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キューバ旅行をより楽しむために事前学習しておきたい基礎知識

カリブ海クルーズなどでは「カリブ海の真珠」などと称され、立ち寄ることも多い「キューバ」ですが、私達は意外とキューバについては知らないことが多いのではないでしょうか。

真珠と呼ばれるほどに美しい海を持っていることはすぐにわかって頂けると思いますが、別名「カリブに浮かぶ赤い島」とも呼ばれています。

なぜ、このように呼ばれているのかなどについては詳しくご紹介していく必要があります。
美しい国、キューバのその複雑な歴史、そして複雑な歴史がゆえの魅力を存分に理解することでキューバ旅行はもっと楽しめるものになると思います。

最近は女性にも人気のキューバ旅行、少し知っておくとキューバでの過ごし方、キューバ人との触れ合いも楽しくなりそうです。

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「カリブに浮かぶ赤い島」の歴史

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キューバと言えば、何が思い浮かぶでしょうか。中南米の国、社会主義国家などと思い浮かぶのではないでしょうか。

実際の地理的には北アメリカに位置する島国で、フロリダ海峡を145km行けば目の前がフロリダとなります。しかし、そんなに近いと言う
イメージを恐らく多くの人が想像しないと思います。

首都は「ハバナ」で最近では透明度がある海が多いために人気を博す観光地にもなっています。

さて、その「カリブ海の真珠」の美しい海を携えているキューバがなぜ「カリブに浮かぶ赤い島」と呼ばれているのかについてですが、キューバはアメリカ大陸に初めて誕生した社会主義の国という特徴を持っているからです。

その歴史からご紹介していくと、元々はアラワク族系のタイノ族、シボネイ族、カリブ族と言った先住民が住んでいたキューバですが、コロンブスによる発見でヨーロッパ人によって発見され、スペインによって征服されると言う歴史がそこから始まります。

植民地化、奴隷への強制労働などと言った厳しい歴史を経て先住民は絶滅したと言われます。

スペインの中南米貿易の拠点となりその後も奴隷貿易を中心に栄えていきます。キューバの国土はもともと南北アメリカとヨーロッパを結ぶ航路としてとても貿易などを行う上でいい場所でした。そうしたことから、その後もこの地を巡って複雑な歴史が繰り広げられたと言えます。

そして、長い間スペインから抑圧された状況を経て、1868年に最初の独立闘争「第一次キューバ独立戦争」がアメリカ合衆国への併合を願い「カルロス・マヌエル・デ・セスペデス」によって始まったとされています。

そして1895年に「ホセ・マルティ」などの指導で1895年から「第二次キューバ独立戦争」となっていきます。こうした人の名前は有名で聞いたことがあるのではないでしょうか。

その結果、「スペイン・アメリカ・キューバ戦争」へと発展し、アメリカ軍が最終的にはスペイン軍に勝利することになります。こうしてスペインの植民地からアメリカの植民地へと歴史は刻まれていきます。

その後はアメリカの管理下で富も支配されたことにより、ついには1959年「キューバ革命」が起こり、社会主義国の建設となったのです。
こうして「カリブに浮かぶ赤い島」、唯一の社会主義国の誕生となるのです。

コロンブスが「人間の目が見た最大の美」と称してからの厳しい歴史

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こうして考えると、コロンブスがキューバを発見して以来、植民地化されるという厳しい歴史を長い間辿ってきたことになります。

コロンブスがキューバを発見した時に「人間の目が見た最大の美」と絶賛したと言われていますが、世界の海を巡ったコロンブスにそういったことを言わしめるほど実際に美しかったのがキューバの海です。

そして、その美しさゆえに、こうした植民地や貿易の拠点としての歴史を一つには辿っていったのではないでしょうか。
キューバの魅力はその美しい海という事は誰も疑いようのないものです。

