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ロシアのモスクワ・サンクトペテルブルクを巡るリバークルーズの魅力

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広大な自然を有する大国ロシア。観光資源に恵まれたロシアは世界中から多くの人々が集まります。一方で、飛行機移動ではなかなか見ることのできない名所も数多く存在しているのです。

そんな穴場をゆったり、優雅に体験できるロシアのリバークルーズをご紹介いたします。ロシア国内を流れる大河【ボルガ川】と、そこに繋がる6つの川、人工湖を通り抜けるモスクワ~サンクトペテルブルク間のリバークルーズコース。

日本ではリバークルーズはなじみがないかもしれませんが、宿泊先や食事の確保の心配がなく重い荷物を持って移動することもありません。

船から見える素晴らしい景色と途中寄港地の名所、豊かな川の流れを心ゆくまでお楽しみ下さい。

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1.ロシアのリバークルーズで巡る川と湖

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ロシアの川や湖は古くから各地との交流や貿易、物資や人の輸送に利用され発展してきました。3000トン級の大型船が広大な川を進んでいく姿は圧巻です。

モスクワ・サンクトペテルブルク間を巡るリバークルーズコースは1300㎞にも及ぶ距離を、ボルガ川を中心に川、湖、人口湖を通り抜けていきます。この項目では以下の代表的な川および湖をご紹介いたします。

  1. ボルガ川
  2. ラドガ湖
  3. ベロエ湖
  4. オネガ湖
  5. ルィピンスク人口湖

1.ボルガ川

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ボルガ川はロシアの西部を流れていてその総延長は3,690キロにわたり、ヨーロッパ州の中では最も長い川として知られています。

ロシアの主要都市の水系を含んでいるため【ロシアの母なる川】ともいわれ、物資や人員の輸送や交易の手段として発展してきました。

川沿いには大型の水力発電所やダムが建設されており、ダムに取り付けられた閘門を操作することによって大型船の通行が可能になります。

閘門は水位が違う場所を航行する際に必要な装置で、仕切られた空間に船を入れて上流と下流の水位を一定にするものです。高低差160メートルのモスクワ・サンクトペテルブルク間のクルーズでは18か所の閘門を通過します。

デッキから眺めるボルガ川の風景は【ロシアの原風景】といった趣があります。小さな村や古い都、唐突に表れる鐘楼、夕日に映える鮮やかな緑など記憶のかなたから呼び起こされるような不思議な感覚を味わえることと思います。

2.ラドガ湖

ラドガ湖はロシアにある最大の湖で、最大水深は230メートルにもなります。場所はフィンランドとの国境に近く、サンクトペテルブルクの貴重な水源となっています。

湖の中ですが660もの島があり、淡水湖ですがワモンアザラシが生息しています。また最大の島であるヴァラーム島には人が居住しており、学校や幼稚園、医療センター、修道院などがあります。

島は針葉樹に覆われていて、真冬である2月の平均気温は零下8℃という厳しい寒さの中480種類以上の植物が存在している自然豊かな島です。

3.ベロエ湖

ベロエ湖はオネガ湖とボルガ川の中間に位置した淡水湖です。最大水深は33メートルほどで湖はきれいな円形になっています。

ロシアで最も古い町ベロゼルスクはベロエ湖の南岸にあり、町名もベロエ湖にちなんでつけられました。(旧町名:ベロオゼロ。白い湖の町の意)

湖畔の美しい風景が見どころで、公式記録では862年にはじめてその名が出てくるベロゼルスクの町並みや教会を見ることができます。

4.オネガ湖

オネガ湖はロシアの北西部に位置する淡水湖でヨーロッパで2番目に大きい湖です。水深は北部と南部で差があり南部50メートル、北部100メートル、最深部では110メートルになります。

