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地中海クルーズの名所「シチリア島」の魅力と楽しみ方

シチリア島 シチリア島とは

透き通った青い海、白い砂浜、地中海の風にのって漂う新鮮なフルーツの香り、様々な文化が融合した特徴的な都市。シチリア島を語る単語は数多く有りますが、実際に訪れてみると言葉では表現できないほどの魅力がたくさん待ち構えています。

MSCクルーズやコスタクルーズ、プリンセスクルーズなど多くのクルーズシップが訪れる地中海クルーズの人気の島【シチリア島】の魅力と楽しみ方をご紹介いたします。

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シチリア島とは

シチリア島 トップ画像

CMの撮影や映画の撮影に頻繁に使われるほど、美しい海や大自然、興味深い歴史的な建築物がたくさんあるシチリア島。しかし、実際に訪れたことがあるという方は少ないかと思います。

こちらの項目ではシチリアの位置関係や治安などの基礎的な情報や、興味深い歴史、シチリアの楽しみ方をご紹介いたします。

シチリア島の基礎情報

シチリア島はイタリア半島の南西にある島です。地中海のほぼ中央に位置しており、イタリア本土からはメッシナ海峡によって隔てられています。

シチリアは周辺にある島とともにイタリアにある5つの特別自治州の中の一つを形成しており、州都はパレルモです。人口はおよそ500万人の都市であり、国土面積は日本の四国地方の1.4倍程となっています。

シチリア周辺の島のほとんどが火山活動によって造られた火山島となっており、シチリアの北方に位置するエオリア諸島は火山学や地質学に貢献したとしてユネスコの世界自然遺産に登録されています。

日本よりシチリア島への直行便は無いため、主にローマを経由しての入国になります。ローマからシチリアまでの距離は列車で1時間程度ですが列車ごと船に積み込んでの移動となります。

シチリアの治安はパレルモなどの大都市部においてはスリや引ったくりに特に注意が必要となります。タオルミーナ等のリゾート地では監視カメラや警邏が頻繁に行われているため比較的穏やかな土地となっています。

貴重品は身に着ける、裏路地に近寄らない、夜暗くなってからの一人歩きはしないように心がけてください。また女性の場合あまり華美な服装は避けることをお勧めします。

シチリア島の歴史

シチリア島はたいへん古い時代に誕生した都市で、とても複雑な支配のもと発展を遂げてきた都市です。ギリシャ、ローマ、ノルマン、イスラムなど多くの国の戦いの舞台となってきました。

紀元前1000年ごろイタリア本土より、シチリアの名前の由来となったシケリア人が移住を開始し開拓がはじまります。その後ギリシャやフェニキア人による植民市が建築され現在も残るシチリアの都市建設が行われました。 

その後フェニキア人が居住していたカルタゴによる支配が行われますが、ローマとの戦争の結果によりローマ領となります。肥沃な土地であったシチリアは、ローマにとって食糧基地としての重要な役割を持っていました。

しばらくはローマの支配が続きますが、800年ごろになり力をつけていたイスラムによって侵略され12世紀までの間イスラムからの支配を受けます。

この時イスラム圏の新しい農業がもたらされたことによって経済的にも発展し、ローマとイスラムの文化
が融合したといわれています。

ノルマンが支配をしていた時代にはイタリア人をはじめ、ギリシャ人、アラブ人、ユダヤ人など多種多様な人種がシチリアの要役についたといわれています。

その結果、キリスト教やラテン、ギリシア正教、アラブ・イスラムの文化、ビザンチン文化など現在のようにあらゆる文化が存在する都市へと発展していきました。

16世紀にはじまったスペインによる支配の後、1860年イタリアの少数部隊によってシチリアへの進撃が行われ1861年イタリアを統一。現在のシチリアが誕生しました。

シチリア島の魅力

シチリアは都市形成の歴史にあるように、各国様々な異文化が混在する場所として多くの遺跡や建造物が残されています。特に教会や大聖堂には特徴が如実に表れており、とても興味深く見ることができます。

また地中海特有の温暖な気候と、エトナ火山による肥沃な大地の恵みにより食文化が大変発達しています。市場には地中海でとれた新鮮な魚介類が並び、色鮮やかなフルーツや野菜が崩れんばかりに積み上げられます。

