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地中海クルーズで行きたい人気都市「ローマ」の魅力

皆さんは世界一世界遺産の多い国はどこか知っているでしょうか。実はイタリアで、その数は現在なんと51個。日本が20個ほどであるのに対し、かなりの量である事がわかると思います。そして、その殆どが首都であるローマに存在します。つまり、ローマは世界的に見ても、歴史や文化の中心地であり、それに裏付けされた楽しくそして興味深い観光都市なのです。

地中海クルーズではイタリアの魅力的な港町を多く回ることができますが、ローマは内陸部側にありますので、ツアーに参加したりフリータイムで訪れない場合は観光することができません。一方で上述の通り、魅力的な観光スポットを多く揃えている都市となりますので、可能であればぜひ観光したい都市ですよね。

そこで本記事では地中海クルーズの最中にローマ観光をする方法とローマの魅力についてご紹介していきます。地中海クルーズへの旅行を検討されている方は、ぜひローマ観光を検討してみてくだしあ。

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地中海クルーズの最中にローマへ行く方法

地中海クルーズでは各国の港町を巡ることになりますが、ローマへ行くためにはイタリアのチベタベッキア港に寄港する必要があります。チベタベッキア港からローマへは車で90分程の距離となりますので、港でタクシーを拾ってローマ市内を観光するように計画を立てると良いでしょう。

また、宿泊ができる日程であればローマ市内のホテルに宿泊し、翌日時間が許すまでローマ市内の魅力的な観光名所を巡るのもオススメです。クルーズ会社によってはローマまで送迎のバスなどを運行しているところもありますので、事前に調べておくと良いでしょう。

イタリアの首都で欧州有数の世界都市

イタリア共和国の首都であるローマ。その人口はなんと2,863,322 人。ヨーロッパにおいては有数の大都市であり、世界からみても重要な都市であるのです。だからと言って、日本の東京のように人にもみくちゃにされるのかと言われれば案外そうでもないです。

人が多い事は多いですが、東京ほどの人口密度はありません。東京の人口密度が6100人/km2なのに比べて、ローマは2227.7 人/km2。決して過ごしにくい環境ではない事がわかりますね。

また、地中海に存在するため、海流などの影響により、年中比較的温暖であるのも特徴の一つです。温度が氷点下を割る事が殆ど無いみたいですので。また、雨も中々振らないみたいですので、観光に行くにはとても条件の良い都市なのです。

そのため、2012年には7,800,000人もの人々が観光のために訪れるという快挙を成し遂げており、欧州の経済都市であると同時に、観光都市としての側面も強い事がうかがえると思います。

永遠の都

永遠の都ローマ。そう言われる由縁は遡れば、なんと紀元前にまで遡る事ができます。西洋文化の中心であり、世界中に信者がいるカトリックの総本山バチカンのあるローマは古くから『都』としての機能を有し、そして今に至ります。

まさに、『永遠の都』と呼ばれるにふさわしい歴史や文化、芸術を持つ都市なのです。

永遠の都ローマに降り立つというのは、数千年前・・・紀元前の人間達がずっと大事にしてきた物に触れ、学び、そして感じるということなのかもしれませんね。そう思うと、なんだかロマンチックで素敵ですよね。

古代ローマ帝国の首都

古代ローマ帝国は「人類が最も幸せな時代」を作り上げた事でも有名な古代の帝国です。名前だけは聞いたことあるという方もいるかもしれません。映画「テルマエロマエ」の舞台はまさにこの古代ローマ帝国です。地中海を統一し、当時では考えられないほど広大な国土を持ち、その経済力や軍事力を背景に市民の生活を充実させたと言われます。

そんな偉大なローマ帝国の首都がここ、ローマなのです。ローマを『永遠の都』たらしめたのも、元をたどればローマ帝国の偉業のおかげでもあり、巨大な帝国の首都であるため、他の地域よりも開発が進み、発展したと言われています。