冬の気温は―35度に達することもある非常に厳しい寒さの場所で、湖面全体に1メートル以上の氷が張ります。以前は氷上60㎞を徒歩で歩く大会が行われているほどでした。

オネガ湖にはキジ島という世界遺産に指定されている島があります。キジ島に関しては別項目で詳しくご紹介します。

5.ルィピンスク人工湖

ルィビンスクはボルガ川沿いで最も古く人が住んでいた地点の一つといわれており、1071年にはすでに集落があったという記録が残っています。

17世紀以降にボルガ川上流の交易の中心として発展し、数多くの教会や修道院が建てられました。しかし、1941年に完成した巨大なルィビンクスダム、ルィビンクス人工湖により200余りの村が湖に沈んでしまったのです。

完成したルィビンクス湖は2006年時点で人工湖としては世界第8位の大きさを誇っています。

2.ロシアリバークルーズの代表的な寄港地

この項目ではモスクワ・サンクトペテルブルク間のリバークルーズで行く、代表的な寄港地をご紹介したいと思います。

荷物は船に預け、手軽に観光ができるというのもリバークルーズならではの魅力であると感じます。クルーズ中の主な寄港地は以下の7か所です。

  1. モスクワ
  2. ウグリッチ
  3. ヤロスラブリ
  4. ゴーリツィ
  5. キジ島
  6. マンドローガ
  7. サンクトペテルブルク

1.モスクワ

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モスクワは人口約1150万人を誇るヨーロッパでもっとも人口の多い都市であり、世界有数の大都市でもあります。モスクワ州の州都でありロシア連邦の首都です。

クルージング会社ではロシアの代表的なスポットの赤の広場や、クレムリンを巡るガイドツアーを用意している場合がありますので初めての旅行などにもおすすめです。

またモスクワ市内を流れるモスクワ川ではクルージングが行われています。効率よく短時間で名所を回りたい場合には利用してみてはいかがでしょうか。船内で食事をすることもできます。

2.ウグリッチ

ウグリッチの見どころは雷帝イワンの幼かった息子、ドミトリーが亡くなっていたとされる場所に建てられた【聖ドミトリー教会】です。

雷帝イワンが亡くなった後側近に暗殺されたのではないかといわれており、17世紀にその場所に教会が建てられました。

赤い壁が印象的な教会で、中にはドミトリーにおこったとされる悲劇を描いたフレスコ画や皇太子を運んだ棺、暗殺を知らせた鐘などがそのまま展示されています。

そのほか、寺院や時計塔たくさんの露店でショッピングを楽しむことができます。

3.ヤロスラブリ

ヤロスラブリは、【黄金の輪】という主にモスクワ北東部の観光都市に含まれておりクルーズでも大人気の観光地です。

クレムリンや教会、修道院、大聖堂などが集まり工業都市としても栄えています。人口は約60万人でボルガ川流域では最大都市となっています。

ヤロスラブリの見どころはユネスコの世界遺産に指定されている旧市街の町並みと、雄大な川の流れを一望できる建国記念公園です。公園の花壇は市のシンボルになっている熊があらわされています。

4.ゴーリツィ

ロシア最大級の教会、キリロ・ベロゼルスキー修道院があるのがゴーリツィです。とてものどかな田舎町、といった風景から唐突に表れるこの巨大な建築物。

かつて要塞としての役割も果たし、200人もの修道士が暮らしていたといいます。現在は約10名の修道士が生活しており、かつてのロシア正教会の暮らしを垣間見ることができます。

5.キジ島

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オネガ湖に浮かぶキジ島は木造建築の特別保存地区に指定されており、様々な木造建築物が立ち並んでいます。その中でも一番の見どころはロシア正教会の美しい木造建築教会です。釘を一本も使わずに作り上げられた教会は16世紀から17世紀にかけて建築されました。

落雷や老朽化により何度か喪失しましたが復旧され、1960年に島全体が木造建築の特別保護区に市営されたことをきっかけにロシア国内の様々な木造建築物が移築されてきました。

1990年には木造教会がユネスコの世界遺産に登録され、世界に広く認識されるようになったのです。22個の玉葱型ドームを持つ顕栄聖堂は現在老朽化が進んでいるために内部の観光が制限されています。

