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マルセイユ 風景

地中海クルーズの魅力的な寄港地「マルセイユ」の魅力と楽しみ方

マルセイユ トップ

地中海クルーズにおいて大変人気のある寄港地、マルセイユ。MSCクルーズやコスタ・プリンセスなどの大手クルーズ会社が多く就航しており、世界中から観光客が訪れる賑わった港街です。

カップルやファミリー、ハネムーン先としても人気が高く、日本人コーディネーターが乗船しているコースも多くありますので初めての海外旅行やクルーズという方にもお勧めです。

この記事では地中海の暖かな自然に恵まれたマルセイユのおすすめスポットや楽しみ方、マルセイユの歴史などをご紹介いたします。

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マルセイユとは

マルセイユ 海

フランス第2の都市であり、工業や商業の中心地として発達しているマルセイユ。しかしフランスの首都パリと比較すると、実際に旅行に出かける際の情報が少ないかもしれません。

こちらの項目ではマルセイユの気候や治安などの基礎的な情報や長い歴史を持つマルセイユの成り立ち、人々を引き付けるマルセイユの魅力をご紹介いたします。

マルセイユの基礎情報

マルセイユはフランスにおいて最大の港湾都市であり、地中海のリオン湾に面しています。南フランスにおける貿易、商業、工業の中心として発達しており、マルセイユの人口は約82万人で、パリに次ぎ第2位です。都市圏に限っても第三位の人口を擁します。

人口に関して特徴的な点は、マルセイユの総人口に対しておよそ12%にあたる人々が移民であるということです。

マルセイユは大勢の人が集まって来る港町ですのでスリや置き引きなどに充分注意し、一人での行動や日が暮れてからの移動は避けることをお勧めします。

マルセイユの気候は市に面している地中海に影響されており、地中海性気候といいます。特徴として夏は乾燥して気温の割には過ごしやすく、冬は湿潤で温暖な気候です。

太陽が出ていることの多い土地ですが、年間を通してプロヴァンス地方特有の強風であるミストラルが吹いています。

そのため冬にミストラルが吹くと外気がかなり冷たく感じられますが、冬の湿潤な空気を吹き飛ばしてくれるため澄み切った綺麗な太陽を楽しむことができます。

マルセイユの歴史

マルセイユの歴史は大変古く、紀元前600年ごろに古代ギリシアの民族であるポカイア人が植民市として築いたマッセリアが起源といわれています。

1481年フランス国に併合され、18世紀ごろになると交易都市として発展してきました。フランス革命の際に一時衰退するものの商工都市として市街地が発展し19世紀後半港湾設備が開発されました。

第2次世界大戦時ドイツに占領されてしまいますが、戦後の復興によって高層ビル群が増え現代都市として生まれ変わりました。

マルセイユの持つ魅力

マルセイユは大変魅力的な街ですが、まずお勧めしたいのは海と山によってはぐくまれた美しい大自然です。石灰岩の崖が続く海岸沿いを船で巡ったり、コバルトブルーに輝く海に実際に潜ってみると今まで体験したことのないような美しい世界が広がります。

太陽が降り注ぐ温暖な海で楽しむカヤック体験やシュノーケリング、パラセーリングなどのマリンスポーツも人気があります。

海で思いっきり体を動かした後には、マルセイユ発祥の料理ブイヤベースはいかがでしょうか。

もともと海で冷えた体を温めるために考案された魚のスープですが、現在は地中海でとれた新鮮な海の幸をふんだんに使ったフランスを代表する高級料理となっています。

紀元前600年から続くマルセイユの歴史を伝える旧港やイフ城塞、宮殿、寺院などもマルセイユを楽しむうえで欠かせないスポットです。

第二次大戦後に劇的な成長を遂げた現代のマルセイユとの融合を、ぜひ体験していただきたいと思います。

マルセイユのおすすめ観光スポット

手付かずの大自然、歴史的建造物、恵まれた海でのリゾートなどたくさんの魅力あるマルセイユの観光スポットの中でも、特にお勧めしたい6つのスポットをピックアップいたしました。

こちらでご紹介する以外にも大変魅力ある街ですので、ぜひいろいろな場所に足をはこびお気に入りスポットを見つけていただければと思います。

ノートルダム大聖堂

マルセイユ ノートルダム大聖堂

街を見下ろす小高い丘に建てられたノートルダム・ド・ラ・ガルド・バジリカ大聖堂。マルセイユを代表するこの大聖堂は19世紀に建築されたロマネスク様式・ビザンチン様式が混在する建物です。

塔の上の聖母マリアがキリストを抱きながら、地中海の方を見守っています。観光客のみならず地元のひとびとにも愛されているこの大聖堂。毎年150万人もの人々が訪れ、聖母マリアへ感謝や祈りを捧げています。

聖堂の内部は金色に輝き航海の無事を願って奉納された船の模型や、海難事故にあってしまった船乗りたちが無事戻ることができた感謝の額などがたくさん掲げられています。

無料で入場することができますが、ろうそくを購入して捧げることが可能ですのでこれからの旅の無事などをお祈りしてみてはいかがでしょうか。

大聖堂のテラスからは360℃パノラマの素晴らしい景色を眺めることができます。マルセイユ市街やイフ島まで見ることができますので、よく晴れた冬の日が特に空気が澄んでいてお勧めです。