ローマのおすすめスポット

そんなローマ帝国が築き上げた『偉業』とも言うべき建造物は今でもローマ市内にたくさん残っています。建造物がコンクリートや石で作られているためか、風化に強く、木造建築である日本よりもずっと耐久性に優れていたのが要因です。

だからこそ、世界遺産が多く、今、私たちが観光するスポットも多いのです。ここでお勧めする事のできる場所はそんなローマの素晴らしい遺構のほんの一部です。

ローマを観光する際は、自分の価値観でおすすめのスポットを探してみてはいかがでしょうか。

コロッセオ

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数々の戦士達が戦い、時に勝利し、時に敗北した円形闘技場コロッセオ。その大きさは直径188メートル、短径156メートルの楕円形であり、高さは48メートルにも及びました。最大収容人数は5万人であると言われ、これは現在の東京ドームと同等の規模を誇ります。

ローマ皇帝はもちろん、一般市民もこの熱気と汗と血が渦巻くこの闘技場で観戦する事ができました。実は、コロッセオはなにも見世物小屋やドームとしての機能だけでなく、皇帝と市民が間近に触れ合う場所としても機能していたのです。

そんなコロッセオには、観客の観戦を妨げないような工夫があります。コロッセオには日中、天幕を張る事ができたのです。これによって、一日20分以上コロッセオの観客席に日光が入る事はなく、皇帝席に至っては一日中邪魔な日光を遮断する事ができるのです。

これだけでも、ローマ帝国の技術の凄さが分かると思います。

パンテオン

ローマ市マルス広場に建立されたパンテオン。その外見からよくわかる宗教的な建造物はローマ帝国の初代皇帝アウグストゥスの時代に作られました。実は、火事で焼失してしまうという悲劇はあったものの、紀元後118年~128年にかけて再建されました。

元々はローマ神という神様を祀る神殿だったのですが、後にキリスト教の侵入によって、ローマ神への信仰がなくなってしまいました。その際、破壊の危険にありましたが、その美しさや歴史を背景にキリスト教の礼拝堂として使用され、破壊を免れたのです。

また、8月6日と9日には日本で起きた原爆投下を追悼する式典も行われ、日本人にとっても所縁のある観光スポットなのです。

真実の口

最近では、偽物が日本の各地にありますよね。手形を見てもらって、占う機械をよく目にします。その元々の元祖がローマ市にある『真実の口』です。

サンタ・マリア・イン・コスメディン教会の外壁に飾られていて、いきなり出てきたらびっくりしてしまうような顔をしていて面白いですね。

手を口に入れると、偽りの心がなければ、何もありませんが、もしもある場合、手を噛み千切られるとか抜けなくなるとかという怖い伝説もあります。どうぞ、手を入れてみてはいかがでしょうか。

フォロ・ロマーノ

ローマの休日のロケ地ともなった、フォロ・ロマーノ。ローマ帝国時代の遺構ですが、発掘作業はかなり難しく、発見されている物の殆どが帝政時代よりも後の物らしいです。

しかし、柱や基礎などの一部はローマ帝国時代の物もあり、当時の建築技術がいかにすばらしかったかが分かるのではないでしょうか。

パラティーノの丘

ローマの七丘と呼ばれたローマ帝国時代、ローマ市の基礎を作り上げた重要な丘の内、最も歴史が古いとされているのはこのパラティーノの丘です。

発掘調査により、紀元前1000年くらいにはもうすでに人間の営みの跡が見つかっており、栄えていました。その栄光を裏付けるようにドムス・アウグストゥスと呼ばれた皇帝宮殿もあり、必見です。

ちなみに、コロッセオの入場チケットを買えば、こちらの遺構も共通チケットなので、パスする事ができます。場所もコロッセオから近いので、ぜひ立ち寄ってみましょう。

トレヴィの泉

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バロック時代を象徴する人口の泉として名高いトレヴィの泉。泉の中央には水を司るポセイドンが安置され、その右には健康の女神サルースがいます。その彫刻の繊細さは息を飲みます。

