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訪れる前に知っておこう!イタリア大聖堂ドゥオーモの魅力と歴史

「ドゥオーモ」とは、イタリア語で、街のランドマークでもある教会堂の事で、ラテン語のDomusをその語源としており「神の家」の意味があります。しかし、単に「ドゥオーモ」といった場合はミラノの有名な観光地のことを指します。

イタリア大聖堂の魅力はまずはその美しいゴシック建築にあります。ゴシック建築の中でも世界最大級の建築であり、数百年という単位で建造されました。その大迫力はイタリア大聖堂に訪れる多くの人を魅了し続けています。

しかし、その魅力を存分に味わうためにはドゥオーモの歴史についても事前に理解しておくとよいでしょう。そのものの歴史、背景を知ることでより深く観光の時間を味わうことができるようになります。

そこで本記事ではドゥオーモの歴史と魅力についてご紹介していきます。イタリア大聖堂に観光予定の方は是非本記事をご覧になってください。

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世界最大級のゴシック建築

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ミラノのドゥオーモは世界最大級のゴシック建築であり、実に500年もの年月を費やし、沢山の芸術家の参加によって完成させることができました。

その体積はフランスのボーヴェ大聖堂に次いで世界で2番目で、広さもバチカンのサン・ピエトロ大聖堂に次ぐ広さです。

また、高く上に伸びる搭上には、階段やエレベータによって上まで登ることができます。

「ドゥオーモ」その建造の秘密

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1386年にミラノの大司教と領主の要求によって、ドゥオーモの前身である「サンタ・マリア・マッジョーレ大聖堂」があった場所に「基礎となる石」が置かれました。

その後、宗教改革が起こってしまい、実に500年もの年月が経ってから、イタリアに侵攻してきたナポレオンの命令によって1813年に完成し、19世紀になってから尖塔と装飾が施されました。

第二次世界大戦中にはミラノ自体は爆撃を受けましたが、この「ドゥオーモ」は連合国の配慮により、戦禍を免れました。しかし、木製ドアを青銅製に替えるなど、多少の修復は行われました。

世界最大級のゴシック建造物「ドゥオーモ」の規模は?

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世界最大級のゴシック建築のスケールは、全長158m、幅93m、高さ108m。ドゥオーモには135本の尖塔があります。一つ一つの尖塔の先にはに聖人の彫刻が施されているという、大変芸術的な価値も高いものとなっています。

また、尖塔の一番高い位置に金のマリア像が施されており、昔の建築基準法はこのマリア像より高い位置に建物を建ててはいけないといった規則があったそうです。

ドゥオーモの前には広々とした広場があり、観光客のみならず、地元の人も「この前で待ち合わせ」というのはよくあることだそうです。

「ドゥオーモ」のファサード、大扉

ドゥオーモには一番下に5つの扉があります。建造当初は木製だったのが、19世紀になってから、青銅製につけかえられました。この大扉にはゴシック様式のレリーフが施されています。

また、中央の大きめのドアには「聖母マリアの生涯」が描かれています。この青銅製のドアを含むファサードは何人もの芸術家、建築家の意見が取り入れられています。

フランスやドイツの建築家が招かれたことから、縦に伸びる尖塔が特徴の、北方ゴシック建築が主に取り入れられています。

しかし、地元イタリアからも偉大な芸術家がこのプロジェクトに参加をしています。それは「レオナルド・ダ・ヴィンチ」です。彼は画家としての才能に留まらず、建築家としてこのプロジェクトに参加していたのです。

中央尖塔の設計案は美術家、建築家の案のコンペとなり、これにもダ・ヴィンチは応募しておりましたが、結局その案はボツとなり、結局ダ・ビンチが担当したのは、大聖堂の円屋根の設計でした。

礼拝堂内部

このミラノのドゥオーモを「気まぐれな菓子職人の作ったデコレーションケーキ」と形容されることがあるように、ドゥオーモの外側の装飾は贅を尽くしたものでした。

しかし、礼拝堂の内部はゴシック建築の特徴である、多くの柱と丸いドーム状をした天井があり、壮大で荘厳な雰囲気に満ちており「ミラノで一番神秘的な空間」と呼ばれています。観光客だけでなく、ミラノ在住の地元のカトリック信者も通い、日常的にここで祈りを捧げているのです。

巨大なステンドグラス

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礼拝堂の正面、祭壇の上部と両脇には実に55枚もの、荘厳なステンドグラスがはめ込まれています。

絵の内容は聖書をモチーフにしたもので、キリスト伝、聖母伝、聖人伝などが描かれています。色鮮やかで、とても何百年も前に作られたものとは思えないほどです。主祭壇の中央部分のステンドグラスは、前身のサンタ・マリア・マッジョーレ教会時代のものがそのまま残っています。

ステンドグラスがはめ込まれている窓枠やドーム状の天井の内側にも、凝りに凝った彫刻レリーフが施されています。当時の芸術家の妥協を許さない職人魂もさることながら、最終的にアートディレクションをしたナポレオンの審美眼も伺い知ることができます。

屋上テラスの見学

ドゥオーモの屋上に出ると、全部で135本もの尖塔が目の当たりに見えます。その1本1本の先には聖人などの彫刻が施されており、建設当時の芸術家の職人魂をまざまざと見せつけられる思いです。

宗教改革や戦禍があり、500年もの間、建築が中断を余儀なくされ、イタリアに侵攻したナポレオンによって建築が再開され、何としてでも完成させるのだという執念のようなものも、何百年と時が進んだ今でも感じ取ることができます。

なお、屋上テラスからの長めは素晴らしく、ミラノ市街を一望することができます。

屋上テラスは思いの外狭く、階段で登るコースの人などは疲れて休んでいる姿も見られます。一番高いところに金色のマリア像が見て取れます。

 「ドゥオーモ」見学ガイド

世界最大級のゴシック建築、ドゥオーモはミラノに来たら必見の建築物です。世界中から観光客が押し寄せているので、当然、混んでいると思いきや、広いのでそれほど混雑は気になりません。

大聖堂、屋上テラスなど単品での入場もできますが、屋上テラス、ドゥオーモ屋上テラス(エレベーターで移動)、考古学エリア、ドゥオーモ博物館、ゴッタルドインコルテ教会への入場がセットになった15ユーロの「セットA」がおすすめです。

また、エレベーターでなく階段で移動の「セットB」では4ユーロ安く済ませることができます。

ドゥオーモ付属博物館

ドゥオーモの入場券「セットA」や「セットB」では、付属の博物館も見学することができます。

ドゥオーモの地上階部分に近年再オープンしたもので、ドゥオーモ建築時の過程を記した文書やいちばん高い尖塔の先についている黄金のマリア像の鋳型や聖人の像のレプリカなど、建物を見学しただけでは細部までわからなかったものまで、貴重な物が展示されています。

貴重な資料を見ると、ドゥオーモの荘厳な建築物の理解が一層深まること間違いなしです。

入場ガイド:ドゥオーモ(ミラノ)

おわりに

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いかがでしたか?

ミラノ観光の代名詞的存在になっているドゥオーモの魅力と歴史を併せてご紹介しました。

ドゥオーモは観光客が多く訪れる観光地としての役割だけでなく、地元ミラノの人にとってもランドマーク的存在となっています。そのため、観光客だけでなく地元の人々にも愛されている魅力的な建造物です。

是非、一度訪れてレオナルド・ダ・ヴィンチの時代の芸術家の職人魂に酔いしれてみてはいかがでしょうか。

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