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リボルノ港からオプショナルツアーで行く花の都「フィレンツェ」の魅力

ピサの玄関港でもあるリボルノ港からは、花の都として有名なフィレンツェに訪れることができます。リボルノに寄港する予定のある地中海クルーズには参加する際には、必ずと言っていいほど、ピサやフィレンツェへ行くことのできるオプショナルツアーが用意されています。リボルノからフィレンツェとなると、車で約1時間ほどかかるため参加を悩んでしまう場合もありますが、もし可能であればぜひ参加して頂きたいツアーでもあります。

本記事ではリボルノ港に寄港した際に是非訪れたいフィレンツェの魅力についてご紹介していきます。ピサとも悩んでしまいますが、一度フィレンツェの魅力を知って頂き、その上で参加するツアーを検討してみてください。

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イタリアの中部にある都市

フィレンツェは、イタリア中北部にある都市で、周辺地域を含む人口は約36万、トスカーナ州の州都、フィレンツェ県の県都です。ローマ、ナポリ、ヴェネチア、ミラノなど、魅力あふれる都市が数多くあるイタリアですが、その中でもルネッサンス芸術の宝庫と言われる、フィレンツェについてまとめてみました。

「ダ・ヴィンチ・コード」で有名なダン・ブラウンの「インフェルノ」ではここフィレンツェも主要な舞台の一つ。映画も公開されてますます人気が高まることでしょう。

花の女神フローラの町

芸術の都パリ、音楽の都ウイーン、水の都ヴェネチア。そして、フィレンツェは花の都と呼ばれます。時は古代ローマ時代、花の女神フローラ(Flora)の町を意味するフロレンティア(Florentia)と名付けられたのが語源と言われています。

えっ、花の都はパリじゃないの?と思われる方もいると思いますが、パリの方は「花の都」の語源がはっきりしません。使われているのも日本だけのようです。ヨーロッパを代表する大都市の華やかさを比喩的に言い表したのが広く使われるようになったのではないでしょうか。

15世紀ルネサンスの中心地

キリスト教会の影響が強かった中世を経て、14世紀から16世紀にかけて、歴史のかなたに忘れ去られていた古代ギリシャ・ローマ時代の文化を復興しようとする運動が起こりました。これがルネッサンスです。 ルネッサンス(Renaissance)とは「再生」「復活」を意味するフランス語です。

近年の研究では、これまで暗黒時代と考えられていた中世においても古典文化の復興運動があったことがわかってきたようですが、時代を変革するほど古典文化の復興運動が大きく花開いたのはここフィレンツェでした。

それまでのキリスト教の宗教観にもとづく視点から、人間個人の視点を取り戻し、自由な思想や価値観を認めようとしたルネッサンスの運動は、天才、偉人、芸術家を数多く輩出しました。ダンテ、ボッカチオ、マキャベリ、ボッティチェリ、ダヴィンチ、ミケランジェロ、ラファエロ…。枚挙にいとまがありません。

余談ですが、後世の目からみるとルネッサンスは一見明るい時代のように見えますが、実際にはそうではなかったようです。魔術や迷信もまだ強く信じられていて、ペストの大流行があり、政争、戦乱の続く時代でありました。

さて、フィレンツェがルネッサンスの中心になった最大の要因はメディチ家があったことです。

14世紀に銀行家、政治家として頭角をあらわしたメディチ家は、15世紀半ばにはフィレンツェの実質的な支配者となり、16世紀にはトスカーナ大公となります。メディチ家は文芸を愛し、その莫大な財力でダ・ヴィンチ、ミケランジェロをはじめとする数多くの芸術家のパトロンとなり、ルネッサンスを大きく育てるうえで多大の貢献をしたのです。

世界遺産フィレンツェ歴史地区

フィレンツェは屋根のない博物館と言われるほど、貴重な歴史的建造物が数多く残されています。そのフィレンツェの市街中心部は「フィレンツェ歴史地区」として1982年、ユネスコの世界遺産(文化遺産)に登録されています。

代表的な建造物には、サンタ・マリア・デル・フィオーレ大聖堂、ヴェッキオ宮殿、ピッティ宮殿、ボーボリ庭園、サンタ・マリア・ノヴェッラ教会、サンタ・クローチェ聖堂等があります。

