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【エーゲ海クルーズ】リボルノ港から行けるピサの斜塔の歴史と登るための手続き方法

上のような写真を見たことはありませんか?イタリア中部、トスカーナ州の都市、ピサに建てられた塔です。傾いているのは、近くを流れるアルノ川から運ばれた堆積物により、地盤が弱くなっているためだそうです。奇跡的にバランスを保った状態で、何世紀もドゥオーモの横に建ち、現在は大人気の観光スポットとして訪問する人たちを楽しませています。高さは地上55.86m、階段は298段、傾きは南側に約3.99度です。数字だけではわかりませんが、近くで見ると圧巻の高さです!

ピサはイタリアの観光名所として有名ですが、沿岸部の都市ではないため、クルーズ旅行の際に行くためにはオプショナルツアーへの参加か港町からの移動が必要となります。ツアーに参加すると動きが制限されてしまうし、かといって個人で移動するの不安という方は、実は内陸部の観光名所をクルーズ旅行で存分に満喫できていないのかもしれません。

クルーズ旅行では各国の港町を巡ることができるのが一つの大きな魅力ではありますが、港町付近の都市にまで足を伸ばすことで、よりその国を体験することができ、思い出深いクルーズ旅行にすることができるでしょう。そこで本記事ではイタリアの港町リボルノから行けるピサの名観光名所「ピサの斜塔」の歴史と登るための手続き方法についてご紹介して行きます。

スペインのサクラダファミリアなども、オプショナルツアーで参加してしまうと上階へ登る時間が用意されていませんが、自分たちで手配をして行けば上階に登ることができます。ぜひクルーズ旅行をより楽しいものにするためにも、手配方法を学んで行きましょう。

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ピサへはリボルノ港から50分程度

ピサへはイタリアの港町リボルノから車で50分程度で行くことができます。クルーズ会社が運行しているシャトルバスがある場合もありますので、クルーズ船に乗船している時に確認しておくと良いでしょう。現地のタクシーで行くことも可能ですが、長時間の運行は料金が高となりますので、一日中ピサや付近のフィレンツェを観光したいという場合には、一日の契約を旅行前にしておくのもおすすめです。

ピサには有名なピサの斜塔だけでなく、ロマネスク様式の最高傑作の建築物と言われているドゥオーモや、洗礼堂のバッティステロなどもありますので、スケジュールを決めて観光するようにして行きましょう。

また、ピサの周辺には花の都フィレンツェもあります。時間が許される場合は、ピサ観光の後にフィレンツェまで足を伸ばし、美しい町並みとルネッサンス美術を堪能してみるのも良いですね。それでは、ピサの有名な観光名所ピサの斜塔について詳しくみて行きましょう。

ピサの斜塔は傾きながら800年!

この塔は約800年前の12世紀後半に建設が始まりました。11世紀のピサはアマルフィやジェノバ、ベネチアと並ぶ海洋共和国として、地中海交易により発展し、それによって築いた富で、ドゥオーモ、洗礼堂、カンポサント(墓地)と伴にミラコリ広場(奇跡の広場)に建てられました。

斜塔はドゥオーモの鐘楼として建てられ、最上階には現在も鐘が設置されています。

この塔が完成するまで、3回もの工期が設けられました。1173年に着工した当時は真っ直ぐに建っていたものの、13世紀に行われた第2工期で歪みが確認され、第3工期でその歪みを修復しながら工事したと記録されています。

当時の技術では地盤の歪みや塔の傾きを直すことは難しく、そのまま工事を進め、最上階部分のみ地面に対して平行に建設されたそうです。写真をよく見ると、最上階部分のみ、塔の傾きと平行でないのが見られますね。この歪みのため、当初の計画より低い塔になったとのことです。

最大で5度の傾きが確認され、1990年から2001年にかけて塔の公開を休止し、10年がかりの大修復が施され、現在に至ります。

美術的価値

建設が始まった12世紀はルネサンス時代に先立ち、人文的価値や古典回帰にスポットライトがあてられました。したがって、芸術も古代ローマ風の古典的なスタイル、ロマネスク様式が流行します。

ピサの斜塔もその時代の影響を受け、様々な部分にロマネスク的な要素が見られます。白と灰色の大理石でボーダー模様に見える壁面や緩やかな曲線を描くアーチとそれを支える柱の上部には植物文様や悪魔、半身半獣のような人が彫られています。

後者は中世時代の遊び心が現れた彫刻で、ロマネスク様式の建築物に装飾として良く見られるエレメントです。他にも赤と緑の大理石で幾何学模様を描いている部分や海洋共和国であった証ともいうべき、海にまつわる彫刻など、細かい部分を観察すると沢山の発見があります。

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www.avventuraitalia.it/pisa.html

ピサの斜塔に登りたい場合

入場券は現地のチケットセンターで購入できますが、入場制限があるので要注意です。毎日1時間おきにガイド付きで登る決まりがありますので、時期によっては数日先まで予約で一杯なんてことも・・・。

確実に登るなら、事前にこちらのオフィシャルサイトでチケットを購入しておくとこをおススメします。OPA Pisa オフィシャルサイト
(現在イタリア語と英語の二か国語表記のみですが、シンプルな画面でわかりやすいと思います。)

入場する日の20日前から1日前まで予約可能
支払いはVISA, MasterCardでユーロ決済のみ。
キャンセル、予約時間の変更は入館時間の24時間前まで。
購入後、Eメールと一緒にEチケットが送られてきますので、印刷して、現地のチケットセンターに持って行きます。

入場料は1人18ユーロ、子供料金や学生割引などの料金設定はなく、障碍者手帳をお持ちの方とその付き添いの方のみ無料で入場することができます。

チケットを買う前に知っておくべき注意事項

傾いている塔に登るとあって、訪問者にはいくつかのルールが義務付けられていますので一通り目を通しておきましょう。

8歳未満は入場禁止。
8歳から12歳までの児童は保護者と手を繋いで入場できる。
18歳以下は1人での入場が禁止されている。

心臓や循環器系に疾患のある人や、心臓や弱い人は入場を控えもらう。
高所恐怖症の人には本人の強い意志がない限り、入場は勧めない。
大きい荷物を持っては登れません。

カメラは持ち込みOKです。
塔の壁や床に落書きやチューインガムの貼り付け禁止。
塔の外側へ出ること禁止。

開館時間(毎日開館)
10:00~16:30 1月、12月
09:30~17:30 2月、11月
09:00~17:30 3月
08:30~20:00 4月から9月
(6月16日から8月31日までは23時まで開館)
09:00~19:00 10月

空きがあれば、待たされることなくすぐに塔へと出発できますが、春から夏にかけての観光シーズンは込み合うことが多いので、比較的空いている夕方や夜間の登頂に参加してみるのもいいかもしれませんね。

所要時間は35分を目安に。

また、階段は磨り減って滑りやすくなっていますので、なるべく滑り止めのついた歩きやすい靴を履いて登ることをおススメします。

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古き良きピサ共和国時代を!

斜塔・・・傾いているが故に人気というのも少々皮肉な気がしますが、この塔を始め、広場に建てられた歴史遺産を見れば、当時の繁栄具合を知ることができますね。

遠い昔に思いを馳せながら見る風景は忘れることのできないステキな思い出になりそうです。特にイタリア美術が好きならば、歴史遺産の中に入れるというだけで興奮ものです!

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