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エーゲ海クルーズで行くなら絶対はずせない!クレタ島の魅力と観光スポット

ギリシャそしてエーゲ海に浮かぶクレタ島と聞いてこう思ったことがあるはずです。「いつかあの青い海を渡って島で散歩したい」と。

今もこの地にはギリシャ神話の神々や英雄たちが人々の生活に息づいています。ギリシャ神話について詳しく知らなくても、ゼウス、アフロディテ、アポロンなどの名前やイメージはなんとなく知っているはず。そんな「どこかで聞いたことのある」名前のホテルやレストランをたくさん見かけます。

クレタ島はギリシャに属する島で、エーゲ海は地中海の一部です。西北はギリシャ本土、南はクレタ島、東はトルコ共和国小アジアによって囲まれています。クレタ島を超えて地中海を南下すればアフリカ大陸に、東南に行けばアラビア半島に到達します。

エーゲ海とその島々は世界の中心であり東西南北の文化を貪欲に吸収しました。そのためギリシャとクレタ島はヨーロッパともアジアともつかぬ無国籍な魅力があり、誰でも自分の国や文化と重ね合わせノスタルジーを覚えずにおれません。それがギリシャとクレタ島の魅力でしょう。

憧れのエーゲ海クルーズ――クレタ島に寄港するコース

エーゲ海は世界屈指の美しい海。毎日のようにクルーズ船が往来しています。その中でもセレスティアル・クルーズ(前ルイス・クルーズ・ライン)はギリシャ生まれの運航会社で、エーゲ海クルーズの本家本元。

2016年も「エーゲ海クルーズ(アテネ発着)」がほぼ毎週出港する予定です。クレタ島、ミコノス島、サントリーニ島、ロードス島、パトモス島そしてトルコのクシャダシを訪れる3泊4日または4泊5日のコース。486米ドル(スタンダード内側客室、3泊4日コースの基本料金)からとお手頃な料金設定となっています。

クルーズ船はレストラン、プール、ジムなど備え、エンターテインメントプログラムも充実しています。日本語スタッフが乗船し、船内新聞やメニューも日本語で用意されているので言葉の面でも安心です。エーゲ海を眺め船内イベントに興じているといつのまにか美しい島々に到着する。これほどの贅沢はないでしょう。

クレタ島に寄港する地中海クルーズを運航する会社は、プリンセス・クルーズ、MSCクルーズ、コスタ・クルーズ、ノルウェジアン・クルーズ、シーボーン・クルーズ、キュナード・ラインなど数多くあります。日本語スタッフが乗船するコースや日本出発から帰国まで添乗員が同行するパッケージ旅行もあるので、より多くの場所を訪れたい場合にも検討されてはいかがでしょうか。

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クレタ島の観光スポット――クレタ島なら観光客の夢がすべてかなう

ギリシャ神話ゆかりの古代遺跡、美術館に博物館。真っ青に晴れた空。ブドウ酒色の美しい海に砂浜。陽光を浴びる白壁の家々。

世界一のクオリティとされる地産オリーブオイルを使った食事と芳醇なワイン。散歩がてらのショッピング。クレタ島はこれらがすべて揃った楽園です。観光スポットはたくさんありますがクルーズでは半日か1日の寄港時間しかないため、寄港地(イラ

クリオン、スーダ、レシムノ、アギオス・ニコラオス)により数箇所に絞って観光せざるを得ないでしょう。どのスポットも捨てがたいものの、2箇所ほど「ここぞ」という場所をご紹介しましょう。

クレタ島はワイン文明発祥の地――リララキス・ワイナリー

イラクリオンに1日寄港する場合、リララキス・ワイナリーを訪れてはいかがでしょうか? ワインづくりがどこで始まったのか定かではありませんが、商業目的でブドウの栽培が始まったのはギリシャで、ワイン文明発祥の地はクレタ島だと広く知られています。

紀元前28世紀から紀元前12世紀にかけてクレタ島でミノア文明が栄えました。紀元前18世紀、クノッソス宮殿が建設された頃からワインづくりが盛んになったとされ、宮殿から程近いヴァシペトロには世界最古の足踏み式ブドウ破砕器も残っています。

ヴァシペトロから少し南へ下ったアラーニという村に、リララキス・ワイナリーとブドウ畑が広がっています。リララキスは半世紀以上も家族でワインづくりに励んできたワイナリー。

彼らは生粋のクレタ人でクレタ島固有のブドウ品種(ヴィラナ、コツィファリ、マンディラリア)を使った奥深い味のワインをつくる一方、外来品種(シラー)とブレンドしたワインもつくり高い評価を受けています。クレタ人がつくったワインを飲み、クレタの土とブドウを眺める。クレタ島の本当の姿を知るのにこ

れ以上の場所があるでしょうか。リララキスに限らずワイナリーを訪れて感じるのは人々が誇りを持って生き生きと働いていること。

心を込めてつくったワインを多くの人に味わってほしいと願っていること。ワインの味の奥深さはものづくりへの真摯な気持ちと比例するのでしょう。

リララキス・ワイナリー(Lyrarakis Winery)

http://www.lyrarakis.com/

営業時間:月~金(11時~19時)、ツアー(11時、13時、15時、17時)

土(11時~17時)、ツアー(11時、13時、15時)

ツアーによって12~24時間前までの予約が必要です

行き方1:タクシーまたはワイナリーによる有料送迎サービス(イラクリオンから約25分)

