 (スペイン領カナリア諸島)、マデイラ島 (ポルトガル領マデイラ諸島)に寄港し、マザーポートであるイギリスのサザンプトンに戻ります。寄港地は一体どんなところなのでしょうか?
ケープタウン(南アフリカ)

もともとは東アフリカ、インド、東アジアに携わるオランダ船の食料基地として建設され、1795年にはイギリス領となった歴史もあります。そのため、白人がアフリカで初めて入植した土地であり、いまでも白人が多く住んでいます。
ウォルビスベイ(ナミビア共和国)

内陸部は高原があり、北部にはアフリカ最大のエトーシャ塩湖があります。年間300日は晴天だそうですが、2~4月は大雨季、9~11月が小雨季です。ほぼ海岸線の中央にある、ウォルビスベイは天然の良港で有名です。
サン・ヴィンセンテ島 (カーボ・ヴェルデ)

港は「ポルト・グランデ」(大きな港)と呼ばれ、大型客船が停泊するにも十分な水深があります。見どころのひとつベルデ山は固有種の植物や17の絶滅危惧種の植物が存在しています。また、島北部のミンデロという街は、パステルカラーの建物が並び、風光明媚でとても人気のあるところです。
テネリフェ島 (スペイン領カナリア諸島)
正確にはサンタクルズ・デ・テネリフェ島と呼び、大きさは日本で言えば佐渡ヶ島、沖縄本島ほど。アフリカ大陸の西側のカナリア諸島にあるテネリフェ島はハワイ島の雰囲気によく似ていると言われます。
カナリア諸島ではいちばん大きな島で、黒砂で火山岩のビーチがあり、植物もこの島固有のものが多く存在し、緑が溢れた島です。富士山と同じくらいの高さの山もあります。
フンシャル (ポルトガル領マデイラ諸島)

サザンプトン(イギリス)

また、コンテナターミナルが点在しており、いくつかのクルーズ船の母港となっています。キューナードライン本社もここ、サザンプトンにあります。見どころとしては、イギリスでも有数の巨大なウエストキーショッピングセンター、航空機博物館、モティスモント・アビィ庭園などがおすすめです。
おわりに
いかがでしたか?クイーン・エリザベス号での南アフリカ・ケープタウンからイギリス・サザンプトンへの区間乗船のご紹介でした。ちなみにこのルートでの内部客室のお値段で約33万円です。(諸税別)18泊19日という日程を考えると、決してバカ高いお値段ではないのではないでしょうか?
世界最高のサービスのクイーン・エリザベス号の体験は、まず区間乗船からはじめてみるのはいかがでしょうか。また、クルーズでしか行きにくい、カナリア諸島やマディラ諸島などを同時に訪れることが出来るのも魅力です。
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