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ローマの位置は?

聖ピエトロ大聖堂、バチカン宮殿、システィーナ礼拝堂、ヴァチカン美術館と名所が目白押しで時間と体力は要りますが、一箇所で見どころが多いので、時間が限られている出航までの時間にはかっこうの観光地です。
「ラツィオ州」の寄港地といえば?
ラツィオ州の寄港地、チビタベッキアとレボルノ
それにもうひとつのラツィオ州の寄港地は「レボルノ」です。位置的にはチビタベッキアよりもう少し北西には、斜塔で有名なピサがあります。また、レボルノからは内陸部にあるフィレンツエに行くのが定番ルートとなっています。
ローマはやはり定番

この泉に肩越しにコインを一枚投げ入れると、もう一度ローマに戻ってこられる、2枚だと大切な人と永遠に一緒に居られる、3枚は恋人や伴侶と別れることができるというものです。これは、キリスト教が離婚を禁止していた歴史の名残です。また、定期的に泉の中は掃除されており、コインの半分はキリスト教系のチャリティー団体に寄付されています。
ちょっとレアな観光「ブラッチャーノ湖」
イタリアでもうなぎは食べますが、日本の食べ方とは当然ながら違っています。蒲焼きの日本に対するイタリアでの食べ方はぶつ切りにして、トマトソースで煮込みます。トマト煮のうなぎもこくがあって、とっても美味しいとか。
ブラッチャーノのレストランやフラスケッタ(低価格でワインや小料理を楽しめる店)、バールなどは、ローマよりも低価格で気軽に楽しめるので是非、おすすめです。
また、ブラッチャーノ湖では、年間を通して温暖でカモや白鳥などが生息しています。パンを投げると寄ってくるほど観光客慣れしており、人懐こいです。
「レボルノ」近郊の観光地といえば?!
ピサの斜塔では、観光客が斜塔を支えるポーズで写真を撮っているグループに何組も出くわします。誰もがこの写真を撮りSNSにアップしたいがためにピサを訪れているといっても過言ではないでしょう。
やはり定番「ピサの斜塔」は想像以上の傾き

2,000年には大規模な工事が行われ、掘リ下げることで地盤を補強し、現在は4度の傾きで落ち着いています。そのため、現在では上の塔まで登ることができるようですが、入り口からして想像以上の傾きであり、中の螺旋階段を上がりながら塔の上まで着く頃にはかなり三半規管にくるようです。
しかし晴れて塔の上まで登ったならピサの街が一望できます。煉瓦色で統一された街並みは圧巻!「イタリアだなあ」と実感するフォトジェニックな風景が広がっています。ピサの斜塔も世界中からの観光客で溢れていますので、できれば、入場券を事前予約したほうがいいでしょう。
また、朝早くなら(8時半~9時頃)予約なしでも入れるようですが、夏のバカンスシーズンはなんとも言えません。団体ツアーならともなく、特に個人旅行なら「狙い目時間」を利用した訪問がポイントです。
フィレンツエの定番は「サンタ・マリア・デル・フィオーレ大聖堂」
また、花の都・フィレンツエもレボルノから近いのでおすすめです。レボルノの観光地といえば、「花の聖母マリア教会」の意味をもつ「サンタ・マリア・デル・フィオーレ大聖堂」がありますが、世界で4番目に大きな聖堂を持つ教会だと言われています。
140年以上の建設期間、現在の形になるまで600年を費やしたそうです。大聖堂は無料ですが、クーポラはドゥオモ共通チケットで料金は10ユーロです。
時短にも役立つ見学のポイントは、まず繊細な彫刻が施されたファサードを見学しましょう。よく見ると大理石の白に赤と緑のイタリアンカラーも混ざっています。大理石の白だけだと思っていたので意外ですよね。
また、大聖堂内部は無料で見られますが、とても開放的で光がさんさんと差し込んでいます。フレスコ画や彫刻もたくさんあり、美術的観点から言っても素晴らしいです。また大聖堂奥のステンドグラスも必見!またドーム型天井には「最後の審判」など聖書の場面のフレスコ画がびっしり描かれており、イタリアに来たことを実感します。
圧巻の「サン・ジョヴァンニ洗礼堂」天井画
サン・ジョヴァンニ洗礼堂の天井も100年を費やして制作されたと言われており「最後の審判」他が描かれています。比較的、大聖堂よりも空いているのでゆっくりと鑑賞することができます。
おわりに
いかがでしたか?イタリア中部、ローマのある「ラツィオ州」近郊の寄港地情報をご紹介しました。ローマの近くチビタベッキア港からは定番のローマでトレビの泉やスペイン階段、コロッセオなどを、もっと北のレボルノ港からは、斜塔で有名なピサや花の都フィレンツエに行くのが定番です。
また、イタリアは何度も行かれているといった方は、ヨーロッパ人のリゾート気分を味わえる「ブラッチャーノ湖」で出航前のひとときを過ごすのはいかがでしょうか?
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