
一年中を通して温暖な気候と、透明度の高いきれいな海は世界中の人々から愛され一大リゾート地としてその名をとどろかせています。
こちらの記事ではバハマ国の基礎情報や歴史、おすすめの観光スポットまで幅広い視点からバハマ国の魅力をたっぷりご紹介したいと思います。
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バハマ諸島とは

フロリダ半島東にあるマイアミからの出航が多く、ロイヤルカリビアンクルーズやMSCクルーズ、ウォルトディズニーワールドと組み合わせたディズニークルーズなどの豪華客船がバハマへと向かいます。
この項目では、人々をひきつけてやまないバハマ国の基礎情報や国の成り立ちについてご紹介いたします。
バハマ諸島の基礎情報
西インド諸島バハマ国は約700個の島と2400の岩礁からなるサンゴ礁の島です。700の島のうち30の島に居住しており、ニュー・プロビデンス島にあるナッソーに首都がおかれています。
バハマ国の人口はおよそ25万人で、国民の85%がアフリカ系黒人となっています。国の北西にはフロリダ、南西にキューバ、南東にハイチがあります。
日本からバハマへの直行便はないため、カナダやアメリカを経由しての入国となります。バハマクルーズの拠点となっているのは主にフロリダや、フォートローダデール、ポートカナベラルで3泊から7泊程度のショートクルーズが多く用意されています。
バハマの治安はほかのカリブ海にある国や場所に比べると比較的穏やかです。陽気な黒人たちが観光客たちをにこやかに出迎えてくれます。
しかし、路地裏はやはりドラッグの誘い等がありますので近づかないようにしましょう。また、貴重品はクルーズキャビン内のセーフティボックスに預けることが無難です。
ロストバゲージの心配もありますので最小限は手元に残しておくことをお勧めします。
バハマの歴史
現在は世界有数のリゾート地として知られているバハマですが、華やかさの裏には開拓と支配の歴史がありました。あまり知られていないバハマの成り立ちをご紹介いたします。
バハマ諸島はかの有名なイタリアの冒険家コロンブスによって発見されました。1492年10月12日にサン・サルバドル島へと到達したといわれています。
コロンブスの到達によって北アメリカ大陸が発見され、スペインからのルートが開拓されるようになると先住民族であったインディオは強制労働や外部からの病原菌により絶滅してしまいました。
そしてインディオの代わりに大勢の黒人奴隷がバハマに連れてこられ、1647年にイギリスによる統治が始まります。【黒髭】の名で知られるエドワード・ティーチをはじめとした海賊たちとの戦いを経て1783年、正式にイギリス領となりました。
1973年7月10日に独立をし、バハマ国が誕生しました。現在はイギリス女王を君主とし、総督が統治を行う立憲君主制のもと政治が行われています。
リゾート地としてバハマが愛されている理由
永遠の6月と呼ばれることもあるほど温暖な気候をもつバハマは、初めての海外旅行やハネムーン旅行先としても大変人気があります。
首都がおかれているナッソーは政治・経済の中心であり観光都市としても発展しています。バハマはタックスフリーであるためブランド品や香水等を安く手に入れることができますので、ショッピングにも最適です。
そのほか町からほど近い場所にある美しいビーチやダイビングスポットを目当てに来る観光客、ナッソーの北西にあるフロリダからディズニーワールドの利用客等で賑わっています。
バハマ諸島のお勧め観光地
こちらの項目ではたくさんの魅力あふれるバハマ諸島の中でも、特にお勧めしたい観光スポットをご紹介いたします。
アクティビティからリゾートでゆったり、そしてバハマの歴史を垣間見ることのできる場所など幅広い楽しみ方がありますので、ぜひ参考にしていただきたいと思います。
ケーブルビーチとダイビングスポット

