大西洋を船で横断するクルーズは、すべてのクルーズファンなら一度はやってみたいクルーズなのではないでしょうか?そんな夢を叶えてくれるクルーズプランがあります。13泊14日をかけてアメリカのフロリダからイタリア・チビタベッキアへのクルーズをご紹介致します。
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「大西洋横断クルーズ」を実施している船は?!
大西洋横断クルーズは数社の船が実施しております。
ホランドアメリカライン社のコーニングスダム、キュナード社のクイーン・メリー、そしてオーシャニアクルーズ社のリベエラでの大西洋横断クルーズがありますが、ここでは比較的リーズナブルなホランドアメリカライン社のコーニングスダムで航行する「アメリカ・フロリダ-イタリア・チビタベッキア間大西洋横断クルーズ13泊14日」をご紹介します。
ホランドアメリカライン「コーニングスダム」号とは?
140年もの伝統があるクルーズ会社「ホランドアメリカライン」
日本ではそれほど知名度がありませんが、クルーズマニアの間ではこの会社の船に乗るのは憧れ。中でも「コーニングスダム」号は140年もの伝統を持つクルーズ会社の「プレミアムライン」の客船です。
「コーニングスダム」号の概要は?
「コーニングスダム」号は、総トン数は99,500トン、乗員定員は2,650名。船籍はオランダです。ネイビーブルーと白のツートンカラーの船体がカッコいいです!「コーニングスダム」という船名は、2013年に即位したウィリアム・アレクサンダーオランダ国王への敬意を表しており、オランダ語で「国王」をあらわす「コーニングス」にホーランドアメリカラインの船の特徴である「ダム」を融合させて命名されました。
2016年就航と、まだ就航したばかり!船内は生花があふれ、アンティーク家具や美術品など美しい調度品も魅力。新造船ということもありますが、客室も他の船よりスタイリッシュなのに特徴があります。
「コーニングスダム」号の客室は?
「コーニングスダム」号の客室は、大きく分けて13㎡の内側客室から47㎡のネプチューンスイートまで5種類あります。通常は内側客室とスイートではお値段に雲泥の差がありますが、この「コーニングスダム」号に関してはスイートと2.5倍程度しか変わらないのにも特徴があります。
船室は白やベージュを基本に、藤色、柿色、黄緑と絶妙な中間色を用い、これまでの船室にはなかったスタイリッシュな配色を使い、内側でも圧迫感を感じさせない作りとなっています。そのため13㎡と広さ的には普通ですが、広く見えるように工夫されています。
「コーニングスダム」の船内施設は?
「コーニングスダム」号の船内は、新造船らしく間接照明を多用し、メリハリを聞かせた印象的で豪華な内装です。楽器からヒントを得た流動性のある曲線はまるで芸術のよう。特に海を見渡せるメインダイニング、270度の大画面とLEDスクリーンを駆使した、臨場感溢れる円形シアターである「ワールドステージ」、伝統的なオーシャン・ライナーの面影が残る、落ち着いた雰囲気のショーラウンジと、寄港地よりも楽しめるような最新の船内設備には目を見張る物があります。
毎年、春には日本発着のクルーズもあるのでこのクルーズを楽しみにしている人も多いです。気になるお値段は1日あたり80ドルと、こんなに最新設備を備えたプレミアム客船なのに低コスト!これは乗ってみるしかありませんね。
13泊14日!大西洋横断クルーズの寄港地は?
では、ホーランドアメリカライン「コーニングスダム」号の「13泊14日!大西洋横断クルーズ」の寄港地とは、どんなところなのでしょうか?
フォートローダデール(アメリカ・フロリダ)

ポンタ・デルガダ(サン・ミゲル島) (ポルトガル領アゾレス諸島)

しかし16~17世紀にはには海賊の襲撃に度々遭い、要塞などを建設しながら街を守りました。18世紀~19世紀には街もポルトガル航海の中継地として発展していきました。教会、大聖堂、フリーマーケット、ファーマーズマーケットなどの他の見どころでは、風光明媚な土地なのでホエールウォッチング、イルカウォッチング、カヤック&カヌーツアーなどがあります。
マラガ (スペイン)

アリカンテ (スペイン)

チビタベッキア (イタリア)

おわりに
いかがでしょうか?一生に一度出来るかどうか、という大西洋横断クルーズのイメージがありましたが、このお値段なら何度でも体験できそうですね。最新鋭の設備を備えた「コーニングスダム」号も魅力的で、長旅でも退屈とは無縁で過ごせそうです。
また、アメリカのフォートローダーデール、ポルトガル領サン・ミゲル島のポンタ・デルガダ、スペインのマラガとアリカンテ、そしてイタリアのチビタベッキアと、それぞれの寄港地の文化の違いを楽しみながら旅ができるというのも大きな魅力です。是非一度お出かけ下さい。
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