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えっ、エーゲ海なのにこの値段?!激安クルーズ「セレスティアル・オリンピア」ってどんな船?

地中海やエーゲ海を中心に航行している、カジュアル客船の「セレスティアル・オリンピア」という客船があります。1日あたり13,000円程度の低料金でおなじみのエーゲ海の島をはじめ、マイナーかつ船の旅だからこそ行けるエーゲ海の島々をくまなく観光できる「セレスティアル・オリンピア」って一体どんな船なのでしょうか?ひょっとしたら、超穴場なクルーズ船かも知れませんよ。

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「セレスティアル・オリンピア」の概要は?

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白に水色、そして5枚の花びらのような印象的なマークが船体に描かれている「セレスティアル・オリンピア」号は1982年の就航。総トン数3万7,584トン、乗客定員1664人と現在のクルーズ船にしては小型の船です。就航からは30年以上の月日が流れていますが、何度か改装を重ね、古さを感じさせません。小型なだけに、ギリシャの小さな島々を巡るにはちょうどいい大きさの船と言えるでしょう。

古き良きクルーズ船を彷彿とさせるようなクラシックな内装で、美しい天然木のウッドデッキなど、現代の客船とは違った趣があります。

クルーズの聖地である、エーゲ海をメインにクルーズしている船で、3泊から定期的に同じコースを巡っており、1日に2島など、陸路の旅では考えられないほどエーゲ海を効率よく廻れる船として有名です。

「オリンピア」という、古代ギリシャのオリンピック発祥の地を名前にもっていることで、2014年のソチ・オリンピックの際には、会場近くに停泊して、ホテルシップとして活躍しました。

「セレスティアル・オリンピア」のダイニング

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「セレスティアル・オリンピア」は、32,000トン級の客船のため、レストランも非常にこじんまりとしています。

エーゲ海の青を思わせる内装のメインダイニングでは、ギリシャ料理を中心としたコンチネンタル料理のフルコースが、明るくカジュアルな内装のリド・カフェでは、ブッフェスタイルの食事をとることができます。また、カンカン・ラウンジでは、歌や踊りのショーを楽しむことができます。

また、ドレスコードはカジュアルですが、ヨーロッパの乗客たちは自主的にフォーマルな格好をするため、あまりにカジュアルな衣装しか持参していないと、気後れしてしまう時もありますので注意が必要です。

「セレスティアル・オリンピア」の客室

1982年就航のセレスティアル・オリンピアは、古き良きクルーズ時代の客船の面影を残しています。現在ではコストが高く、手入れに手間がかかるため、ほとんど使われなくなった、温かみのある天然木を使い、ベージュやオレンジ、青など落ち着いた色調の客室となっています。

また客室カテゴリはスタンダード内側からグランドスイートまで5タイプあります。いちばん数が多いのは、でっき2~4に位置する11㎡の海側キャビンで300室あまりあります。

「セレスティアル・オリンピア」のエンターテイメント

「セレスティアル・オリンピア」では、大型船のような大きなシアターや、野外映画館などはありません。あるのはロイヤルカジノとクリッパー・バー、プール、そして免税店です。

特にメインバーであるクリッパー・バーは、帆船をモチーフにした雰囲気のある内装で、しっとりと音楽とお酒を楽しむことができます。
あまり多くのエンターテイメント施設がないということは、ある意味で純粋にクルーズを楽しむことができるのではないでしょうか?

このように、就航年が古くエンターテイメント施設も最新クルーズ船のように種類がない「セレスティアル・オリンピア」ですが、純粋にクルーズを楽しみコストを押さえたい人にはうってつけの客船です。

ちなみにお値段は日本からの飛行機代、7泊のクルーズ代を入れて15万円程度です(諸税別)。飛行機代を入れないクルーズなら10万円を切る値段で日本の旅行会社からも販売されています。それに何と言っても乗客人数が1,664人と少ないため、それほど混雑しないのが魅力ですね。

「セレスティアル・オリンピア」の寄港地紹介

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それでは、「セレスティアル・オリンピア」が寄港する、エーゲ海の島々をご紹介しましょう。おなじみのサントリーニ島やミコノス島だけではなく、古い歴史があって、

ピレウス/ラブリオ (アテネ)

アテネはクルーズの出発点となります。パルテノン神殿をはじめ、地下の遺跡など、多くの歴史的な観光地も多いアテネですが、その一方でファッショナブルなショッピング街、迷路のような小径が多い下町、そしてエネルギッシュな市場と見どころは満載の都市です。

ミコノス島 (ギリシャ)

「エーゲ海に浮かぶ白い宝石」と呼ばれ、青い空に白い壁の家、風車で有名な島です。300以上もあるギリシャ正教の白い教会が立ち並ぶ町並みはとてもフォトジェニックです。サントリーニ島と並び、ギリシャの島々の中でも都会的で洗練された印象の島です。

クシャダス (トルコ)

ヘレニズム時代に栄えた小アジアの古代都市。現在も残っているアルテミス神殿には巨大な図書館と劇場が備わっていました。いかにギリシャ文化が先進的だったかがわかります。現在では、人口66,000人ほど。港から街の中心部は徒歩なら10分ほどで行くことができ、街の中心部の市場は活気に溢れ、見どころがあります。エーゲ海沿岸ながら、東洋の雰囲気もするトルコにあって、ギリシャとも違う超異文化を感じることができる都市です。

パトモス島 (ギリシア)

ギリシャ・エーゲ海南東部のドデカソニス諸島の一部であるパトモス島。先史時代に火山の噴火でできた島と言われています。ローマ時代には流刑地であり、ヴェネツィア共和国領、オスマン帝国領と歴史に翻弄され、ギリシャ領となったのは1947年のことです。「黙示録の洞窟」を含む歴史地区は世界遺産に指定されています。

イラクリオン/クレタ島 (ギリシャ)

ヨーロッパ最古のミノア文化の発祥地で、その繁栄のあとは、クノッソス宮殿遺跡などで見ることができます。また、2000種の植物が植生しており、その中でも130種の原種が自生するワイルドフラワー天国で時期が来ると花が咲き乱れた風景を楽しむことができます。また、白い壁と青い海をバックにしたワイルドフラワーが咲いている風景は、旅の思い出の一枚の中でもベストショットが撮れそうな島です。

サントリーニ島 (ギリシャ)

ミコノス島をはじめ、エーゲ海を代表する島です。海を望む斜面に望む白い壁、青い窓枠に彩られた家々、そして風車の風景はエーゲ海を代表する美しさ!実は島の西側には断崖、東側にはビーチ、沖合には温泉、ワイナリーもある島で、ただ風景を楽しむ人はもちろん、精力的に観光したい人にもぴったりです。また、世界でも有数のロマンチックな場所なので、ハネムーナー、恋人同士にもおすすめです。

まとめ

いかがだったでしょうか?1982年の就航で古き良き時代のクルーズ船の面影をそのまま残している、「セレスティアル・オリンピア」をご紹介しました。ソチ・オリンピック時には、その名前から、ホテル・シップに選ばれ、会場近くに停泊し、オリンピック期間中の選手の生活を支えていた船です。

現在の超大型客船のように、派手なエンターテイメントや、ハイテクな設備はありませんが、ほんとうにクルーズだけを楽しめる客船だということができます。

それは、寄港地がクルーズのメッカ、見どころが満載のエーゲ海ということもあり、下船して楽しむのがメインと言えなくもないですが、超大型船に疲れた方や、純粋にクルーズを楽しみたいがコストを押さえたい人にも是非乗ってみて頂きたい客船です。

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