フィレンツェのおすすめスポット

フィレンツェの玄関口、サンタ・マリア・ノヴェッラ駅を起点として、フィレンツェ歴史地区のおすすめスポットを一巡りしてみましょう。

サンタ・マリア・デル・フィオーレ大聖堂

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サンタ・マリア・ノヴェッラ駅から東南方向へ1km弱。徒歩でおよそ10分のところにフィレンツェの顔ともいえるサンタ・マリア・デル・フィオーレ大聖堂があります。

名前の意味は「花の聖母マリア」。イタリアゴシック建築と初期ルネサンス建築を代表する建造物で、フィレンツェのシンボルです。 ドゥオーモ(Duomo大聖堂)、サン・ジョヴァンニ洗礼堂、ジョットの鐘楼の三つの建造物から成っています。

ドゥオーモは大聖堂を意味するイタリア語。イタリアでは、街を代表する教会堂をこう呼びます。つまり、フィレンツェでドゥオーモといえばサンタ・マリア・デル・フィオーレ大聖堂のことなのです。

全長153m、最大幅90m、高さ107m、ドゥオーモにあるオレンジ色のクーポラ(ドーム)内径43mという巨大な聖堂です。クーポラは、石積み建築のドームとしては世界最大といわれています。

1296年に着工し、完成まで172年の歳月を要しました。完成までにこれほどの年月を要したため、ゴシック、初期ルネサンス、ネオゴシックの各様式が混在しています。

ドゥオモ共通券(15ユーロ)を利用すると、上記3建造物の他に、サンタレパラータの地下聖堂(大聖堂内部の地下)、ドゥオーモ付属美術館(大聖堂裏)を拝観することができます。

それでは、各建造物について見ていきましょう。

クーポラ

クーポラとはドームのこと。 ドゥオーモ(サンタ・マリア・デル・フィオーレ大聖堂)で一番目を引くのがこのクーポラです。このクーポラには階段(464段もありますが)で登ることができます。ただし、高さが約90mあるので、ビル1階を4mとすると20階建以上のビルに歩いて登るのと同じことになりますが…。

また、フィレンツェ有数の観光スポットなので、かなり(1時間以上)の行列を覚悟しなければなりません。

クーポラ内部のフレスコ画「最後の審判」は、多くの芸術家の手によって完成した傑作といわれ、その美しい色彩、描かれた人物の躍動感は一見の価値があります。

ジョットの鐘楼

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ドゥオーモの傍らにそびえ立つ鐘楼です。

ジョットとは中世を代表する画家の名前。「西洋絵画の父」とも呼ばれるジョットが晩年にデザインしたのがこの鐘楼です。

観光シーズンには、大人気のクーポラはもちろん、大聖堂の入館にも行列ができますが、それらに比べるとジョットの鐘楼のほうは比較的すいています。

414段の階段を厭わなければジョットの鐘楼も登ることができます。クーポラを登るほうに人気が集まっていますが、ジョットの鐘楼を登るとクーポラを間近に見ることができます。富士山に登るほうをとるか富士山の絶景スポットに登るほうをとるか、ですね。

洗礼堂

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ドゥオーモ正面入り口の真向いに建つ八角形の建物です。正しくはサン・ジョヴァンニ洗礼堂といい、サンタ・マリア・デル・フィオーレ大聖堂付属の洗礼堂です。かの詩人ダンテもここで洗礼を受けたのだとか。

非常に古い建物で、起原は4世紀から5世紀に遡ることができ、最古のロマネスク建築の一つといわれており、ルネサンス美術の幕開けのきっかけとなった建物です。

ブロンズの扉が三か所に設けられており、ドゥオーモに向き合った東面はロレンツォ・ギベルティの作で、現在はその複製が設置されています。このブロンズ扉は、ミケランジェロが『天国の扉』と名付けて絶賛を惜しまなかったといいます。

ヴェッキオ宮殿

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サンタ・マリア・デル・フィオーレ大聖堂の南約400m、徒歩でおよそ7-8分。シニョーリア広場に面してヴェッキオ宮殿があります。

