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話題の軍艦島観光を楽しめる軍艦島周遊クルーズ

長崎港から南西の海上に浮かぶ「軍艦島」。明治時代から昭和時代にかけ、海底炭鉱によって栄えた島で、1974年の閉山にともない人々は島を離れ無人島となりました。しかし、そんな忘れられてしまった島は、現在、多くの観光客でにぎわう人気スポットとなっています。島内には、炭鉱で働く労働者たちが住んでいた住居や娯楽室などが残り、30年以上海風にさらされたことで、ノスタルジックで、唯一無二の景観が創り出されました。その独特の佇まいは、人々を拒む要塞のようでありながら、廃墟マニアはもちろん、人々の心を惹きつける哀愁がただよっています。

本記事では魅力満載の「軍艦島」観光を楽しめる軍艦島周遊クルーズと観光情報についてご紹介していきます。

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廃墟マニアの聖地!軍艦島とは?

長崎港から約17.5km南西に位置している無人島「端島(はしま)」。この「端島」が、廃墟マニアの聖地として人気となっている「軍艦島」の正式名称です。島全体を囲う岸壁、高層鉄筋コンクリートが立ち並ぶ島の佇まいがまるで軍艦のように見えることからこう呼ばれるようになったそう。

現在の端島は、面積63ha、海岸線の全長1.2kmですが、もともとの大きさは現在の3分の1ほど。埋め立て工事を6回も繰り返し、今の大きさになりました。

軍艦島の歴史

軍艦島が栄華を極めたのは、明治~昭和にかけて。海底炭鉱「端島炭坑」の石炭採掘をするために島が整備されました。炭鉱で働く労働者たちが移り住み、もっとも人口の多い1960年ころには5,000人以上の人々が暮らしていたといいます。

当時は、島内には、300所帯の島一番のアパート65号棟のほか、島の最上部に端島神社、さらに、子どもたちが通う小学校、病院、郵便局、プール、パチンコ屋、映画館、スナックなど、生活に必要な施設から娯楽施設まで立ち並び、しっかりとしたひとつの町の機能をもっていました。

しかし、日本国内の炭鉱がそうであったように、エネルギーが石炭から石油へと変わる中で、徐々に衰退し、1974年に炭鉱は閉山。その後は、人々が島を離れ、残った建物は海風にさらされ、廃墟となり、独特の雰囲気をもつ無人の島となりました。

観光スポットとして脚光を浴びた軍艦島

そんな廃墟の島「軍艦島」が再び脚光を浴びるようになったのは、閉山から35年後の2009年。観光スポットとして、一般の観光客の上陸が可能となったのがきっかけです。さらに、2015年7月5日、世界文化遺産「明治日本の産業革命遺産 ~製鉄・製鋼、造船、石炭産業~」として正式登録され、ますます人気の観光スポットとなっています。

人気の撮影スポットは、島の西側。ここからの島の佇まいが軍艦「土佐」に見え、迫力ある写真が撮れます。ツアーの船はゆっくり旋回してくれるので、このシャッターチャンスを逃さないようにしましょう。

どうやって行く?軍艦島への行き方

軍艦島へのアクセスは、船舶のみ。個人で勝手に上陸することができません。長崎港や伊王島から出港する各船会社の軍艦島上陸ツアーに参加する必要があります。長崎港からの所要時間は約40分。船酔いの人には少し苦しいかもしれません。

また、天候や海の状態などの影響で軍艦島へ上陸できるのは、年間100日程といわれています。上陸が難しい時期は11月~3月。上陸できるシーズンは4月~10月。とはいえ、シーズン中も気象の変化で上陸できない場合もあるそうなので、スケジュールを立てる時には気をつけましょう。

軍艦島へ上陸!船会社別の上陸ツアー

やまさ海運

軍艦島への上陸が一般に解禁され、世界で初めて軍艦島に上陸した「やまさ海運」。軍艦島に上陸するツアー「軍艦島周遊クルーズ」と島の周囲をゆっくり一周する「軍艦島周遊クルーズ」があります。クルーズは予約制で、事前申し込みが必要です。

「軍艦島周遊クルーズ」の所要時間は150分。料金は、大人4,200円+長崎市施設使用料300円/中高生4,200円+長崎市施設使用料300円/小学生2,100円+長崎市施設使用料150円。ですが、中高生は、家族同伴の場合、乗船料が10%OFFになります。

