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MSCシンフォニア

地中海ならMSC!「MSCシンフォニア」ってどんな船?

地中海を拠点に客船を航行するMSCというクルーズ会社があります。その中でも「MSCシンフォニア」は50,000トン級の小回りの効くサイズで、地中海の島々を回る船としては最適です。
ここでは、「MSCシンフォニア」の概要とこの船のエーゲ海やアドリア海の寄港地についてご紹介致します。

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MSCクルーズとは?

cinque terre

MSCクルーズは地中海生まれのクルーズ会社。経営的な本社はスイスのジュネーブに、運航的な本社はイタリアのナポリにあります。もともとは1920年、イタリアのラウロ家によってナポリで創業した「ラウッタ・ナポリ」という船会社が前身。1990年代までは3万トンクラスの船で航行をしていましたが、世界的な競争に勝つために新しくCEOを迎え、大きな船も建造して成長を続けました。

2008年にラグジュアリー路線のヨットクラブ客室が設置されたMSCファンタジア、2009年にMSCスプレンディダが就航しました。2016年には初の日本寄港。そして2017年MSCメラビリアが完成。処女航海からあの「シルク・ド・ソレイユ」が船内で上演されました。
2018年からは上海を母港とするMSCスプレンディダがアジアクルーズを展開予定。日本にも寄港予定です。

「MSCシンフォニア」の概要は?

ドブロブニク

「MSCシンフォニア」は2002年就航、総トン数58,625トン、乗客定員2,199名です。白い船体に船尾のネイビーブルーの煙突にトレードマークの太陽のようなモチーフのマークが目印です。
ユニークなのがフロア名がブラームス、チャイコフスキー、バッハなど音楽家の名前になっていることです。デッキ5、デッキ6などというありきたりのフロア名ではなく、シンフォニー(交響楽)を思わせる船名にふさわしい、ユーモアあふれるフロア名ではありませんか。

航行は主に地中海、アドリア海で、6月~9月の間はほぼ毎週ギリシャやイタリアに向かって航行しています。また、部屋数がそれほどないにもかかわらず、1日料金が一番リーズナブルな内側客室で8,000ドル~と低く押さえられていることにも注目です。

「MSCシンフォニア」の客室は?

「MSCシンフォニア」には、大きく分けてスイート、バルコニー付き、オーシャンビュー、海側、内側の客室があります。

さらにこれらの客室は追加料金でファンタスティカとウエルネスの特典を受けることができます。ファンタスティカは快適性を追求した、地中海スタイルのキャビンで、上層階に位置するワうんランク上のキャビンです。また、ウエルネスは、MSCドクターによる一対一の健康診断や、テクノジムという健康法を習得したパーソナル・マスター・トレーナーによる体内環境の分析、マイチョイス・ダイニングの利用によるヘルシーなダイニング、Technogymのアプリ利用によるフィットネス/プログラムやアクティビティーへの参加、フィットネスウエアのクリーニング代なども含まれています。

「MSCシンフォニア」のダイニングは?

いわゆる中型船の「MSCシンフォニア」ですが、ダイニングにはどんなレストランが入っているのでしょうか?

レストランは3つしかありませんが、どれも素敵な内装。ビュッフェレストランのラ・テラッツァ、イタリアンのイル・ガレオーネ、イル・コーボ。イタリア料理のフルコースが食べられる他、ピザやパスタは船内で粉から手作りしています。

また、バー&ラウンジは6ヶ所あり、オープンエアのカプリ・バーやカフェテリア・デル・マーレ、エキゾチックな内装のブッダ・バー、都会的なマンハッタン・バーやカフェ・ル・バロックなど、さすがにイタリア船らしく、ワンランク上の内装のレストランやバーがあります。

「MSCシンフォニア」地中海モデルコース

では「MSCシンフォニア」の地中海クルーズはどのような寄港地があるのでしょうか?
まず、イタリアのベニスを出航し、クロアチアのスプリット、ギリシャのサントリーニ島、ミコノス島、クロアチアのドブロブニク、イタリアのアンコーナに寄港し、またベニスに戻ってきます。