ヴェッキオ(Vecchio)とはOldを意味するイタリア語。 14世紀初頭にフィレンツェ共和国の政庁舎として建てられたゴシック様式の建物で、高さ94mの鐘楼「アルノルフォの塔」がシンボルです。 現在も市庁舎として使用されています。

メディチ家もピッティ宮殿へ移るまでの一時期、ここを住居にしていました。内部には「500人大広間」、「フランチェスコ1世の仕事部屋」、「レオ10世の間」などがあります。

ゴツい外観に反して内装は絢爛豪華。とりわけ、かつて共和国の会議場として使われていたという 「500人大広間」の天井画が圧巻です。

現在この「500人大広間」で見られる壁画はジョルジョ・ヴァザーリ作の『マルチャーノ・デッラ・キアーナの戦い』ですが、近年の研究で、この裏側にダ・ヴィンチ作の『アンギアーリの戦い』が描かれていることが明らかになりました。

シニョリーア広場

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ヴェッキオ宮殿前のシニョリーア広場はルネッサンス時代の昔から現在に至るまでフィレンツェの行政の中心地です。 メディチ家が権勢をふるっていた頃に現在の形になったといわれています。

コジモ一世の銅像、ネプチューン像、ダビデ像などが往時の面影を残し、ネプチューンの噴水前にはサヴォナローラが火刑に処された場所を示す銘板が残っています。

世界史の復習を少々。サヴォナローラは、ドミニコ会の聖職者で、過激な説教でローマ教会の堕落を非難し、メディチ家の弱体化に伴い一時期フィレンツェの実権を握ったが、教皇批判の門で破門され、火刑に処せられた人物です。

広場周辺にはウフィツィ美術館、ヴェッキオ橋などがあって観光客も多く、地元の人たちの待合わせ場所としても利用されています。

ウフィツィ美術館

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シニョリーア広場のすぐ南側には『ルネッサンスの美の殿堂』と称えられるウフィツィ美術館があります。ヴェッキオ宮殿のすぐ隣です。

近代式の美術館としてはヨーロッパで最も古いといわれ、イタリアの美術館では収蔵品の質、量ともに最大です。

ウフィツィ(Uffizi)とはイタリア語(トスカーナ方言)で事務所の意味。英語のofficeの語源といわれています。 その名が示す通り、建物はもともとフィレンツェ共和国政府の政庁舎として建てられました。

建物完成の翌年、メディチ家当主フランチェスコ1世が、建物東側三階を膨大な美術コレクションの収蔵場所に定め、のちに希望者に公開したのがウフィツィ美術館の始まりです。

その後はメディチ家の当主が代わるごとに収蔵品は増えていきます。 時代を経てメディチ家の勢力が衰え、跡継ぎがなく最後の大公女となったアンナ・マリア・ルイーザの遺言にもとづいて、メディチ家が代々蓄えてきた美の遺産はトスカーナ大公国に委譲されたのでした。

美術館の入り口は、ヴェッキオ宮殿に隣接する側の1階中央部にあり、3階が絵画ギャラリーになっています。第2室から第15室までテーマごとに展示されており、中でも最大は第14室ボッティチェッリの部屋。かの有名な『ヴィーナスの誕生』や『春』が展示されています。続く第15室はレオナルド・ダ・ヴィンチの部屋。『受胎告知』や『東方三博士の礼拝』を見ることができます。

ヴェッキオ橋

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ウフィツィ美術館を出てすぐ南側にはアルノ川が流れており、変わった橋が目に入ってきます。ヴェッキオ橋です。イタリア語ではポンテ・ベッキオ。 ポンテ(Ponte)はBridge(橋)の意、ヴェッキオ(Vecchio)はOld。 その名の通りフィレンツェ最古の橋です。

あれ、どこかで聞いたことがあると思った方、そう、東京ディズニーシーのポンテ・ベッキオはこのフィレンツェのヴェッキオ橋がモデルです。

橋というより建物がそのまま橋になったような不思議な建造物で、橋の通路両側に宝石店、金銀細工店が立ち並んでいることで知られています。また、橋中央部にあるテラスからの眺めは素晴らしく、特に夕景がみごとです。

