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クルーズ船とは?人気の船、コースをご紹介

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クルーズ、クルージング、クルーズ船。よく聞く言葉ですが、そもそもクルーズとはなんでしょう。意外にすらすらと説明できないものです。

海、空、白い大きな船、風になびく帆、デッキをゆったりと歩く人々・・・・・・そんな茫漠としたイメージが頭をよぎる程度ではないでしょうか?

「一般人には縁の無い高額なレジャー」というマイナスイメージもはびこっています。確かにその側面はありますが、クルーズ文化の根付いていない日本ならでは偏見ともいえます。

日本の総人口1億2696万人のうち、クルーズ人口は2012年から4年連続20万人台。総人口の0.2パーセントにも達しません。イメージアップはおろか、クルーズの利用度そのものが低い現状です。

クルーズを身近に感じるにはクルーズについてもっと知ることが早道。クルーズそしてクルーズ船とはなにかをご紹介しましょう。

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クルーズとは?クルーズ船とは?

クルーズとは娯楽や観光を目的とした船旅です。クルーズと一口に言っても、1時間程度の遊覧から3ヵ月を超える世界一周旅行までコースはまさに多種多様です。

クルーズ船とは娯楽や観光を楽しむための設備を備えた船のこと。小型ヨットから高層ビルと見紛うような超大型船まで、規模や設備の充実度は千差万別です。現在、世界中の海を300隻以上ものクルーズ船が航海しています。

クルーズ船は目的地への移動手段も兼ねますが、いわゆる交通機関と異なり乗船体験そのものを楽しむための船です。

こう聞くと「先週、水上バスで浅草から日の出桟橋まで行ったけど、あれも立派なクルーズなんだ。ピンとこなかった」と、感じる方が多いはず。そう、リッチに過ごす長旅だけがクルーズではないのです。

クルーズと聞くと思わず身構え、一気に「豪華客船で行く世界一周」へと思考が飛びがち。まずはこうした思い込みや誤解を払拭するとよさそうですね。

どんなクルーズ船やコースを選べばいいの?

クルーズとクルーズ船について、なんとなくイメージがつかめてきた!早速パソコンやスマホで自分に合いそうなクルーズ船やコースについて検索を始めたものの、検索結果は50万件以上。また元の茫漠とした状態に戻ってしまった方も少なくないはずです。そこで、どのように的を絞っていけばよいかご案内しましょう。

あなたは国内安心派?それとも海外開拓派?

最初のステップとして、日本船と外国船のどちらかに絞ります。クルーズでも陸上の旅行でも人が旅に出たくなる理由は主に二つあります。

いつもの暮らしを離れ楽しく過ごしたい。知らない場所を訪れ美しいものや珍しいものを見て心の糧にしたい。この望みを慣れ親しんだ日本文化の中でかなえるのか、未知の外国文化の中でかなえるのか、どちらがご自分に合うでしょう?

日本船

日本のクルーズ船では、そのまま船上で日本社会が繰り広げられると思って差し支えありません。言葉の心配はなく、食事やサービスは日本の旅館やホテルさながら。大浴場で湯船につかれるのもお風呂文化で生きてきた日本人にはうれしいかぎり。

一泊から三泊のショートクルーズもあるので長い休みの取れない方にも便利です。有名なお祭りや花火大会など四季折々のイベントを取り入れたコースは日本人の心に安らぎを与えます。

外航クルーズでは日本船に滞在している安心感を得ながら海外旅行を楽しめます。多くの日本人にとってもっとも安心してくつろげるのは日本のクルーズ船でしょう。

外国船

日本情緒も大好きだけど、環境をがらりと変えないと旅行気分にならないという方は外国のクルーズ船をお選びください。船内はさまざまな国の人々が集まった国際社会で公用語は英語となります。

日本人乗船率も下がり、まさに異国情緒たっぷり。多文化社会にいると水を得た魚のようになるという方にはぴったりでしょう。

食事の種類やボリュームは目を瞠るばかりで、日本食の味や盛り付けは純日本風というよりはアジアのいろいろな地域の好みが反映されているようです。

海外発着コースの場合、自分で旅行を手配すると費用を低く抑えられますが、多くの場合英語を使います。日本出発から帰国まで添乗員が同行するパッケージ旅行もあるので選択肢に含めてもよいでしょう。

異国情緒が好きとはいえ言葉が若干心配な場合は、日本発着コースや日本で乗船または下船する片道コースがベスト。日本人スタッフが乗船し日本語の案内も用意され、移動費も低く抑えられるので一石二鳥です。

優雅に過ごす旅?賑やかに楽しむ旅?どちらも捨てがたい?