運航は1日2便で、「長崎港ターミナルビル」を9:00と13:00の出港です。「長崎港ターミナルビル」へは、JR長崎駅から車で2分、徒歩10分。

<やまさ海運株式会社>
【住所】長崎市元船町17-3長崎港ターミナルビル1F 7番窓口
【受付時間】8:15~17:00
【問い合わせ】095-822-5002

軍艦島クルーズ株式会社

軍艦島クルーズ株式会社が運航している「軍艦島上陸クルーズ」は、軍艦島のほか、同じく炭鉱で栄えた高島にも上陸するクルーズ。この高島は、かつて佐賀藩との炭坑事業の共同開発・経営のためトーマス・グラバーも訪れた島なんだそう。

ツアー所要時間は約3時間10分。運航は1日2便で、「元船桟橋」を9:10と14:00の出港です。料金は、大人3,600円+長崎市施設使用料300円/小人1,800円+長崎市施設使用料150円。4歳未満の子どもの乗船はできないのでご注意を。

スケジュールは、高速船ブラックダイヤモンド号で高島まで高速移動(約40分)し、高島で「石炭資料館」、「岩崎弥太郎銅像」などを見学。その後、軍艦島へ移動し、上陸して見学します。予約は24時間インターネットで受付可能となっています。

<軍艦島クルーズ株式会社>
【住所】長崎市元船町11番22号
【受付時間】8:00~17:00
【問い合わせ】095-827-2470

株式会社シーマン商会

株式会社シーマン商会の「軍艦島上陸クルーズツアー」の一番の特徴は、NPO法人「軍艦島を世界遺産にする会」の理事長、坂本 道徳氏が専属ガイドとして案内してくれること。この坂本さんは軍艦島の元島民!軍艦島で暮らした貴重な経験をもとに、軍艦島の歴史や人々の生活について紹介してくれます。

運航は1日2便で、「常盤2号桟橋」10:30と13:50の出港です。料金は、大人3,900円+長崎市施設使用料300円/中高生3,100円+長崎市施設使用料300円/小人1,900円+長崎市施設使用料150円。ホームページで軍艦島ツアー「¥300 OFFクーポン」配布しているので、ぜひご利用を!

ネット受付は前日の正午までとなっていますが、ネット受付状況が満席でも予約できる場合があるそうなので、あきらめず、電話で問い合わせてみるのが良いでしょう。

ツアーのスケジュールは、「常盤2号桟橋」を出港し、造船の街“長崎”の象徴でもある「三菱重工長崎造船所」、「ヴィーナスウィング」の愛称をもつ美しいフォルムの「女神大橋」、神の島の岬のマリア像、伊王島、高島を船上から眺めながら、軍艦島へ到着!

軍艦島の玄関である「ドルフィン桟橋」に上陸すれば、もうそこは異空間。時が止まったような静けさの中でただただ潮風が吹いているだけ。軍艦島に住んでいたガイドさんの案内で、建物を45分間巡ります。

また、ツアーに参加すると、軍艦島ツアー乗船記念として、上陸証明書のほか、現在日本では採炭されていない本物の石炭もプレゼントしてくれるそう。

<株式会社シーマン商会>
【住所】長崎市旭町27-26
【受付時間】平日8:00~17:30/土日祝8:00~14:00
【問い合わせ】095-818-1105

軍艦島コンシェルジュ

軍艦島コンシェルジュの「軍艦島上陸+周遊プラン」。料金は大人3,000円、中高生2,300円、小学生1,000円。このプランには、乗船前に軍艦島について予習したい人のために「軍艦島デジタルミュージアム」の観覧をつけることもできます。

「軍艦島デジタルミュージアム」は、乗船場所となる「常盤桟橋」から徒歩3分ほどのところにあり、軍艦島の歴史などについて、わかりやすく紹介しているミュージアムです。

館内では、九州最大級という30メートルのフルスクリーンに映し出される軍艦島の映像や上陸前にゲーム感覚で軍艦島をバーチャル散歩する「軍艦島3D散歩」、軍艦島に人が住んでいたころの生活を再現したプロジェクションマッピングなど多彩な展示が楽しめます。