橋の東側二階には『ヴァザーリの回廊』と呼ばれている長さ約1kmの回廊があります。これはメディチ家が専用通路として作らせたもので、ヴェッキオ宮殿からピッティ宮殿まで地上に出ることなく続いています。なおヴァザーリの回廊は、現地ツアーに参加するか春の一般公開に訪れるかしかなく、見学の機会は限られています。

第二次世界大戦末期に連合軍がイタリアに上陸した際、ドイツ軍はその侵攻を妨げるためアルノ川に架かる橋をことごとく爆破しましたが、このヴェッキオ橋だけは爆破を免れました。幾度の大洪水にも耐えたこの橋が奇跡の橋と言われる所以です。

ピッティ宮殿

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ヴェッキオ橋を渡りってアルノ川対岸を少し行くと、フィレンツェの歴史的建造物の中では最大規模といわれるピッティ宮殿があります。

この宮殿は、メディチ家当主コジモ・デ・メディチのライバルであったフィレンツェの銀行家ルカ・ピッティが15世紀半ばに建設を始めた宮殿です。 ピッティは、自身の財政状況が悪くなっても宮殿建設には惜しげもなく金をつぎ込みます。しかしながら、宮殿の完成を見ることなく世を去り、宮殿の建設も中止されてしまいました。

ピッティの死からおよそ1世紀後の16世紀半ば、トスカーナ大公となっていたメディチ家がこれを買い取り、中断されていた建設も再開されました。完成後は歴代トスカーナ大公の居館となり、長らくトスカーナにおける宮廷であり続けました。

現在は、美術館2つと博物館5つで構成され、メディチ家が公務を執り行ったヴェッキオ宮殿とはヴァザーリの回廊で結ばれています。

約400年に渡ってメディチ家が中心となって収集してきた膨大な数にのぼる絵画や宝飾品のコレクションが収蔵されており、現在は宮殿、美術館、博物館が一般公開されています。

ピッティ美術館の収蔵品として有名なのはラファエロの『大公の聖母』、ルーベンスの『4人の哲学者』など。他には、近代美術館、銀器博物館、衣装博物館、陶磁器博物館、馬車博物館に膨大なコレクションが収められています。

宮殿の前には広大なボーボリ庭園が広がっており、庭園の高いところからはピッティ宮殿の全体やフィレンツェの街並みを眺めることができます。

ミケランジェロ広場

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ピッティ宮殿を出て東に約2km、徒歩でおよそ20分のところにミケランジェロ広場があります。

フィレンツェの美しい町並みが一望できる大人気の観光名所です。 土産物の屋台もあり、大勢の観光客で賑わっています。丘の上にあるため、たどり着くまで上り坂が続きます。

広場の中央にミケランジェロのダビデ像(複製)があり、遠くにはフィレンツェを象徴するドゥオーモのクーポラを中心にしてジョットの鐘楼、ヴェッキオ橋そしてオレンジ色の町並みが絵葉書のように広がります。

夏は夜遅くまで賑わっていて、地元の恋人たちのデートスポットにもなっています。フィレンツェはイタリアのなかでは比較的治安が良いといわれていますが、夜遅くなってから行くのは控えたほうがよいでしょう。

サンタ・クローチェ聖堂

ミケランジェロ広場を出てアルノ河畔に降り、グラツイェ橋を渡って少し行ったところにサンタ・クローチェ聖堂があります。

「サンタ・クローチェ」は「聖十字架」の意で、フランシスコ会の世界最大の教会です。

ミケランジェロ、ガリレオ、マキャヴェリ、ロッシーニといったイタリアの歴史に名を刻む著名人が埋葬されており、「イタリアの栄光の聖堂」とも呼ばれています。

16もの礼拝堂があり、その多くにジョットと弟子たちによるみごとな装飾が施されています。見逃せない作品の一つが、南側の壁に飾られているドナテッロ作のレリーフ『受胎告知』です。 もうひとつドナテッロ作で有名なのは、木製の十字架像。これは、バルディ家礼拝堂で見ることができます。

回廊にはフローレンス・ナイチンゲールの祈念碑が建っています。ナイチンゲールは、裕福な英国人両親の2年間におよぶ新婚旅行中にフィレンツェで生まれ、名前も町の名から付けられたのだそうです。

