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世界一美しい鳥「ケツァール」とコスタリカで出会う方法

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出典:マヤ遺跡探訪

かつて南米グァテマラが主な生息地であったグァテマラの国鳥「ケツァール」。メキシコ南部からパナマにかけて生息していますが、最近ではその数がめっきり減ってしまいました。

メゾアメリカでは、翡翠に継いでケツァールの美しい羽根が珍重され、かなりの数が乱獲されたという悲しい過去があったからなのです。これはオスのケツァールでボサボサでラフな髪型と派手な色合いが「いかにもラテン」の鳥です。

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「コスタリカ」ってどこ?

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出典:各国のご案内 

北にニカラグア、南東にパナマと国境を接しているコスタリカ。日本からの直行便はなく、アメリカを経由するとなると、アメリカン航空、ユナイテッド航空など米系各社の他、コスタリカ系のラクサ航空、メキシコのメヒコ航空が首都サンホセへのフライトを飛ばしており、最短19時間の旅です。またメゾアメリカに広がった「マヤ文明」「アステカ文明」などもコスタリカまでは届かなかったようです。1502年にコロンブスがこの地を訪れた祭に、先住民が高価な金の宝飾品をつけていたため、「コスタリカ」(裕福な海岸)と名付けられました。

手塚治虫の火の鳥(不死鳥)のモデル「ケツァール」

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出典:マヤ遺跡探訪

なんと「ケツァール」は、手塚治虫の「火の鳥」というアニメのモデルとなった鳥です。「大きく輝いた尾羽」という意味を持つケツァール。目がくりっとして可愛いです。オスとメスではオスのほうが尾っぽが長いのが特徴です。いまや世界的にも有名な綺麗な鳥なのですが、いつでも見られるというわけではなく、現地でも「見た人は幸せになる」と言われています。

おすすめはコスタリカ

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出典:マヤ遺跡探訪

「ケツァール」はメキシコ南部からパナマにかけて生息しており、各地域で「ケツァールを見るツアー」が開催されているのですが、遭遇率とツアーガイドの質、それに治安を考えると「コスタリカ」でのツアーがいちばんいいと言われています。コスタリカは自然も美しく、治安も比較的いいですからね。

グァテマラではなんと通貨の単位に!

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出典:世界新聞

かつてケツァールがたくさん生息していたグアテマラでは通貨の単位がなんと「ケツァール」です。お札にも「ケツァール」が描かれていますね。それほど国のシンボル的存在だったのです。

「ケツァール」を見るのにおすすめ時期は2月~4月

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出典:WorldScene 

ケツァール見学にはおすすめの時期があり、乾季がいちばん見れる確率が高いようです。それにケツァールの尾っぽが長くなるのもこの乾季の時期。コスタリカではおもに「モンテベルデ」というところで、ケツァールを見れるそうですが、標高が高いためもあり、乾季は少し寒いそうです。乾季といっても意外に快晴の日は少ないそう。やはり乾季には全世界からケツァールを見に観光客が訪れるので、混んでいることが多いようです。人気の宿は1年前くらいに予約しないとダメのようです。また、ケツァールに加え、野生動物も一緒に見たい場合は、朝6時頃と早朝がオススメです。

そうとは言っても「雨季」も捨てがたい!

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出典:World Scene 

乾季がいちばん見れる確率が高いと言われる「ケツァール」ですが、乾季には世界中から観光客が押し寄せ、連日、激混み!「人の頭ばかり見るのもうんざりだなあ」と言われる方には雨季をオススメします。なんせ、雨季のいいところはケツァールとの遭遇率は下がりますが、この時期は観光客が少ないため野生動物や昆虫も沢山出てくることです。彼らは用心深いため、人が多いと出てこないで引っ込んでいるそうです。コスタリカには「バク」などの珍獣をはじめ、半透明の美しいカエル「グラスフロッグ」、「クモザル」「葉きり虫」「虹色コオロギ」「紅ホタル」など原色の美しい昆虫の宝庫なんです。
それに雨季は航空券代も安く、宿も予約が取れやすいというメリットがあります。もちろんケツァールが第一目的なら、乾季をオススメします。(写真は少し地味なメスのケツァール)