6.マンドローガ

ロシアのおとぎ話の世界をそのまま再現したテーマパーク・マンドローガです。お土産屋さんを中心にとてもかわいらしい木造建築や美しい花たちが咲き誇ります。

レストランでは大きなバーベキュースペースが用意されており、ロシア風バーベキューのシャシリクを味わえます。また、民族楽器の演奏なども行われているので食事と一緒に音楽を楽しむこともできます。

7.サンクトペテルブルク

出発地でもあり目的地でもあるサンクトペテルブルクは、1914年までロシアの首都が置かれロシアの第2の都市として大いに発展してきました。人口はおよそ500万人。鉄道・空路のかなめの都市でもあります。

モスクワと同じく観光資源が豊富なサンクトペテルブルクでも、市内を流れるネヴァ川に沿ってクルーズが数多く行われています。

ピョートル大帝によって建築されたロシアで最も古い博物館や、エルミタージュ美術館、夏の宮殿やストロガノフ宮殿などの名所を一味違った角度から楽しむことができます。

日本語ガイドツアーなどが用意されていることもありますので、ぜひ体験してみてください。

ロシアの二大都市の魅力

これまでモスクワ・サンクトペテルブルク間のリバークルーズについてご案内してきましたが、こちらの項目ではそれぞれの出発地・目的地であるロシア二大都市モスクワとサンクトペテルブルクの魅力をご紹介したいと思います。

豊かな川の流れに沿って発展してきたそれぞれの街。今や世界でも有数の大国家となったロシアの都を心ゆくまでご堪能ください。

1.モスクワの魅力と観光名所

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ロシア連邦の首都を置く大都市モスクワは、マンションやビルなどの近代的な建物の中にロシア正教会の聖堂や修道院、クレムリンなどが混在しています。

巨大な都市国家としての顔と、伝統的な教会建築を併せもつ宗教国家としての顔を併せ持つ。そのような部分もモスクワを魅力的に感じる要因の一つかもしれません。

モスクワの観光名所で外せないのは、ロシア国内に数多く存在する中でも最も壮大で有名なクレムリンです。クレムリンは城塞という意味があり、旧ロシア帝国の宮殿を守るため築かれました。

城塞内部にはソビエト時代によくテレビにも登場した赤の広場があります。ロシアの【赤】とは美しいという意味があります。

そのほか、大聖堂やグム百貨店、ワシリー大聖堂などのロシアを代表とする建物が並んでいます。とても名所が多い都市ですので効率的に回るにはガイドツアーをお勧めします。

2.サンクトペテルブルクの魅力と観光名所

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1914年にモスクワに移されるまでロシア連邦の首都として発展してきたサンクトペテルブルクは、美しい水の流れが特徴的な【北のベネツィア】とも呼ばれています。

文学やバレエなどの芸術として有名ですが、美術の街としてもその名を知られています。大英博物館・ルーブル美術館と並ぶ世界三大美術館の一つ【エルミタージュ美術館】。

皇族専用だったこの美術館はコレクションが増えていくにつれて増築を繰り返していき、一般観覧も可能な現在の国立美術館になりました。

300万点を超える美術品を飾る展示室はなんと1500室以上もあるため、短時間ではとても回りきることはできません。美術品にとても興味があるという場合は丸一日かけるようなスケジューリングをし、ガイドを利用することをお勧めします。

また【北のベネツィア】の名にふさわしく清らかな川の流れの上から見る風景は格別のものであり、世界遺産に登録されたエルミタージュ美術館もまた違った魅力を映し出してくれることと思います。

まとめ

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いかがでしたでしょうか。モスクワ・サンクトペテルブルク間を結ぶリバークルーズはおよそ1300キロに及ぶ行程を船でゆっくり10日間ほどかけて進みます。

飛行機異動ではとても味わうことのできない【ロシアの原風景】をどうぞぜひ体感してみていただければと思います。

最後になりますが日本人にはあまりなじみがないと思われるものにチップがあります。一部の会社では料金に含むこともありますが、ほとんどはチップが必要となりますので注意してください。

こちらの記事が少しでも皆様のお役に立てましたら幸いです。どうぞ良い旅を!

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