
11万トンクラスの大型客船でありながら、リーズナブルな価格で非日常空間と極上のサービスが体験できるクラウン・プリンセス。
日本からの海外旅行先としても人気の高いスペイン・フランスの両国を宿泊先や移動、食事の心配をすることなくじっくりと堪能することができます。
日本人向けの細やかなサービスも充実していますので、初めての方でも安心して旅を楽しむことができます。魅力あふれる優雅な船旅をぜひご堪能ください。
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スペイン・フランスクルーズの主な寄港地
こちらの項目では、クラウン・プリンセスで巡るスペイン・フランスクルーズの主な寄港地をご紹介いたします。プリンセスクルーズでは寄港地の観光名所を効率よく廻ることができるオプショナルツアーが設定されています。
初めての海外でどこを見たらいいかわからないという方は、オプショナルツアーを利用してみてはいかがでしょうか。コースによっては日本語ガイドの対応が可能ですので、予約の際にご相談ください。
サウサンプトン(イギリス)

古くローマ時代から栄えたサウサンプトンには多くの見どころがあります。5000年以上前のものだといわれているストーンヘンジ、ゴシック様式で建築されたソールズベリーの大聖堂や、ウェストミンスター寺院、英国政治の中心部でシンボルでもあるビッグベン等々。
その中でもおすすめしたいのが【バッキンガム宮殿】です。女王が住むバッキンガム宮殿は手入れの行き届いた並木道の奥にあります。
巨大な鉄の門と赤い制服姿の近衛兵に守られたその姿は、威厳の中に洗練された美しさがあります。乗船前や下船後の観光に、ぜひ加えてみてはいかがでしょうか。
セント・ピーターポート/ガーンジー島(イギリス)

ガーンジー島があるチャンネル諸島は、第二次世界大戦の際ドイツに占領されてしまっていたため城や砦が多く残されているのも特徴です。
なお、こちらの寄港地へは直接着岸ができないため小型のテンダーボートによる寄港となります。テンダーボートの最終出航時間に注意してください。
ガーンジー島でのおすすめは【リトル・チャペル】と呼ばれる小さな教会です。シンプルな造りですが、外観は貝殻や小石のほか色鮮やかな陶磁器で装飾されています。木々に囲まれた田舎道の素朴さと相まって、とても雰囲気があります。
また、チャンネル諸島最小の島ハーム島にある【トゥゴールチャペル】では目を見張るような美しいステンドグラスの数々を鑑賞することができます。
ル・ヴェルドン/ボルドー(フランス)

13世紀から15世紀にかけて大々的な改築が行われ、フランス王ルイ7世の結婚式が行われたことでも知られています。
同じくゴシック様式の建物として大変人気がある【サンミッシェル大聖堂】も町を代表するシンボルとなっています。シンプルな外観ですが内部にはおよそ1200枚ものステンドグラスがあり、巨大なパイプオルガンの調べは荘厳な空気を演出します。
散策に疲れたら、ボルドー名物のワインでほっと一息ついて見てはいかがでしょうか。なお、船内にはアルコール類を持ち込んで飲むことができません。お土産として購入した場合船に預ける必要がありますのでご注意ください。
ビルバオ(スペイン)

芸術に興味のある方には1997年にオープンした【グッゲンハイム美術館】をお勧めします。奇抜な外観の建物が話題となり今では年間100万人が訪れる名スポットとなりました。
鉄鋼が盛んな街であるということが如実に表れている【ビスカヤ橋】は、世界遺産に登録されています。1893年に完成・開通したビスカヤ橋はつり橋に下げられたゴンドラによって乗客を運ぶ世界最古の運搬橋です。
NHKの番組【ピタゴラスイッチ】のワンコーナーで紹介されたこともあり、日本でも知られるようになりました。
ビルバオは美食の街としても知られています。ミシュランで獲得した星の数は30を超えているといい、スペインでいう大衆居酒屋・バルも大変発達しています。
高級レストランから大衆居酒屋まで取り揃えられたビルバオで、食べ歩きを楽しんでみてはいかがでしょうか。
ラ・コルーニャ(スペイン)