好物は「スモールアボカド」

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出典:世界新聞 

ケツァールが棲んでいるのは「熱帯雲霧林」という高温で湿度の高い森。まさに「棲む」という表現がぴったり来るような森に棲んでいます。
彼らの大好物は「スモールアボカド」。写真のような木の実ですが、形状がアボカドに似ていますね。こんなヘルシーなものを食べているケツァール。「世界一美しい鳥」にピッタリの食べ物ですね。

おすすめツアー会社「Only one」

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出典:世界新聞 

現地発着、もしくは日本からの「ケツァール見学ツアー」でおすすめなのが、この「Only one」という会社のツアー。空港まで日本人ガイドさんが迎えに来てくれ、6泊7日の行程を共にしてくれるバードウォッチング・ツアーです。料金は2480USドル(約25万円)。行程に記載されている食事は含まれています。ツアーでは、ケツァールの他にも、コンゴウインコ、キヌバネドリ、キツツキ、ハチドリなどの珍しい鳥や、ナマケモノ、4種類のサルにも出会える確率が高い森も訪問します。4日目のホテルはホテルの敷地内もエコ・ツーリズムの雰囲気たっぷりで実際、エクスカーションでもエコ・ツアーを実践している、「Selva Verde Lodge」に宿泊します。また5日目に宿泊する、「Arenal Observatory Lodge & Spa」も火山と野鳥が見え、とても人気の宿です。そして最終日にはなんとコスタリカの温泉を訪問したあと、自然保護区へ移動。見逃した熱帯雲霧林ならではの野鳥を観察と、まさに連日バードウォッチング三昧のツアーです。日本と習慣も国民性も違うコスタリカなので、現地在住の日本人ガイドはとても頼りになります。

参考サイト:Only one
ホテルHP:Selva Verde Lodge, Costa Rica
ホテルHP:Trip Advisor Arenal Observatory Lodge & Spa

「溶岩流」を見ながら豪快に温泉に浸かる「アレナル火山国立公園」

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出典:4Travel 

「日本人に一番人気の国立公園」である「アレナル火山国立公園」。世界に数ある国立公園のうち、「日本人に一番人気」とはすごいですね。その理由は「温泉があること」です。さすがお風呂の好きな国民性。日本人に人気があるのもうなづけますね。でもただの温泉ではないのです。今も活動する火山の麓にある温泉ということで、運が良ければ夜間には火山の「溶岩流」まで温泉に浸かりながら見えてしまうのです。これにはびっくり!世界中、いろいろな温泉があろうとも溶岩流が見える温泉って、そう数はないのではないでしょうか?
首都サン・ホセからバスで4時間ほどで、フォルトゥーナという街に着きますが、ここは「アレナル火山」のふもとの温泉リゾート。昼間は見えませんが、夜になるとオレンジ色に流れる溶岩流が見え、それも郊外に行くほど深い闇があり、観察には最適なので、高級リゾートは郊外にあります。おすすめは、「タバコンリゾート」。ラグジュアリーな高級リゾートですが、2人で400米ドル程度とそれほど高価でもありません。温泉やネイチャーツアーが体験できることを思うと、むしろ現地ツアーで行くよりもお得かもしれませんね。珍しい植物が咲き乱れるまさに「桃源郷」のような庭、「シャングリ・ラ・ガーデン」も見ものです。日帰りの温泉パッケージもあるのが魅力ですね。
ホテルHP:Tabacon Resort

おわりに

いかがでしたか?「エコ・ツーリズム」の先駆けであるコスタリカでケツァールを見るツアーをご紹介しました。南米もネイチャーツアーもはじめてとなると、いきなりケツァールを見に行くのは少々ハードルが高いかも知れません。今はインターネットが発達していますので、色々な情報が手に入るのが魅力ですが、その中で取捨選択をするのも自分です。いろいろな情報の中から「これは使えそう」という情報を集めてみましたが、お役にたてば幸いです。

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