有名な話ではありますが、この泉にコインを投げ入れると願いが叶うと言われます。しかし、実は投げ入れるコインの数によって、叶えてくれる願いが違うと言われます。

1枚入れると、再びローマに訪れる事ができ、2枚入れると大切な人と永遠に一緒にいる事ができると言われ、3枚目は恋人と別れる事ができるらしいです。間違えても3枚は入れないようにしましょう。

スペイン広場

イタリアなのにスペイン?っと疑問に思う人もいるかもしれません。スペイン大使館のすぐそばにあり、それにちなんで名づけられたと言われます。

映画ローマの休日ではここでジェラートを食べているシーンがありましたが、ここは飲食禁止の場所ですので、ジェラートのみならず、その他飲食物は持ち込まないようにしましょう。

ナヴォーナ広場

噴水が特徴的なナヴォーナ広場。広場中央に世界4大河川として名高いナイル川、ガンジス川、ドナウ川、ラプラタ川を擬人化した彫像の噴水型オベリスクが安置されています。河川の擬人化だなんて面白いですよね。

それにしても、バロック時代の彫刻は本当に素晴らしいですね。4つの河の彫像それぞれ表情があり、見比べてみるのも面白いですよ。

ヴェネチア広場

スペイン広場に同じく、ヴェネチアにはないです。ローマ市内のフォロ・ロマーノ付近に存在します。広場に面したヴェネチア宮殿に則してつけられた名前みたいですが、ここはローマだよと突っ込みを入れたくなりますね。

また、第二次世界大戦の主要人物であるムッソリーニがこの広場で演説を行ったと言われ、近現代の歴史に重要な役割を担った場所なのです。

ポポロ広場

『ポポロ』とは日本語で『市民』という意味です。直訳すると「市民広場」なんて、なんだか面白いですね。しかし、歴史的に見てかなり重要な場所であり、ローマの入り口として、交通の要所としての機能を担ったのです。

原型は古代ローマ時代の物ですが、時代を下るにつれ、バロック文化を始めとした様々な文化を吸収し、現在の姿になったと言われます。ローマの歴史を集約した場所とも言えるでしょう。

カンポ・ディ・フィオーリ広場

こちらの広場はとても多くの人でにぎわっています。なぜなら、市を開いているからです。観光客のみならず、地元の人々もよく利用するみたいで、ローマ人の日常を垣間見る事のできるチャンスかもしれません。

市は食料品がメインのようですが、花や小物といった物も売っているので、お土産を買う際、一度寄ってみてはいかがでしょうか。

カラカラ浴場

古代ローマ時代を象徴する物は、コロッセオの他に大衆浴場があります。このカラカラ浴場はその遺構です。第22代皇帝の時代に作られた物だと言われています。

水がないから『カラカラ』ではありません。第22代皇帝の名前がカラカラであるから、この名前が付けられました。でも、日本人の我々には少し笑えてしまうネーミングセンスになってしまいますね。

サン・ピエトロ大聖堂(バチカン市国)

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世界一小さなバチカン市国の領土となっているサン・ピエトロ大聖堂。世界中何億人もいるカトリック信者の総本山であり、憧れの地となっています。年間、何人もの人が訪れます。もちろん、カトリック信者でなくても行けますよ。

ただし、ここで注意。
実は、バチカン市国はイタリア行きのビザさえあればビザなしで入れます。しかし、自転車に乗っての入国は絶対にできません。顰蹙を買うだけなので、自転車に乗っている場合は停車してから入る事にしましょう。

バチカン美術館(バチカン市国)

存在そのものがカトリックの歴史と言えるであろうバチカン市国。バチカン美術館はミケランジェロを始めとする画家達が描いた聖画を始めとする様々な物が安置されています。

美術家や美術研究者を志す人間であれば、一度はかならず行くべきばしょですね。もちろん、絵にまったく興味の無い人が行っても、絵から放たれる荘厳さには息を飲まざるを得ないでしょう。

