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「カンパニー・デュ・ポナン ル ソレアル号」

カンパニー・デュ・ポナンの「ル ソレアル号」の基礎知識と魅力、楽しみ方

「カンパニー・デュ・ポナン ル ソレアル号」

あなたはカンパニー・デュ・ポナンの「ル ソレアル」号をご存知でしょうか?豪華客船としては、一般的に日本での知名度はそれほどないですが、クルーズファンの間では、「グルメ船」として有名です。

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「ル・ソレアル号」とは?

「ル ソレアル」号は、フランスで唯一のクルーズ会社である「カンパニー・デュ・ポナン」の所有する船であり、カンパニー・デュ・ポナン社は、世界第3位のコンテナ船会社CMACGM傘下の会社でもあります。

「ル ソレアル」との意味は、フランス語で「太陽」をあらわず「ソレイユ」と、ヘブライ語の「道を切り開く」(ソラル)からの造語です。カンパニー・デュ・ポナン ル ソレアル号は2013年に就航。10,700トン、船客定員が264名、クルー140名という、最近大型化が著しい豪華客船に逆行した形のスモールシップです。フランス・コートダジュールのニースをマザーポートとしており、すべてにおいてフレンチテイスト溢れる船なのです。

「カンパニー・デュ・ポナン ル ソレアル号」は、10,700トンと小型の船ですが、このような小型船の良いところは、大型船では行けないようなところに寄港できるということです。

カンパニー・デュ・ポナン ル ソレアル号は日本に寄港しているの?

フランスのカンパニー・デュ・ポナン社はル ソレアル号を含め、現在のところ、7種類の船を所有しています。同じ会社の「ロストラル号」なども日本にも頻繁に来ており、小型船の小回りがきく特徴を生かして、瀬戸内の小さな港などにも寄港しているのですが、ソレアル号も同様に2013年の小樽-大阪-香港の日本初寄港以来、ほぼ毎年日本にやってきているようです。

2016年にも、舞鶴、境港、釜山、長崎、鹿児島、宇和島、広島、宇野、大阪を巡るクルーズを敢行しました。大型船が巡る港とは一味違う小さな港にも寄港するのが魅力ですね。

「ル ソレアル号」の他の航路は?

ル ソレアル号は他に世界のどのような場所でクルーズをしているのでしょうか?まずは北欧。ル ソレアル号は、コペンハーゲン(デンマーク)、ベルゲン(ノルウェー)、レイキャビク(アイスランド)といった、北欧の港にはよく寄港します。

また、航路としては、ポースマス-ストックホルム(スウェーデン)、コペンハーゲン(デンマーク)-ベルゲン(ノルウェー)、レイキャビク-レイキャビク(アイスランド)、カンゲルルススアーク(グリーンランド)-カンゲルルススアーク(グリーンランド)などが中心で、アメリカや南米、にまで足を伸ばし、時には南極にも航路を進めています。また近年は日本をはじめ、アジア諸国の港にも姿をあらわすようになりました。

グルメ船「カンパニー・デュ・ポナン ル ソレアル号」での食事は?

カンパニー・デュ・ポナン「ル ソレアル号」は、フランスの船らしくクルーズファンの間では、「グルメ船」として、有名です。といっても、いささか肩の凝るコース料理ばかりではなく、ブッフェ形式もあります。しかし、同じブッフェ形式の食事でも、他の大型船のようにただ大量に盛るのとはちょっと違い、その繊細なディスプレーに美的感覚を感じます。

ヨーロッパへのクルーズやバカンスシーズンなら、ランチにはフランスらしく、生牡蠣に冷えたロゼワインが出されるのが特徴です。これぞフランス船の醍醐味!と言えるでしょう。また、地中海エリアでよく食べられる、パエリア、ブイヤベースなども頻繁にテーブルに上ります。

また、ディナーには、日本の銀座で食べたならン万円もしそうなフレンチのフルコースが毎晩楽しめるという贅沢さです。それもいちいちソムリエに選んでもらうことなく、その料理に合ったワインもついてくるのは言うまでもありません。

もちろん昼と夜のワイン代金もクルーズ代金に含まれています。こうしたフレンチのディナーの席でも、フォーマルなドレスコードは必要ありません。「ル ソレアル号」では、スマートカジュアルでOKなので、男性もノータイにカジュアルジャケット、女性もカジュアルなワンピースなどで十分です。

