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船でシルク・ド・ソレイユ?新造船・MSCメラビリアで行く地中海クルーズ

あなたは「MSCメラビリア」という客船をご存知でしょうか?2017年にできたばかり、ほかほかの新造船です。

主に地中海を航行している船ですが、この船の船内でなんと「シルク・ド・ソレイユ」が見られるというのです。この「MSCメラビリア」とは一体どんな船なのでしょうか?

また、「MSCメラビリア」の地中海クルーズの寄港地についてもご紹介致します。

「MSCクルーズ」の概要は?

MSC

MSCクルーズは地中海を本拠市としており、経営的な本社はスイスのジュネーブに、また運航的、実質的な本社はイタリアのナポリにあります。

会社設立背景としては1920年、イタリアのラウロ家によってナポリで創業した「ラウッタ・ナポリ」という船会社がその前身です。1990年代までは3万トンクラスの船で航行をしていましたが、世界的な客船の大型化の競争に勝つために新しくCEOを迎え、10万トン超の大型客船も建造して成長を続けました。

「MSCクルーズ」の造船の歴史としては、2008年にラグジュアリー路線の「ヨットクラブ客室」を設置した「MSCファンタジア」が、2009年には2018年より中国や日本にも配船される「MSCスプレンディダ」が就航。

2016年には初の日本寄港。そして2017年には「MSCメラビリア」が完成。その特徴は、なんといってもその処女航海から「シルク・ド・ソレイユ」が船内で上演されたことでしょう。

「MSCメラビリア」の概要は?

MSC slider

それでは、「MSCメラビリア」の概要をご紹介致しましょう。

2017年6月に就航したばかりの「MSCメラビリア」は「オアシス・オブ・ザ・シーズ」(ロイヤルカリビアン社)には及ばないものの、MSC社では最大の客船となりました。

動く町並み、または動くホテルとも形容される客船で、その大きさは全長が315m。あの東京タワーを横にしてちょっと足りないくらいの長さです。

「MSCメラビリア」の客室は?

「MSCメラビリア」の客室は、ブラウンやオレンジを基調としたシックなもの。

客室は部屋とバルコニーで100㎡の広さがあり、バトラーがつく「ヨットクラブ」をはじめ、ヨットクラブデラックススイート、ヨットクラブインテリア、ヨットクラブウエルネス(「MSCメラビリア」のみの設定)、デュープレックススイート、展望バルコニースイート、最大10名までのコネクティングキャビン、バルコニー、オーシャンビュー、インテリア、シングル専用のインテリアステューディオが用意されているなど、非常に多彩です。

中でもアウレア・スパにフリーアクセスの「アウレア・エクスペリエンス」システム、シングル専用のインテリア・ステューディオは注目の客室タイプです。

「シルク・ドゥ・ソレイユ」とは?

「火喰い芸」の大道芸人だったギー・ラリベルテが、カナダ・ケベック州で作ったエンターテイメント団体のことです。1984年に設立されました。

大道芸、サーカス、ロック、オペラの要素を盛り込んだショーで、ジャグリングや空中ブランコ、道化などがよく登場します。幻想的で美しい衣装もすべて、自社のデザイナーが作っているもの。いまや、ラスベガスをはじめ、日本など全世界で公演が行われています。

なお、この新造船「MSCメラビリア」でのショーはオリジナルなもので、2020年に新造船される3船でもシルク・ドゥ・ソレイユが上演される予定となっています。

「MSCメラビリア」地中海クルーズの寄港地は?

それでは「MSCメラビリア」の9泊10日の地中海クルーズの寄港地をご紹介致します。

バルセロナ(スペイン)

世界で最も人気のある観光地とも言えるスペインのバルセロナ。地中海クルーズは、このバルセロナからの発着となります。

建築家アントニ・ガウディの没後100年の2026年に完成予定の有名なサグラダ・ファミリアをはじめ、グエル公園、カサ・ミラ、カサ・バトリョ、ランブラス通りなど名所が目白押しです。ガウディばかりが有名ですが、歴史を知るなら旧市街のカテドラルや、FCバルセロナの本拠地、カンプノウスタジアム、バルセロナの台所、サンジョセップ市場もおすすめです。

マルセイユ(フランス)

南仏プロバンス地方の港町マルセイユは、ブイヤベースで有名な街です。陽光さんさんのサントロペや、最近人気の観光地、TGVも止まるエクス・アン・プロヴァンスなどおしゃれな街も近辺にあります。