透き通った美しいビーチでバカンスを楽しんだ後は、シチリア発祥といわれているジェラートやシチリア特産のアーモンドを使ったドルチェがお勧めです。
 

シチリア島のおすすめ観光スポットと楽しみ方

こちらの項目では魅力あふれるシチリア島でのお勧めスポットをご紹介したいと思います。

日本人ではあまりなじみのない場所ですが歴史、海、グルメなど様々な楽しみ方ができる魅惑的な場所です。ぜひ実際にシチリアを訪れた際の参考になさってください。

モンレアーレ大聖堂

シチリア島 大聖堂

シチリアに数多く残る教会の中でも、パレルモのランドマーク的な存在であるモンレアーレ大聖堂を特にお勧めします。

かつて王の夢の中にマリアが現れ、お告げ通りにその場所を掘り返してみると財宝を発見。王はマリアに感謝し1174年、マリアのお告げの場所に大聖堂が建てられることとなりました。 

モンレアーレ大聖堂の一番の見どころは、まばゆいばかり一面の金箔のモザイク装飾です。金箔装飾の面積は現存する中では世界一を誇っており、なんと6000㎡にも及ぶといわれています。

金箔以外にもギリシア人とイスラム教徒それぞれの美しいモザイク装飾は圧巻です。大聖堂は入館無料で展望庭園からはパレルモを一望することができますので、景色を楽しみたい方にもぜひ訪れていただきたいと思います。

マッシモ劇場

シチリア島 マッシモ劇場

シチリアは知る人ぞ知るオペラのメッカでもあります。パレルモのマッシモ劇場は、ウィーンとパリに次ぐヨーロッパで3番目に大きな劇場です。

座席数は1400席とそれほど多くはありませんが、舞台が巨大で本物の像が舞台に乗ることができたほどの広さを持っています。

映画ゴッドファーザー3の撮影現場として使われたことでも知られており、外観や内装の荘厳さは観劇に興味がない人でも十分楽しむことができます。

港から徒歩圏内にあり、見学ツアーも開催も多く開催されています。館内にはカフェもありますので是非立ち寄ってみてはいかがでしょうか。

神秘的な海で楽しむビーチリゾート

シチリア島 ビーチ

息をのむほど美しいビーチが広がるイタリアですが、シチリア島にももちろんおすすめのビーチが数多くあります。特にお勧めしたいのは、シチリア島有数のリゾート地であるタオルミーナです。

映画【グランブルー】の撮影地としても知られていますが、真っ青な海と雄大なエトナ山を同時に楽しむことができる贅沢なスポットです。

リゾート地であるタオルミーナはレストランなども多くあり、頻繁に警邏が行われるなど比較的治安の穏やかな場所です。波の音をバックにゆったりとしたひとときを楽しんでみてはいかがでしょうか。

シチリア島の美味しいグルメ巡り

シチリア島 フルーツ

シチリア島で欠かせないのはやはりグルメです。地中海の太陽とエトナ山の肥沃な土地によって育ったナスやトマト、オリーブなどの野菜。そして毎朝市場に並べられる新鮮な魚介類を使った美味しいイタリア料理をどうぞ存分に楽しんでください。 

潮の香りが漂う海沿いに対して、果樹園が続く山沿いでは甘酸っぱい柑橘系の香りに包まれます。鮮やかなオレンジやレモンがたくさんとれるほか、品質の良いブドウから作られたワインも楽しめます。

また痺れるほどにとても甘いドルチェを存分に楽しめるのも、シチリア島の魅力です。香り高いアーモンド菓子やシチリア発祥といわれているジェラートなど、お気に入りを探してみてはいかがでしょうか。 

神殿の谷

シチリア島 神殿の谷

シチリア南部の都市アグリジェントは紀元前5世紀ごろ古代ギリシャ人の手によって繁栄し、多くの歴史が刻まれている場所となっています。

世界遺産へ登録されているアグリジェント神殿の谷では、ヘラ神殿、コンコルディア神殿、ヘラクレス神殿、ゼウス神殿、ディオスクリ神殿の5つを見学できるほか、考古学博物館で貴重な資料を見ることができます。

神殿以外にも2月中旬ごろに行われるアーモンドの花祭りが開催されていたり、放牧されているアグリジェント固有種のヤギを目的に多くの観光客が訪れる人気スポットです。

アグリジェントはアフリカに近いため夏はとても暑く、冬は丘の上にあるため風が寒い場所です。サングラスや帽子で日光対策を行い、動きやすく体温調節しやすい服装をお勧めします。

まとめ

いかがでしたでしょうか。まぶしい太陽、透き通る海、そして心も体も存分に満たしてくれるグルメ。シチリア島はとても多くの魅力を持つ島です。

飛行機を使ったイタリア旅行でもシチリアは訪れたことがないという方も、クルーズで立ち寄った際にはぜひ楽しんでいただきたいと思います。

こちらの記事が少しでも皆様のお役に立てましたら幸いです。どうぞ良い旅を!

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