
このドブロブニクが有名になったきっかけが、ジブリアニメの「紅の豚」なのです。アニメの舞台となったところで、煉瓦色の屋根が美しい都市として、日本人にもすっかりおなじみになりました。
「アドリア海の真珠」とも呼ばれるクロアチアのドブロブニクとは一体、どんなところなのでしょうか?基本情報からおすすめの観光名所までご紹介致します。
スポンサードリンク
「ドブロブニク」はどこにある?

ちなみにクロアチアの首都は北部にあるザグレブです。
「ドブロブニク」に寄港するクルーズ船は?

「ドブロブニク」で是非立ち寄りたい観光地とは?
ドブロブニク城塞

それは「旧市街の城壁」なんです。ドブロブニクは旧市街と新市街に分かれていて、旧市街はかつて城があったところを中心に煉瓦色の街並みが広がっています。小高い丘に旧市街を囲うように城壁が築かれているのは、かつて隣国からの侵略を防ぐためだったのです。
その城壁が現在でも残されており、その上に登って市内を一望することができます。絶好の写真ポイントですので、是非ここは行きましょう!11月~3月は朝10時から昼3時で閉まってしまうので注意!(その他は朝9時~6時半)有料。
ケーブルカーに乗る

また、ケーブルカー乗り場へはピレ門から徒歩10~15分あります。夏のハイシーズンには30分待ちなんてこともあるそうなので、時間がない人は要注意です。営業時間は朝9時からで、夏場は夜中12時までやっていますが、冬場には夕方4時には閉まってしまうこともあるので注意。
また運悪く閉まってしまってもタクシーでスルジ山山頂に行くことが出来ます。料金は往復200クーナなので、2人以上だとケーブルカーに乗るよりも安いです。また、山頂にはタクシーがいないので、帰りもタクシーを利用する場合は、絶景を堪能するまで待ってもらうことも重要です。
シティハーバー

また、ドブロブニクにはロクルム島、ムリェト島、コロチェプ島、シパン島、エラフィティ諸島などの離島もあり、このハーバーが玄関口となります。
ドブロブニクの離島を旅する
ムリェト島
島には大小二つの湖があって、大きな湖の聖マリア島には12世紀に建てられた修道院があります。人混みで溢れた観光地が嫌いで、まるで中世に迷い込んだようなひとときを過ごしてみたいのなら是非おすすめの場所です。
シパン島
NHKBSの「世界ネコ歩き」の取材にも登場したネコの島。世界中に「ネコの島」はたくさんありますが、アドリア海に面したシパン島の猫はとりわけのんびり、のびのび過ごしているようです。
このシパン島はドブロブニク本土から船で1時間、船のエンジン音を聞きつけて猫たちが波止場までお出迎えしてくれるそうです。観光地化があまりされていないので、不便な点もありますが、素朴で素のアドリア海の風景を見るにはいいかも。また、街並みもドブロブニクのようにレンガ色の屋根の家々が並び、風光明媚なので、写真を撮るにも最適な所です。
穴場中の穴場!隣国モンテネグロまで足を伸ばしてみる
3つの宗教、文化の交わるところ

モンテネグロはビーチが美しいだけではありません。周囲には2,000メートル級の山があり、力強い山々の風景も楽しめます。山々と海の間は入江になっているので、まるで北欧のフィヨルドのような風景です。
また、世界遺産である中世の古都コトルがあり、わざわざ中世の古都を楽しみに足を伸ばしてくる人もいるそうです。それだけにただシックでゆったりした都市というだけではなく、カトリック、正教、イスラム教と宗教と文化の境目であり、実に多彩な顔を持つ都市ゆえの面白さがあるのでしょう。

おわりに
いかがでしたか?東ヨーロッパを代表する港町で、クルーズ船が頻繁に寄港するところであり、日本ではジブリ映画「紅の豚」の舞台となったところでいちやく有名になったドブロブニク。
クロアチアというとあまりヨーロッパという感じがしませんが、アドリア海をはさんで向こうはイタリアなので、派手さはないですがとても洗練された街なのです。
ミラノやベネチアなどの派手なヨーロッパの観光地もいいですが、なにぶん世界中から来る観光客で名所はどこも満杯で疲れてしまう、と言った人には特におすすめのドブロブニク。是非、下船して観光することをおすすめ致します。また、ワイン通には有名なヨーロッパの一大ワイン産地でもありますので、是非おみやげに1本買い求めてはいかがでしょうか?
スポンサーリンク