「軍艦島上陸+周遊プラン」の運航は1日2便で、午前の部:ミュージアム利用の受付9:00~、上陸+周遊プランのみの受付(常盤桟橋集合)9:40~と午後の部:ミュージアム利用の受付12:00~、上陸+周遊プランのみの受付(常盤桟橋集合)12:50~。また、伊王島からの出航10:55発・14:05発もできます。

<軍艦島デジタルミュージアム>
【住所】長崎市松が枝町5-6
【入館料】一般1,800円、中学生・高校生1,300円、小学生800円、幼児500円
【営業時間】9:00~18:00(最終入館17:30)

<株式会社ユニバーサルワーカーズ 軍艦島コンシェルジュ>
【住所】長崎市常盤町1-60常盤ターミナルビル102号
【問い合わせ】095-895-9300

軍艦島上陸ツアー アイランド号

「軍艦島上陸ツアー アイランド号」の最大の特徴は、軍艦島の対岸、「野母崎 Alega軍艦島前桟橋」から出航すること。そのため、業界最短の約10分で軍艦島に到着できます。これなら船に弱い人でも安心ですよね。

出航時間は10:00発と15:00発の1日2便。料金は、1名~4名1隻24,000円、5~7名1人5,250円、8~14名1人4,200円、15~20名1人3,150円。それぞれ別途上陸料300円がかかります。

<軍艦島上陸ツアー アイランド号>
【住所】長崎市高浜町高浜3960野々串港
【問い合わせ】馬場広徳 090-8225-8107

軍艦島を客室から眺められるホテルとは?

野母崎炭酸温泉 Alega 軍艦島

軍艦島を眺めることができる宿が、九州本土最西南端の岬、野母崎にある「野母崎炭酸温泉 Alega 軍艦島」。先ほどご紹介した、「軍艦島上陸ツアー アイランド号」の出航場所でもあります。

客室のテラスからは、目の前に広がる海の向こうに軍艦島を見ることができる、とってもレアなスポットです。全室オーシャンビューの19室。和室1、洋室(ツイン)、和室スイート、和洋室があります。朝・夕と時間によって移り変わる、海の風景とその先にある軍艦島のシルエットを独り占めできます。

「野母崎炭酸温泉 Alega 軍艦島」のもうひとつの魅力は、高濃度の二酸化炭素を含む天然温泉。美肌効果のあるメタケイ酸も豊富に含まれている美人の湯でもあります。軍艦島を夕日が赤く染めながら、五島灘に沈むゆく風景を見ながら入る温泉はまた格別。宿泊客は無料で入浴できるほか、立ち寄り入浴でも、大人410円/小人200円(4歳以上)ととっても良心的です!

また、軍艦島について知りたい人におすすめは、ホテルから車で1分の総合運動公園内にある「軍艦島資料館」。島が活気に満ちていた頃の人々の生活の様子が写真やパネルなどで紹介されています。

<野母崎炭酸温泉 Alega 軍艦島>
【住所】長崎県長崎市野母町692-1
【問い合わせ】095-893-1133

<軍艦島資料館>
【住所】長崎市野母町562-1
【開館時間】9:00~17:00
【入館料】15歳以上200円、小・中学生100円

軍艦島のお土産いろいろ

もちろん、軍艦島は無人島なので、お土産を売っている売店などありませんが、「軍艦島デジタルミュージアム」など市内のお店で“軍艦島グッズ”を購入できます。

その一部を紹介すると、ペンを逆さにすると“おみくじ”を引くことができる「軍艦島シャープペン(432円)」、長崎限定のキューピーストラップ「軍艦島キューピー( 540円)」、石炭をイメージした黒い飴の「長崎軍艦島ドロップス(292円)」、竹炭を使って石炭に見立てた「長崎軍艦島石炭ラスク12枚入 540円」のほか、軍艦島ジオラマ(1,404円)、軍艦島定規15㎝(756円)、軍艦島ネクタイ(2700円)といったマニアックなものもあります。

まとめ

いかがでしたか?軍艦島に上陸するには、各船会社が企画するツアーに参加する必要があります。会社によってそれぞれ特徴があるので、ぜひ、今回の情報を参考に選んでみてくださいね。

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