
7泊~14泊がメインで、雄大な自然を満喫する旅が楽しめます。
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カナダ・ニューイングランドのクルーズを行っている船は?
カナダのニューイングランド地方へのクルーズはどの都市が拠点なのでしょうか?またルートはどんなルートを通るのでしょうか?世界中のクルーズ船が航行していますが、その中でも日本の旅行社でも取扱いがある一例を挙げてみました。
グランジャー・オブ・ザ・シーズ号
「◯◯・オブ・ザ・シーズ」と名の付く船でおなじみの「ロイヤルカリビアンインターナショナル社」の中型船である「グランジャー・オブ・ザ・シーズ」。この「グランジャー・オブ・ザ・シーズ」で巡る、カナダ・ニューイングランド地方の9泊10日のクルーズです。
「グランジャー・オブ・ザ・シーズ」は、フィンランドのクヴァナー・マサ造船で1996年就航、総トン数は73,817トン、旅客定員2446人です。「ロイヤル・カリビアン・インターナショナル」の船にしては小さいほうですが、船内にはロッククライミングなど驚きの設備がたくさん。「いずみ」という日本食や、本格的なイタリアンが楽しめる「ジョバンニーズ・テーブル」など多彩なグルメが楽しめます。
クラウン・プリンセス号
プリンセスクルーズの「スーパー・グランド・クラス」に属するクラウン・プリンセス。2006年建造(2011年改装)、総重量113,561トン、乗客定員3,082人とプリンセス・クルーズではスタンダードな中型の船です。
イタリア広場のようなアトリウム、ピアッツアをはじめ、24時間営業の「インターナショナル・カフェ」、大人のオアシス「サンクチュアリ」、デッキで映画が見れる「ムービーズ・アンダー・ザ・スターズ」などプリンセス・クルーズでは定番の最新施設も備えています。
このクラウン・プリンセス号でのカナダ・ニューイングランド地方へのクルーズはまずNYを出航し、ニューポート~ボストン~バー・ハーバー~セントジョン、ハリファックスを経てまたNYに帰港する、7泊8日のクルーズです。
アメリカなら一生に一度は行ってみたいニューヨークを出発点とし、ボストンなどのアメリカの歴史の古い都市を巡り、バー・ハーバー、セントジョンと言ったカナダの美しい港湾都市、そしてカナダを代表する大都市ハリファックスを巡るクルーズはきっと思い出深いものになるでしょう。
カナダ・ニューイングランドを巡るクルーズの寄港地情報
カナダのニューイングランド地方は北大西洋に面したアメリカ大陸の東海岸側で、ワシントンとNYの間にあるボルチモア、さらに北のボストンを経て北上し、風光明媚で自然溢れるカナダの各港を巡ります。
ボルチモア(アメリカ)

港の近くにある五角形の建物「世界貿易センタービル」は131メートルあり、世界的建築家のI.M.ペイさんという中国系建築家が建てた建物で、五角形の建物としては世界一の高さだそうです。最上階の27階には「トップ・オブ・ザーワールド」という展望台があり、ボルチモアの風景がパノラマで楽しめるのでオススメです。
ボストン(アメリカ)

かと思えば近代的な高層ビルがそびえていたり、芸術や文化の香りもしたりで見どころも多い街です。1773年ボストン茶会事件当時の船を模した「ボストン茶会事件船」と、「ボストン港をティーポットにする」と叫びながら船から積荷の紅茶を海に投げ入れた「ボストン茶会事件」に関する資料が詰まった資料館は必見です。
紅茶党が多いイギリスに対し、アメリカにコーヒー党が多いのは、この事件での紅茶の不買運動に由来しているという事実もあります。
ニューヨーク

とりわけエンターテイメントは間違いなく世界の中心で、ミュージカル鑑賞は特にオススメです。またユニークな美術館も多く、最先端の健康的なグルメも楽しめる大都会です。1日ではとても回りきれませんが、1日過ごすならやはり一番の繁華街「タイムズスクエア」がおすすめです。
ポートランド(アメリカ)

しかし、カナダに近い北に位置するため、ロブスターがとても美味しい街でもあります。ロブスターの他にもシーフードが美味しく、地ビールの醸造所(ブルワリー)もたくさんあるところで、その数は65軒と世界最大だそうです。
バーハーバー(アメリカ)

この街にある「アカーディア国立公園」は、1916年、アメリカ東部で最初に国立公園に指定されたところでもあります。
セントジョン(カナダ)

カナダの東海岸の州の中心地で、2000年頃まではカナダ最大の造船業が栄えていました。フランス語も話されますが、やはり英語を話す人の方が多い地域です。湿潤大陸性気候で、カナダにありながら、大西洋に面しているため、比較的冬でも温暖です。といっても11月頃には氷点下10度以下になることもあるため、注意が必要です。
ハリファックス(カナダ)

おわりに
いかがでしたか?アメリカ、ボストンやNYを拠点として、北太平洋沿岸のカナダ・ニューイングランド地方を巡るクルーズをご紹介しました。同じアメリカでも西海岸は開放的で太陽がさんさんと照っているイメージなのですが、東海岸となると歴史的なものも影響してか、ヨーロッパ、それもイギリスの雰囲気がする都市が多いですね。
ボストン茶会事件など歴史に名を残す事件が今も色濃く観光地に影響を与えているという事実は、その土地に行ってみないとわからないこともあります。また、カナダ・ニューイングランド地方は風光明媚でもあり、ブリューワリーが多くあり、シーフードが美味しいグルメな場所でもありますので、是非一度体験してみて下さい。
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