アカデミア美術館

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サンタ・クローチェ聖堂を出てサンタ・マリア・ノヴェッラ駅のほうに向かって約1.3km、徒歩16-7分でアカデミア美術館に着きます。この美術館はフィレンツェ美術学校付属の美術館ですが、ここを有名にしているのがミケランジェロの、というよりルネッサンス芸術最高傑作のひとつに数えられる『ダヴィデ像』です。

『ダヴィデ像』はもともとヴェッキオ宮殿前に置かれていましたが、天候や歳月による劣化損傷防止のため1873年にここに移設されました。

『ダヴィデ像』が置かれているホールへ向かう通路にはミケランジェロ作の奴隷像4体(未完)が並んでいます。他にも13-16世紀フィレンツェ派の絵画やメディチ家所蔵の古典楽器が収められています。

サン・ロレンツッォ教会

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アカデミア美術館から南西に約500mのところにサン・ロレンツッォ教会があります。

メディチ家代々の墓所として知られるこの教会は、4世紀末に献堂式が行われたフィレンツェで最も古い教会です。 現在の建物はメディチ家の資金援助により15世紀半ばに完成したものですが、ファザード(建物正面)はミケランジェロによる設計案が残されているものの、実際に作られることはなく、粗いレンガ積みの未完の状態で残されています。

メディチ家礼拝堂は『新聖具室』と『君主の礼拝堂』の総称ですが、ドームに覆われた『君主の礼拝堂』がサン・ロレンツォ教会のなかで最も大きな建物です。

サン・ロレンツォ教会の見どころは、粗いレンガ造りのファザードからは想像できない洗練された内部です。白とグレーの落ち着いた色調が金色の天井装飾を際立たせています。装飾のところどころには赤玉五つと青玉ひとつを配置したメディチ家の紋章を観ることができます。

祭壇の大理石には鮮やかな色彩の絵画が描かれているほか、初期ルネサンスを代表する画家のひとり、フィリッポ・リッピによる『受胎告知』も見逃すことはできません。

サンタ・マリア・ノヴェッラ教会

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サン・ロレンツッォ教会から西に約500m、徒歩およそ5-6分で出発点のサンタ・マリア・ノヴェッラ駅に戻りますが、その前にもう一か所立ち寄ることにしましょう。サンタ・マリア・ノヴェッラ教会です。

ドミニコ会の修道士によって14世紀後半に建てられたゴシック様式の聖堂で、カトリックではバシリカと呼ばれる、一般の教会堂より上位の教会堂としての権利を有する教会です。

内部の見どころとしては、ジョットの『十字架像』、ギルランダイオ作『聖母マリアの誕生』、ブルネレスキ作『十字架像』、マザッチョ作の『三位一体』等が有名です。

珍しいところでは、その昔、修道僧たちが栽培した薬草で薬剤を調合していたことから、世界最古の薬局といわれています。この薬局は800年以上経った現在でも続いているのです。

また、レオナルド・ダ・ビンチが3年間をここで暮らし、モナリザの製作を行ったことでも知られています。

サンタ・マリア・ノヴェッラ教会を出るとすぐ北側がサンタ・マリア・ノヴェッラ駅です。

フィレンツェのグルメ

フィレンツェの観光は徒歩が中心。歩き回ればお腹もすきます。

人気のお店をピックアップしてみましたので参考にしてみてください。なかには、ウェブサイトのないお店もあります。また、定休日がわからないお店もありました。お出かけになる前には口コミサイトなどで、最新情報をチェックすることをお勧めします。

トラットリア(大衆食堂)、リストランテ(高級レストラン)、オステリア(居酒屋)、ピッツェリア(ピザ屋)に分けて書きましたが、厳密な区別はないようです。

トラットリア(大衆食堂)

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Trattoria Armando(トラットリア アルマンド)
住所:Via Borgognissanti 140/R, Firenze
電話:055-217263
営業時間:12:15-15:00、19:15-22:30
定休日:日曜日
ウェブサイト:http://www.trattoria-armando.com/
備考:サンタ・マリア・ノヴェッラ駅から南西に徒歩約10分。