しかし、それとともにもう一つの魅力は、この複雑な歴史に基づいたお国柄、国民性と言ったものも欠かせないものと言えるのです。

時が止まった国!?社会主義国としての雰囲気の魅力

こうした歴史があるキューバは1961年にアメリカと国交断絶し、2015年に国交回復するまでに長い間の期間があります。それゆえに時が止まったかのような雰囲気を漂わせる国の姿に特徴があるのです。
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それは、アメリカ資本のマクドナルドやスターバックスなどといったものもなければ、町の中を1950~1970年代くらいのアメリカやソ連のクラッシックカ―が普通に走っている特徴的な景色に現れています。

クラッシックカー好きにはたまらない首都「ハバナ」でもあります。古き時代にタイムスリップしたようなそんな雰囲気を残す町なのです。

そんなキューバ人の国民性は?

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そんな複雑な歴史を経験してきたキューバ人の国民性はどんな感じなのでしょうか。社会共和国としてのゆったりのんびりした感じとラテンアメリカのような明るく陽気な感じが印象的です。

また、4世紀にわたってスペインの植民地となっていたことでスペインの文化習慣や気質にも影響されているということも間違いなく、また、スペインからの移民も多く陽気な気質ということがうかがえます。

先住民がいなくなったこともあり、キューバ国民はスペインかアフリカからの移民がほとんどとなっていて、キューバの文化や食文化はこうしたスペインと、アフリカから影響を受けているといわれています。また、これらが混じった物となっていることも特徴となっているのです。

キューバ人の特性として言われるのは創造性があり、仲間との助け合いなども強く、情熱的だが、物事の側面も見る事ができそれに反抗することもあると分析されています。

キューバの歴史と合わせた上で国民性を知って旅行に行くと、いろいろ感じることも多いのではないでしょうか。積極的に触れ合ってぜひ旅行を楽しんでほしいと思います。

今のキューバってどんな国?観光名所は?

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キューバの人達の4分の3は都市部に住んでいるという数字があります。首都「ハバナ」に人口の5分の1が住んでいて200万人を超える人が生活をしています。

「ハバナ」郊外の「マリアナオ」が美しい海のビーチリゾートとして知られていて多くの観光客が訪れる場所になっています。

カリブ海のクルーズなどが発着する港の首都「ハバナ」は旧市街と新市街に分かれていて多くの見どころがあり、有名な観光スポットにもなっています。

この旧市街は、1982年に「ハバナ旧市街とその要塞群」として世界遺産に登録され、旧市街オールド・ハバナとカリブ最強の砦と言われたフエルサ要塞、モロ要塞、ブンタ要塞、カバーニャ要塞の4つの要塞が世界遺産に登録されています。

旧市街は、こうした要塞に守られて全盛期のスペイン・コロニアル様式の建物を多く残しているので当時の素晴らしい建築を見る事ができます。

この旧市街の歴史をたどると、スペインによる長い植民地時代に造られたもので、1519年にスペイン人が建設したものです。バロック建築と新古典主義建築で造られていましたが、20世紀の後半に多くの建物が廃墟となった後も建物が再建されています。

細い縦横の路地におよそ3,000もの建物が存在すると言われ「ハバナ大聖堂」や「ハバナ大劇場」かつての国会議事堂「カピトリオ」などの有名な建造物が残っていますので、世界遺産の街並をぜひ要塞とともに見てほしいと思います。

また、新市街を愛していたのがアメリカの文豪「ヘミングウェイ」としても有名ですので「ヘミングウェイ」ファンも見逃せない場所です。

キューバの歴史、そして魅力とは

「カリブ海の真珠」「カリブに浮かぶ赤い島」とキューバについての呼び方は様々ですが、美しい海、そして位置的に貿易の拠点となるような場所にあり、複雑な植民地時代の歴史がうかがえます。

そうした歴史を経て今のキューバがあること、この美しい海と陽気な国民性に育まれている今あるものを忘れてはならないと思います。

キューバ旅行を楽しむには歴史を知った上で、タイムスリップしたような時の止まった「ハバナ」やスペインの植民地だった時代の旧市街と新市街などを楽しんでその魅力を感じてみられるのはいかがでしょうか。

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