ケーブルビーチの周辺にはたくさんのホテルが建ち並んでいるため観光客はとても多いですが、およそ6キロにもわたるロングビーチですのでゆったりとくつろぐことができます。
美しく輝く水面を眺めながらの日光浴や、温暖できれいな海を子供と一緒に泳いでみるのもお勧めです。ダイビングやシュノーケリングはすぐに体験ができるほど施設・設備が充実しています。
フィッシングスポットとしても人気があり、チャーター船で沖合に出ることもできますのでぜひ挑戦してみてはいかがでしょうか。
ガバメントハウス

隔週の土曜日には衛兵の交替式が行われます。白い制服と訓練された動きは、鼓笛隊の素晴らしい演奏と相まってカラフルな街並みによりいっそうの彩りを添えてくれることと思います。
また200年の歴史を持つこのガバメントハウスでは、隔週の金曜日の午後に総督夫人の主催でティーパーティーが行われることが慣わしとなっています。
人々との交流を目的としていますので一般の人でも参加することができます。良く手入れされた庭と、美味しいお菓子やおを茶をお供にエレガントなひと時を過ごしてみてはいかがでしょうか。
パイレーツ・オブ・ナッソー

館内には当時の町並みや海賊船が忠実に再現されており、人々の生活の様子や海賊達の暴虐ぶりを伺い知ることができます。
沈没した海賊船から引き揚げられた精巧な細工が施された剣やピストル、大砲などの武器が展示されているほか、館内の至るところに海賊に関する〇×クイズがありますので子供でも飽きずに過ごすことができます。
パイレーツ・オブ・ナッソーミュージアムが、海賊の掃討を担っていたガバメントハウスから見下ろされる位置にあるというのも興味深いところです。ぜひタイムスリップした感覚で楽しんでください。
豪華ホテルのアクアリゾート

パラダイス島にある最大級ホテルは、東京ドームおよそ30個分の敷地面積を誇ります。客室数およそ3300室の4つのタワーからなり、カジノやプール、ウォータースライダー、水族館、海底トンネル、カジノなどを備えています。
そしてこちらのホテル最大の特徴は、世界でも最大級のアクアパークです。11あるプールの多くでは海の生き物たちと触れ合うことができ、およそ60度というウォータースライダーの【マヤ神殿】は迫力満点。
スリルとともに密林の雰囲気を味わうことができます。
水族館ではすぐそばをサメが通り抜け、イルカやアシカと触れ合えるラグーンがあったり、20の遊泳エリアを設けるなど大変充実しています。
とにかく巨大な施設ですのでホテル内部を見て回るだけでもかなりの時間がかかります。途中ショッピングや映画を楽しみながらの散策はいかがでしょうか。
ビッグ・メジャー・ケイ

【ビッグ・メジャー・ケイ】という場所では、かわいいブタたちが優雅にバハマのビーチリゾートを満喫しています。地元の人たちからブタが泳いでいるという噂が立ち、写真家が場所を特定したことによって観光客が増えたといわれています。
透明な海を犬かきならぬブタかきで泳ぐ様子や、観光客に向かってエサを求めなつっこく寄っていく姿がとてもかわいらしいと評判です。
この島ではブタたちと一緒に海水浴やシュノーケリングを楽しんだり、散歩や日光浴、抱っこなどの触れ合いができます。なかなか体験できない楽しいスポットですので、ぜひ足を運んでみてください。
まとめ
いかがでしたでしょうか。温暖な気候の楽園カリブ海にはたくさんの魅力にあふれています。
世界中からバハマに集まってくるクルーズ会社の中には、クルーズに参加しないと訪れることのできないプライベートな島もたくさんあります。ぜひいろいろなクルーズシップに乗って、新たな発見を何度でもお楽しみいただければと思います。
陽気なバハマのひとびとと美しい海、永遠の6月をどうぞ心ゆくまで満喫してください。こちらの記事が少しでも皆様のお役に立てましたら幸いです。どうぞ良い旅を!
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