さらに、どんなにお腹が一杯でもデザートもしっかり食べることがおススメ。こっくりと甘いデザートは、ほろ苦いエスプレッソに合います。デザートもただ大盛りにしているだけでなく、美意識が高いフランスらしく、ビジュアルを意識していて、目をも楽しませてくれます。

と、言ってもクルーズ中毎晩、フルコースディナーはちょっと・・・と言われる方もおられるでしょう。そんな方のためにブッフェ形式で食べることのできるレストランもちゃんと用意されています。朝と昼はオープンデッキでブッフェスタイルとなります。

「ル ソレアル号」の客室は?

では、「ル ソレアル号」の客室はどんな感じなのでしょうか?1万トンクラスの小型船なので、近年の大型化した客船のようにメゾネットや巨大なスイートルームはありません。ル ソレアル号にはオーナーズ、プレステージ、デラックスの3種類があり、すべてスィートルームです。

オーナーズスイート

デッキ6にあるオーナーズスイートは、54㎡とたっぷりした広さがあります。パリのエスプリをも感じるような、落ち着いた色調の中にもポイント的にカラフルな調度品がしつらえてあり、照明もダウンライトや間接照明など工夫されていてオシャレですね。また、外国船には珍しく、バスルームにはバスタブもあります。

また、ベッドルームもシックで船室だとはとても思えません。ホテルのクラブルームの1室のようにゴージャスです。

海側ベランダ付きデラックス&プレステージ

こちらは「海側ベランダ付き」のお部屋で、22.5㎡の広さがあります。まるでパリのアパルトマンのような色調の部屋です。シャワーのみとなりますが、デッキ5と6の一部のプレステージのカテゴリの部屋にはバスタブがあります。

海側窓付きスーペリア

こちらは、「海側窓付きスーペリア」のお部屋で、21㎡の広さがあります。シルバーグレーなど、スモーキーな色調をベースとしたインテリアがファッショナブルです。シャワーのみのお部屋ですがアメニティーはロクシタンとなっています。

実はこのル ソレアル号には大型豪華客船なら必ずある「内側」の客室がありません。スモールシップなので全室が海側、スイートルームなのです。

「ル ソレアル号」その他の設備は?

エントランス

エントランスからして、フランスのエスプリを感じさせるよう。大型客船のようにこちらが気恥ずかしくなるような豪華なアトリウムはありませんが、まるでおしゃれな一流ホテルのエントランスのように、芸術的なオブジェに心を奪われます。ちょっとしたインテリアにもこだわりを感じせます。

シアター

大型客船にも定番の施設であるシアターも「ル ソレアル号」となるとひと味違います。真っ赤な椅子にランダムに配置された天井の照明。やはりアメリカ系とは違うセンスを感じます。パーフォーマンスメニューもフランス船らしくシャンソンやフレンチカンカンが演じられます。

ラウンジ&オブザベーションラウンジ

ラウンジもしっとりとした間接照明で大人の世界です。ここでは走り回る子供などは無縁の世界かも知れません。しっとりと大人のクルーズを楽しみたい人にこそ味わってほしい空間です。

こちらはオブザベーションラウンジです。ガラス張りになったラウンジに、デザインにこだわりを感じるソファや椅子が配されています。調度品ひとつとってもおざなりにしないスピリットに感服するばかりです。

スパ

カリタとソティスの製品を使用した、美の大国フランス仕込みのエステが「ル ソレアル号」の中で受けられます。これは日本でもなかなかないことなので、この機会に受けてみてはいかがでしょうか?

プール

プールももちろんありますが、大型客船のように大きなプールではありません。ましてや、ウォータースライダーなどは無縁の世界。ただ、プールサイドで読書や冷えたシャンパンなどの飲み物を楽しむためにあるのかも知れません。

香港に寄港した「ル ソレアル号」。船自体が浮かび上がるようなライトアップがオシャレ。スモールシップならではの演出です。香港の摩天楼をバックにとても絵になる船ですね。

おわりに

いかがでしょうか?毎年日本にも寄港し、小型船ならではの小さな港を回るグルメ船「ル ソレアル号」をご紹介しました。全室スイートルームで内側客室がなし、毎晩フレンチフルコース、ワイン代も込、となると、グルメな方なら心惹かれてしまうかもしれませんね。

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