寄港地ツアーに参加せず個人で訪れる場合、タクシーのほか旧港から出ているバスやトイトレインという小さなトロッコを使う方法があります。長い階段が続きますので注意してください。

マルセイユ石鹸

マルセイユ石鹸

ルイ14世が定めた地中海生まれの100%天然素材を使用した手作り石鹸は、旧フランス王国の御用達で日本でも大変人気の高い商品です。

プロヴァンス地方でとれた天然オリーブ油とパーム油、地中海の海水とマルセイユの塩を使い、厳しい製造基準をクリアしたもののみ【サボン・ド・マルセイユ】と名乗ることが許され72%という刻印がなされます。

マルセイユ石鹸は多くの場所でお土産として売られていますが、純粋なサボン・ド・マルセイユを取り扱っているのは市内でもわずかしかありません。

その中でお勧めしたいのはサヴォヌリー・マルセイユ・ド・ラ・リコールヌという旧港近くにあるマルセイユ石鹸の専門店です。

店内には所狭しとカラフルなマルセイユ石鹸が並べられ、中にはネコ型などのかわいらしい石鹸もあります。工房を見学することもできますので、旧港での散策もかねてお土産を探しにぜひ訪れてみてはいかがでしょうか。

旧港

マルセイユ 旧港

ずらりと整列した小型ボートやヨットがとても印象的な旧港。紀元前600年から続くマルセイユの歴史はこの港から始まったといっても過言ではありません。

マルセイユが造られた当時から発展し続けてきたこの港は、現在も市民の生活の中心としてまた観光客の多く訪れるスポットとして愛されています。

早朝の漁から戻ってきた船がそのまま停泊して開かれる魚市では新鮮な魚介類が並び、現在では高級料理となっているマルセイユ発祥のブイヤベースのレストランが軒を連ねています。

魚市は朝9時ごろには終了してしまいますので、朝早い時間に訪れることをお勧めします。マリンスポーツやイフ島への船、ノートルダム大聖堂へ行くバスなども旧港から出ていますので、観光の拠点にしてはいかがでしょうか。

なお、旧港は人がたいへん多く集まる場所ですのでスリやひったくりなどにより一層の注意が必要となります。手荷物や貴重品の管理には十分ご配慮ください。

旧港の観覧車

マルセイユ 観覧車

旧港における新たな観光スポットとして人気を集めているのが、大観覧車です。高さ約42メートルの大観覧車からはマルセイユの景色が一望できます。

値段は大人一人7ユーロで4周します。ゴンドラを覆う窓ガラスがなくかなりのスピードで回転していることと、空中で数分止まる時間があるので観覧車であるにもかかわらずスリルを味わうこともできます。

窓がない分きれいに写真が取れますので、よく晴れた日に体験してみてください。遠くまで広がる美しい地中海を存分に楽しめることと思います。

カランク

マルセイユ カランク

手つかずの大自然が評価され、2012年国立公園に指定されたカランク。カランクとは海岸線のことでおよそ20キロにわたり石灰岩の崖が続きます。

船でカランク巡りをしてみたり、ハイキング、バードウォッチング、シュノーケリング、シーカヤック体験、ただ静かに海岸線を眺めているだけでも大自然の美しさと壮大さを堪能できます。

カランクを巡る船は旧港から出ていますので、チケットを購入すれば予約不要で乗船することができます。ただし人気のあるシュノーケリングセットなどは早々に売り切れてしまうので、早めの購入をお勧めします。

なおカランクを巡る際に注意が必要な点があります。夏場の風が強い日では山火事が発生する危険性があるため、ハイキングコースの閉鎖やボートの出航ができない場合があります。観光案内所などで事前に確認を行うようにしてください。

イフ島

マルセイユ イフ島

アレクサンドル・デュマ・ペールの小説【モンテ・クリスト伯】に登場する牢獄、シャトー・ディフのモデルとなったのがマルセイユから少し離れた場所にあるイフ島(イフ城塞)です。

元々は海賊やスペインの侵略からマルセイユを守るために建築され、後に地形を生かした牢獄として政治犯や死刑囚を収監するようになりました。

1890年になると牢獄としての役目を終えたイフ城塞は一般公開されることとなり、1926年に歴史的建造物に指定されました。現在は旧港よりイフ島行きの船が出ており観光客が多く訪れる人気スポットとなっています。

イフ城塞は切り立った崖の上に建てられた28メートルの正方形をしており、牢獄の中は見学することができます。島から眺めるマルセイユの街もまた情緒あふれるものですので、20分間のプチクルーズとあわせてどうぞお楽しみください。

なお、冬季や強風が吹いている場合にはイフ島への上陸が困難となるため出航しない可能性があります。事前に確認をするようご注意ください。

まとめ

いかがでしたでしょうか。クルーズが盛んにおこなわれる5月から11月初旬にかけては、地中海に降り注ぐ太陽と温暖な海を存分に堪能できるベストシーズンです。

マルセイユならではの大自然を、見るだけではなくぜひ触れて体感していただきたいと思います。水着とサンダルに着替えて心も体も開放し、楽しんでみてはいかがでしょうか。

こちらの記事が少しでも皆様のお役に立てましたら幸いです。どうぞ良い旅を!

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