また、マルセイユには東京・上野の国立西洋美術館も設計した、世界的な有名建築家ル・コルビュジエ氏の「ユニテ・ダビタシオン」という建物があることでも有名です。建築ファンなら是非足を向けてみたいですね。

ジェノバ(イタリア)

イタリア北部にあるジェノバ。ジェノベーゼで有名な、バジリコと松の実のパスタはこのジェノバが発祥地です。バジル農園を訪れるツアーもあります。世界遺産ジェノバの旧市街は、歩いていくことができる距離です。「ヨーロッパで最も美しい道」と称される「ガルバルディー通り」の散策は特におすすめです。

また、ジェノバはハーブの街なので、市内どこにでもあるハーブ薬局で化粧品やキャンディーなどを買っておみやげにするのもいいでしょう。コロンブスの縁の家もあるので、訪れてみてはいかがでしょうか。

チビタベッキア(ローマ・イタリア)

ローマの北、80kmのところにあるチビタベッキア。電車では1時間半くらいかかります。ローマのテルミニ駅までは電車で1時間半強は見ておいたほうがいいでしょう。もっともイタリアの電車は日本のように定刻には来ないため、2時間くらいと、少し余分な時間を見込んでいたほうが良いかもしれません。

観光地としては、ランドマーク的存在の「ミケランジェロ要塞」、その近くにある、入場無料の国立考古学博物館。さらに支倉常長の像や、画家・長谷川路可のフレスコ画、また「日本人聖殉教者教会」があり、壁画に世界でも珍しい「和服姿のマリア像」があったりと日本にゆかりの深いところなのです。

パレルモ(イタリア)

あのゲーテが「世界で最も美しいイスラムの都市」とたたえたシチリア島の中心都市、パレルモ。

あのゲーテが「世界で最も美しいイスラムの都市」とたたえたシチリア島の中心都市・シチリア島北部にあり、日本での知名度はそれほどありませんが、人口は100万人以上あり、イタリアで5番目の都市なのです。

中世シチリア王国の古都で、人種もノルマン系やスペイン系をはじめ多くの人種の方がおり、とても国際色豊かです。建物や文化もイタリア風、フランス風、そしてアラブ風が並び、不思議な雰囲気。それもそのはず、紀元前にフェニキア人が建国したものの、その後イスラムやノルマン人に征服された歴史がある土地なのです。

時間がない人、パレルモに初めての方には、日本語案内イヤホン付のパレルモ市内観光バスがお勧め。いちばんの観光名所である旧市街のヴィットリオ・エマヌエーレ通りも通るため、便利です。

裏道に入ると、残念なことにゴミが捨てられていたりと18世紀後半に訪れたゲーテが感じた「世界一美しいイスラムの都市」を想像するのは難しいですが、観光都市でないもうひとつの顔が見られて面白いかも知れません。

バレッタ(マルタ島)

治安がよく、物価が安く、イギリス統治が長かったため英語が通じる、マルタ島の首都バレッタは、「宮殿の町」とも呼ばれており、考古学、歴史、文化など多くの遺産が現存しています。また街からヨーロッパ屈指の天然港グランドハーバーを一望に見下ろせるので迫力のあるパノラマビューを体験することができます。

また、街全体が世界遺産になっており、マルタを作った聖ヨハネ騎士団ゆかりの聖ヨハネ大聖堂、騎士団長の宮殿、国立考古学博物館、廃墟好きにもおすすめの戦争博物館、グランド・ハーバーを見下ろせるアッパーバラッカガーデンなど見どころが満載です。とても10時間足らずの寄港時間では足りません。

まとめ

いかがでしたでしょうか。

2018年夏期から導入される「MSCメラビリア」の地中海クルーズですが、1回のクルーズで4ヶ国と世界遺産を体験できる、とてもレアなクルーズであると言えます。

海外発というハードルは確かにありますが、現在では日本の旅行会社でも飛行機とのパッケージツアーも発売されていますし、なによりも1日当たりの料金が10,000円以下というリーズナブルなお値段なので、ちょっとハードルも低くなりますよね。

なお、10日間のクルーズをご紹介致しましたが、バレッタとパレルモを除いた6日間のコースもあります。

是非、このルート、この客船を体験してみて下さい。

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