ベニス(イタリア)

言わずと知れた「水の都」ベニス。かつてはベネチア共和国として栄華を極めた都市で、街中には150もの運河が張り巡らされています。そのため、交通は車よりも「バス」と呼ばれる水上バス。また、路地も多く、迷宮に迷い込んだような感覚になります。

ベニスでは、街の至る所に名所があり、かのナポレオンが「世界で一番美しい広場」と言ったというサンマルコ広場、サンマルコ大聖堂、また「白い巨像」と呼ばれるリアルト橋など、昔美術の教科書で見たような芸術作品、有名な建築家による建物などが点在しています。ベニスを訪れたほとんどの人が「一生に一度は訪れるべき都市だ」というのもうなづけますね。

スプリット(クロアチア)

クロアチア第二の都市であるスプリット。首都ドブロブニクよりも北にあります。ドブロブニク同様、赤レンガの歴史的建造物の町並みが広がる美しい街で、世界遺産に登録されています。ヨーロッパ、それも東欧というとあまり太陽がサンサンと降り注ぐイメージはないかと思いますがここスプリットでは、夏は暑く乾燥しており、冬は温暖で湿度が高く、ヨーロッパの中でも有数の日照時間を誇る都市です。意外に太陽がさんさんと輝くクロアチア。ちょっと東欧のイメージが変わってしまうかも知れませんね。

サントリーニ島(ギリシャ)

アトランティス伝説がある島で、別名ティラ島とも言います。皆さんが思い描いているギリシャの風景そのままのサントリーニ島の風景。まるで絵葉書のような風景を目の前にすることができます。
白い壁とエーゲ海ブルーの海。島の西側は断崖続きですが風光明媚なところにたくさんの素敵なホテルが並んでいます。また東側にはビーチが多く、沖合には温泉も湧いています。またワインが美味しいことでも有名です。世界でも有数のロマンチックな場所なので、ハネムーナーも多いところです。

ミコノス島(ギリシャ)

「エーゲ海に浮かぶ宝石」と呼ばれるミコノス島。サントリーニ島と並んでギリシャを代表する観光地ですが、よりおしゃれで洗練されています。細い路地の両脇に白い壁と青い窓枠の可愛い家々が並び、花が咲き乱れている風景はとてもフォトジェニックで、各国のインスタグラマーにも人気の島です。
加えて大小合わせて300もあるギリシャ正教会の丸い屋根の建物もエーゲ海ブルーの海に映えて美しいです。ショッピングにグルメにとても楽しい島なので、退屈することがありません。

アンコーナ(イタリア)

イタリアの中でもマイナーであまり知名度がないアンコーナですが、イタリア中部のアドリア海側に面しています。古代ギリシャ人によって築かれた都市で、その都市名は地形が肘のように曲がっているためギリシャ語で「肘」を意味する名前がつけられました。

人口は10万人しかなく、とても静かな港町です。見どころとしては1189年に作られた、聖チリアーコ大聖堂、建築家ルイージ・ヴァンヴィテッリが1732年に考案した五角形の検疫所ラッツァレット、サンフランチェスコ教会などの後期ゴシック様式の建物などです。街はそれほど混み合っていないため、ゆっくりと観光することができるのが魅力です。

まとめ

いかがでしたか?地中海を知り尽くしたMSCクルーズの「MSCシンフォニア」で航くエーゲ海、アドリア海のクルーズをご紹介しました。

「MSCシンフォニア」は総トン数58,000トンの中型船ですが、それゆえに小回りがきくのでエーゲ海の島々を巡ることができ、大きすぎず小さすぎず、サイズ感が丁度いいと感じる方も多いようです。

中型船ゆえに10万トン超の大型船のように派手なエンターテイメントや、多彩な設備はありませんが、こじんまりとしており、付かず離れずのサービスが心地いい船です。是非一度乗船してみて下さい。

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