Tripperia Il Magazzino(イル・マガッツィーノ)
住所:Piazza della Passera 2/3 Firenze
電話:055-215969
営業時間:12:00-15:00、19:00-22:30、土日は夜のみ
定休日:不定休
ウェブサイト:https://www.facebook.com/Osteria-Tripperia-Il-magazzino-88415125746/
備考:ベッキオ橋を渡って右方向に徒歩約5分。

Trattoria Quattro Leoni(トラットリア クアットロ・レオーニ)
住所:Via Vellutini 1/R (Piazza della Passera), Firenze
電話:055-218562
営業時間:12:00-24:00
定休日:なし
ウェブサイト:http://www.4leoni.com/
備考:ベッキオ橋を渡ってピッティ宮殿に向かい、一本目の路地を右。広場の一角。

Trattoria Bordino(トラットリア ボルディーノ)
住所: Via Stracciatella, 9/r, 50125 Firenze
電話:055-213048
営業時間:12:00-14:30、19:00-22:30
定休日:日曜日
ウェブサイト:http://www.trattoriabordino.com/home.html
備考:ミケランジェロ広場近く。

Trattoria al Trebbio(トラットリア・アル・トレッビオ)
住所:Via delle Belle Donne 47-49/r, Firenze
電話:055-287089
定休日:無休
営業時間:12:00-14:30、19:30-23:00
ウェブサイト:http://www.casatrattoria.com/trattoria-al-trebbio/
備考:サンタ・マリタ・ノヴェッラ教会裏手、サンタ・マリア・ノヴェッラ駅から徒歩約2分

リストランテ(高級レストラン)

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Enoteca Pinchiorri(エノテカ ピンキオッリ)
住所:Via Ghibellina 87 50122 Firenze
電話:055-242757
営業時間:19:30-23:00 夜のみ
定休日:日曜日、月曜日、8月、クリスマスシーズン
ウェブサイト:http://www.enotecapinchiorri.it/
備考:サンタクローチェ教会から北に徒歩約2分。予算200€以上。

Ristorante Belcore(リストランテ ベルコーレ)
住所: Via dell’Albero, 28/30, 50123 Firenze
電話:055-211198
営業時間:19:00-23:00、ランチは10名以上の予約のみ
定休日:水曜日、冬季休業日あり
ウェブサイト:http://www.ristorantebelcore.it/ (日本語あり)
備考:サンタ・マリア・ノヴェッラ駅すぐ近く。

Ristorante Accademia(リストランテ アカデミア)
住所: Piazza San Marco, 7, 50121 Firenze
電話:055-217343
営業時間:12:00-14:30、19:00-22:30
定休日:不明
ウェブサイト:http://www.ristoranteaccademia.it/en/index.php
備考:アカデミア美術館北に徒歩約2分。

Aroma(アロマ)
住所:Via Ghibellina, 67/r, 50122 Firenze
電話:055-226 0038
営業時間:12:30-14:30、19:00-22:30
定休日:不明
ウェブサイト:http://www.aroma-ristorante.it/en/
備考:サンタ・クローチェ聖堂の北側徒歩約3分。

Sabatini(サバティーニ)
住所:Via Panzani, 9/a, 50123 Firenze
電話:055-282802
営業時間: 11:00-22:30
定休日:月曜日
ウェブサイト:http://www.ristorantesabatini.it/en/
備考:サンタ・マリア・ノヴェッラ駅から南に徒歩約5分。

オステリア(居酒屋)

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Osteria L’antico NOE’(オステリア アンティーコ・ノエ)
住所:Volta di San Piero 6r, 50122, Firenze
電話:055- 2340838
営業時間 :12:00-15:00、19:30-23:00
定休日:日曜日の夜
ウェブサイト:http://anticonoe.com/
備考:サンタ・マリア・デル・フィオーレ大聖堂から東方向に徒歩約5分。

Osteria De’ Benci(オステリア デ・ベンチ)
住所:via de’ Benci, 13/r Firenze
電話:055-2344923
営業時間:13:00-14:45、19:45-22:45
定休日:日曜日
ウェブサイト:http://www.osteriadeibenci.it/index_en.htm
備考:サンタ・クローチェ教会の南西へ徒歩約5分。