行き方2:バス(所用時間約40分)

イラクリオンの中央バスステーションでアルカラコリ行きのバスに乗車し、アラーニで下車します。下車後1.5キロ歩きワイナリーへ向かいます。

イラクリオン⇒アルカラコリ間バス時刻表(7:00、9:30、11:00、12:15、13:15、15:00、 20:15)

アルカラコリ⇒イラクリオン間バス時刻表(7:30、8:00、9:00、11:00、14:30、18:45)

ワイナリーのツアーは全部で6種類あり、所用時間は1.5時間~2時間です。お勧めはKERASMAツアー(20ユーロ)。ブドウ畑やセラーを見学し、6種類のワインとメゼ(スナック)を味わいます。

ワイナリーが選んだワインとそれに合うメゼなので相性は抜群。ランチ代わりにしてはいかがでしょうか?ワイナリーツアーの所用時間と移動時間(タクシーや送迎サービスの場合)合わせ3時間程度必

要です。最小催行人数の4名に満たない場合は他のツアーに参加しましょう。飲みすぎてクルーズ船の出発時間に遅れることのないようどうぞお気を付けて!

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ミノア文明の陶器にふれる――トラプサノ村

イラクリオンから東南へ30キロほど進んだ山間に、色褪せた白壁が印象的な小さな村が見えてきます。そこは陶芸で有名なトラプサノ村。

ミノア期(紀元前2000年~1500年頃)より4000年以上もの間陶器を作り続けてきた歴史ある村です。ミノア期の陶芸家の末裔が土地に残り作陶を継いでいるとのこと。村を歩いていると陶芸工房がそこかしこに見られ、どんな陶器がつくられているのか興味を掻き立

てられます。「Pitharia(ピタリア)」という大きな壺はトラプサノの代名詞ともいえる陶器です。質素ながら力強い色とかたちを見ていると、なぜか懐かしさが込み上げてきます。おそらくPithariaと日本の弥生土器が似ているから。

さらにじっと見ていると、作り手と未来の使い手が時を超えて語り掛けてくるようです。土地固有の土や水をこね生活に役立つ道具をつくった作り手と、道具の使い手の喜びが伝わってきます。

陶器を十分見たら、パナギア・ピガディオティッサ教会(The church of Panagia Pigadiotissa)と聖なる泉を訪れてください。神話によると、泉に誤って落ちても溺れないよう水があふれだすとのことです。

毎年7月17日から19日まで陶芸を讃えるイベントが開催されるので、この時期に村を訪れてはいかがでしょうか?

行き方:車でイラクリオンからヴィアノス方面へ南下します。

出典:Thrapsano The pottery village of Thrapsano

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クノッソス宮殿とヴェツィアン・ポート

イラクリオンのクノッソス宮殿はあまりに有名でガイドブックや旅行記が数多く世に出ています。ここでは詳細を割愛しますが、この古代遺跡を見ずにクレタ島は語れませんからぜひ一度訪れてください。

クノッソス宮殿はミノス王が紀元前18世紀頃に建てたとされています。ミノス王は豪胆で女好きな神様ゼウスと美女エウロペの間に生まれました。父親と違いミノス王は神経質な細かい性格だったようです。

なにしろこの宮殿は1200もの部屋のある脱出できない迷宮なのですから。どうぞ迷わず観光されますよう。

ハニアのヴェツィアン・ポートは、ギリシャ本土やクレタ島の人々もバケーションで訪れるほどの人気スポットです。最寄りの港はスーダ。ヴェネツィアの街並みを彷彿させる華やかな景観を堪能できます。

クルーズ船は、人気観光スポットをうまく組み合わせたエクスカージョン(寄港地観光ツアー)を用意しています。クルーズ船の出港時間にも配慮し効率よく巡るので、エクスカージョン参加も検討してはいかがでしょうか?

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ギリシャとクレタ島――治安は問題ありません!

世界がギリシャ危機問題に注目し始めたのは2009年頃で、今でも 緊縮財政政策が実行されています。2015年からギリシャに押し寄せるシリアやイラクの難民について報道が続いています。

あまりの痛ましさにギリシャの先行きを案じた方も少なくないでしょう。「そんな場所を呑気に観光しても大丈夫?そもそも今観光できるの?」こんな疑問をお持ちの方はたくさんおられるはず。

結論から言うと問題なく渡航・観光できます。現地の方によると「治安の悪化は特に感じられません。もともと治安が悪いとされるエリアは観光スポットではないからあまり心配せずお越しください」とのこと。

海外旅行の心構えは必要ですが、ギリシャだからと恐れることはなさそうです。銀行ATMでの引き出し制限はギリシャ人とギリシャの銀行のみに適用されています。昔ながらの小さなお店では現金払いを求められることもありますが、クレジットカードも全域で使用できます。あまり大金は持ち歩かないほうがよいとのこと。

ちまたの不安をよそにギリシャの観光産業はこの世の春を謳歌しています。ギリシャへの観光客数は毎年増加傾向にあり、2015年は2650万人(収益は145億ユーロ)と過去最高を記録しました。

2016年は前年度比15%~20%程度増え記録を更新する見込みです。困難な時期にあるギリシャですが、世界中の人々が「行きたい観光地リスト」のトップに掲げていることは間違いありません。ぜひこの夏はギリシャとクレタ島を旅してはいかがでしょうか?

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