サンタンジェロ城

先に紹介したサン・ピエトロ大聖堂と秘密の通路によって繋がっていると言われています。なんだかすごくロマンがあって、それだけで聞き入ってしまいそうですね。

城としての機能は万全でありながら、その芸術的な部分は今でも評価の的です。

闘いに明け暮れていたサンタンジェロ城も1933年には博物館になり、今でもなお、現代人に歴史の深さを教えてくれる建造物となっています。

ローマのグルメ

さて、そろそろお腹の減ってきた頃合いでしょう。本場のイタリア料理を食べましょう。そう漠然と言われても迷っちゃいますよね。イタリア料理は世界的にも有名でブランドにもなり、種類も豊富。

日本人にもなじみ深いイタリア料理ではありますが、本場のそれは少しだけ特別なような気がしますね。

カルボナーラ発祥の地

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とろとろとしたチーズ、スパイシーな黒こしょう、そしてベーコンとたまごという、イタリアの良さを全て集積したかのようなパスタであるカルボナーラ。イタリアに来たのであれば、絶対に食べたい逸品ですね。

本場では、生クリームは使わないのは知っていましたか?実は、生クリームの役割が卵の凝固を防ぐという機能があるに過ぎず、本場ローマでは殆どの場合入れないのです。

日本風のカルボナーラとはまた違う本場の味を楽しんでみましょう。

アマトリチャーナ

俗に言うトマトスパゲティが一番近い物でしょう。トマトをふんだんに使ったソースとゆでられたパスタの小麦の風味が絡み合います。好みで唐辛子や黒こしょうをかけてみるのもありでしょう。

今でこそ、当たり前のように使われているトマトソースですが、実はその歴史は結構新しく、18世紀後半に発明されたそうです。ですが、今ではイタリアに欠かせない家庭料理となっています。

アッバッキオ・スコッタデイート

パスタだけではありません。羊肉だって、立派なイタリア料理です。羊のあばら肉を焼いた物が『スコッタディート』と呼ばれ、その内子羊のあばら肉を使った物を『アバッキオ・スコッタディート』と言うらしいです。

塩とこしょうによってシンプルに味付けがされていて、レモン汁を一滴かける事によってうまみに拍車をかけます。羊肉に挑戦してみたい人はぜひぜひ。

サルテイン・ボッカ・アッラ・ロマーナ

イタリア料理に欠かせないのはオリーブオイル。そのオリーブオイルによる料理がこちらです。仔牛の薄切り肉と生ハムをオリーブオイルで炒めたものです。

イタリア料理と言いますが、こちらの料理はイタリア各地によって味や調理方法が少しずつ違い、日本で言うカレーや味噌汁みたいな感じの家庭料理です。

お肉が軟らかく、香草やオリーブの匂いが食欲をそそります。

スカンピのグリル

スカンピとは、手長エビのことです。それを簡単にグリルで焼いたのがこちら。残念ながら、食べるところは少ないですが、その分うまみが凝縮され、味のある逸品になっています。

イタリア人はよくグリルを使いますが、グリル料理ではまず、このようなシンプルな料理を注文する事で、グリルの良さを感じられるのではないでしょうか。

まとめ

見て良し、食べて良し。これがローマの良い所でしょう。その昔、「全ての道はローマに通ず」という言葉がありました。ローマに観光する事によって、その言葉の意味が改めて分かるような気がします。古代から残っている建造物や遺跡は今でも威風堂々と我々の前に現れてくれます。

そして、それが今でも私たち現代人の目で見られるなんて、感動的です。観光をしている時は当たり前のように目の前にある建造物ですが、どうぞ、観光の際は何千年もの昔に思いを馳せてみてはいかがでしょうか。

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