Osteria Di Giovanni(オステリア ディ・ジョバンニ)
住所: Via del Moro, 22, 50123 Firenze
電話:055-284897
営業時間:12:00-14:00、19:00-22:00
定休日:火曜日
ウェブサイト:http://www.osteriadigiovanni.com/
備考:サンタ・マリア・ノヴェッラ教会から南に徒歩約5分。

Osteria I’ Brincello(オステリア イ・ブリンチェッロ)
住所:Via Nazionale, 110r, 50100 Firenze
電話:055-282645
営業時間:12:00-15:00、19:00-23:00
定休日:無休
ウェブサイト:なし(参考サイト:http://www.italia20.jp/nikunohi/niku46.html)
備考:サンタ・マリア・ノヴェッラ駅から東に徒歩約7分。

Osteria del porcellino(オステリア デル・ポルチェッリーノ)
住所:Via Val di Lamona 7r, 50123 Firenze
電話:055-264148
営業時間:12:00-24:00
定休日:クリスマス
ウェブサイト:http://www.osteriadelporcellino.com/
備考:シニョーリア広場から東に徒歩約2分。

ピッツェリア(ピザ屋)

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Pizzeria del Caffe italiano(ピッツェリア デル・カッフェ・イタリアーノ)
住所:Via Isola delle Stinche 11/13r, Firenze
電話:055-289368
営業時間:19:30-24:30
定休日:月曜日
ウェブサイト:http://www.caffeitaliano.it/?lang=en
備考:シニョーリア広場から東に徒歩約5分。

Gusta Pizza(グスタ ピッツア)
住所:Via Maggio, 46r, 50125 Firenze
電話:055-285068
営業時間:11:30-15:30、19:00-23:30
定休日:月曜日
ウェブサイト:https://www.facebook.com/Gusta-Pizza-151318588242027/
備考:ピッティ宮殿裏手。

PizzaMan (Via dell’Agnolo) (ピッツァマン(アニョロ通り店))
住所:Via dell’Agnolo, 105/107R, Firenze
電話:055-2480020
営業時間:12:00–14:30、19:00-24:00
定休日:不明
ウェブサイト:http://www.pizzaman.it/pizzaman-via-dell-agnolo/
備考:シニョーリア広場から東に徒歩約10分。チェーン店。

Il Pizzaiuolo(イル・ピッツァイウォーロ)
住所:Via dei Macci, 113r, Firenze
電話:055-241171
営業時間:12:30-15:00、17:00-24:00
定休日:日曜日
ウェブサイト:http://www.ilpizzaiuolo.com/index.php
備考:サンタ・クローチェ聖堂の北東方向徒歩約7分。

Mangia Pizza Firenze(マンジア・ピッツア・フィレンツェ)
住所:Via Lambertesca 24/26 R, Firenze
電話:055-287595
営業時間:12:00-19:00
定休日:不明
ウェブサイト:http://www.mangiapizzafirenze.it/
備考:ヴェッキオ橋北側に徒歩約1分。

まとめ

サンタ・マリア・ノヴェッラ駅を起点としてフィレンツェの名所を一巡りしてみました。 スポット間の距離を合計すると10km弱。 ただし、それぞれのスポット内で歩く距離は想定していません。 どのくらいの時間をかけてどう回るかを考えるのも旅の楽しみの一つ。体力と相談してベストなルートを見つけ出しましょう。

散策の友にダン・ブラウンの『インフェルノ』の文庫をポケットに忍ばせるもよし、映画そのものをスマホに入れておくのもよし。フィレンツェの楽しみ方がまた一つ増えました。ちなみに『インフェルノ』はダンテ『神曲』の『地獄篇』のこと。この大作は、青空文庫で無償で入手できます。

地中海クルーズでは魅力的な観光地があり、長時間かけての移動をするオプショナルツアーへの参加は思い止まってしまうこともあるでしょう。しかし、ツアーで訪れることのできる観光地の中でも、フィレンツェは特に魅力的な観光地であり、可能であればぜひ訪れて頂きたい街でもあります。地中海クルーズに参加される際には、是非フィレンツェ観光も検討してみてください。

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