日本船も外国船も、運航会社は一定のコンセプトにもとづきサービスを提供しています。

歴史や伝統を感じさせる船からテーマパークのような船まで多様化が進んでいますが、高いほうからラグジュアリー船、プレミアム船、カジュアル船と大きく3つのランクに区分されています。

ランクから旅の目的やイメージに合うクルーズ船を絞り込むと効率がよいでしょう。

ラグジュアリー船

最高ランクのラグジュアリー船では、極上のサービスと高級料理によるVIP待遇が約束されています。クルー1人当たりの乗客人数がほぼ1名なのでサービスもパーソナル。

船の規模は小型船(3万トン以下、乗客数1千人以下)から中型船(3~8万トン、乗客数1千人~2千人)が多く、一泊四万円以上と価格も最高レベルです。

代表的なラグジュアリー船はキュナード・ラインのクイーン・エリザベス号。日本人が思い描くクルーズ船にもっとも近いのがこのランクといえるでしょう。優雅で落ち着いた旅がしたいカップルに最適です。

カジュアル船

カジュアル船ではその名のとおりワイワイとカジュアルに船旅を楽しめます。クルー1人当たりの乗客人数はほぼ3名で、気さくなサービスと距離感に心地よさを覚えます。

中型船から大型・超大型船(8万トン以上、乗客人数2千人以上)が多く、1泊1万円から2万円台とかなりお手頃な価格。カジュアル船の代表格はロイヤル・カリビアン・インターナショナルのマリナー・オブ・ザ・シーズです。

施設のバラエティが豊富で娯楽性が高いので、お子様連れの大家族からバックパック旅行気分を味わいたい一人参加まで旅を満喫できるでしょう。

最近、カジュアル船の一区画でラグジュアリーランクに相当する施設やサービスを提供する傾向が見られます。

プレミアム船

ラグジュアリー船とカジュアル船の要素を持ち合わせているのがプレミアム船です。クルー1人当たりの乗客人数はほぼ2名で、緩やかながらもマナーを重んずる雰囲気と洗練されたサービスで幅広い層から人気を集めています。

中型船から大型船の規模で、1泊2万円から3万円台の価格が多いようです。郵船クルーズ株式会社の飛鳥Ⅱは、最高級の食や娯楽に加えお子様連れファミリーへの配慮も厚くメリハリのあるおもてなしを提供しています。

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人気の高いクルーズ船とコースをご紹介

ご自分に合ったクルーズ船やコースがかなり明確になってきたでしょうか?コースは星の数ほどありますが、人気の高いお勧めのコースをいくつかご紹介しましょう。

飛鳥Ⅱで行く横浜花火・竿燈・ねぶた祭クルーズ 8日間

2016年、飛鳥クルーズは25周年を迎えます。日本の誇る豪華客船飛鳥Ⅱは、常に世界トップクラスという高い評価を受けてきました。主に日本人を対象としたクルーズは乗客から絶大な信頼を得ています。

「横浜花火・竿燈・ねぶた祭クルーズ 8日間 (2016年 8/2~8/9)」は、飛鳥Ⅱの真骨頂ともいえる日本情緒たっぷりのコースです。20万人以上の見物客が集まる横浜の風物詩、神奈川新聞花火大会を船上で優雅に鑑賞するところからクルーズが始まります。

秋田の竿燈まつりでは竿燈を額や腰に乗せる熟練技を眺め、青森のねぶた祭りでは「ハネト」としてエネルギッシュに踊る機会もあります(オプショナルツアー)。どちらのお祭りも特別観覧席が用意されるので、ゆっくりと鑑賞できます。

熱気あふれるお祭りの後は船に戻っておいしいお酒や夜食に舌鼓を打ち快適な客室で眠るだけ。混雑とは無縁で、祭りの楽しさだけを味わえます。

しばらくするとまた無性に乗りたくなる。クルーの方々が優秀だから? いえいえそれにもまして飛鳥が素晴らしいと言われる所以はお客様が素晴らしいから・・・・・・。飛鳥Ⅱには乗客とクルーが互いを敬う一体感があります。

忘れがたい人生の一コマとしていつまでも記憶に残る船旅になるでしょう。

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マリナー・オブ・ザ・シーズで行くマレーシア・プーケットショートクルーズ4泊5日

ロイヤル・カリビアン・インターナショナルのクルーズを一言で表すと「前代未聞のダイナミズム」。世界最大級(13万トン級)の超大型船マリナー・オブ・ザ・シーズはバラエティに富んだ娯楽施設を備え「洋上の遊園地」と呼ばれています。

プール、ジャグジー、スパはもちろん、ショッピングアーケード、シアター、ロッククライミングにスケートリンクまで揃い船上に一つの町が現れたかのよう。

「マリナー・オブ・ザ・シーズで行くマレーシア・プーケット ショートクルーズ4泊5日」はシンガポール発着のコースで、一泊約9,000円(1ドル104円で換算、内側客室、クルーズのみの代金)とカジュアル船ならではのお得な料金となっています。

2016年10月から2017年3月まで月に2、3回出発日があるので計画も立てやすいと評判です。プーケットとマレーシアでエキゾチックな文化に触れつつ船上ではアクティブに遊ぶという、変化に富んだクルーズを楽しめます。

2010年、ロイヤル・カリビアン・インターナショナルは多くの外国船に先駆けて日本周航クルーズを開始しました。ゴールデンウィークのクルーズは恒例となっており、2017年のプログラムにもすでに注目が集まっています。

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ご自分に合うクルーズ船とコースはきっと見つかります!

クルーズの経験があるならいざ知らず、ご自分に合うクルーズ船やコースを選ぶのは思うより難しいものです。規模やランクは目安になるものの、実際の雰囲気は乗船してみないと分からないかもしれません。

ただ、日本船でも外国船でも、そこかしこに趣向がこらされプロフェッショナルなサービスが徹底されていることは確かです。予算と目的に合わせて柔軟に選択し、実際の乗船体験をもとに再度吟味する。これを繰り返してクルーズを選ぶ目を養うしかないのかもしれません。

このご案内が、ご自分にとってベストなクルーズ船やコースを選ぶ一助となったのであれば幸いです。

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