ローマ時代から栄えてきた港町で、海はもちろんのこと崖や砂丘、森、渓谷など大変自然豊かな場所です。
ラ・コルーニャのおすすめスポットは、海沿いに建つ古城【サン・アントン城】です。城という名は付いていますが実際には16世紀に建てられた要塞の意味合いが強く、城内のあちこちにある大砲や現役で活躍している灯台が当時の面影を残しています。
城内は博物館になっており、要塞として機能していた時代に使われていた武器や生活用品が展示されています。とても興味深い造りとなっていますので訪れた際には是非見学してみてください。
もちろんサン・アントン城からの素晴らしい景色を眺めるだけでも十分に楽しめます。美しい大自然や海、町並みが一望できますので、撮影スポットとしてもおすすめします。
クラウン・プリンセス号の魅力
こちらの項目では優雅な旅を演出してくれるクルーズシップ、クラウン・プリンセス号をご紹介したいと思います。11万トンという大型クラスの船の中には最先端の施設が取りそろえられており、街がそのまま移動しているかのような快適性があります。
2006年に製造されたのち2011年、より居心地のいい空間に生まれ変わったクラウン・プリンセス号。船旅での楽しみである食事、日々の生活を豊かにするエンターテイメント施設、非日常感を味わうことができる豪華な内装の3つに分けてご紹介いたします。
豊富な食事の選択肢

クラウン・プリンセスではいつも同じ時間、同じ席でディナーを戴くことができる時間予約制のトラディショナルダイニングと、好きな時間に食事をすることができるエニタイムダイニングを実施しています。
トラディショナルダイニングでは長い航海の間同じメンバーでの食事となるため、顔なじみができたりスタッフとの交流をより楽しむことができます。
一方のエニタイムダイニングではディナーの時間を気にする必要がないので、船内でのアクティビティプログラムに参加する際など自由に予定を組むことができます。
数あるクラウン・プリンセスのレストランの中でも特に人気が高いのは、新鮮な魚介類や熟成牛肉を戴ける【クラウン・グリル】です。ニューヨークの古いステーキハウスをイメージしたこちらのレストランは、ひとり29US$の追加料金で利用できます。(予約制)
そのほか24時間営業しているインターナショナルカフェ、朝食や軽食がいただけるブッフェ、ピッツァ&アイスクリームバーをはじめとした多くの食事施設があります。(一部有料メニューあり)
24時間対応可能なルームサービスでもサンドイッチなどの軽食(一部有料)を戴くことができます。船内での食事は一部を除いて料金に含まれていますので、ぜひいろいろな味を楽しんでお気に入りを見つけてみてはいかがでしょうか。
充実のエンターテイメント施設

長期間の航海になると船内で退屈するのでは?と思う方もいらっしゃることでしょう。しかしご安心ください。クラウン・プリンセスには船の中であるということを忘れてしまうくらいエンターテイメントが充実しています。
豪華客船には欠かせないプールは4か所あり、プールデッキには巨大なスクリーン【ムービーズ・アンダー・ザ・スター】が設置されています。
こちらのスクリーンではハリウッドの最新映画などを上映しており、カクテルやおいしい軽食を戴きながら優雅なひとときを過ごすことができます。
カジノルームでは本格的なテーブルゲームから気軽なスロットまで幅広く楽しめます。テーブルゲームは5US$~、スロットは1USセント~参加ができますのでぜひ挑戦してみてはいかがでしょうか。現金がない場合クルーズカードにチャージができます。
カジノ初心者の方はディーラーによる講習会もあります。日時等は毎日配られる船内新聞でも確認ができるようになっていますので、日本では体験できないカジノをぜひお楽しみください。
船旅であってもしっかり体を鍛えていたいという方には、フィットネスセンターをお勧めします。ホテルやスポーツジム並みの最新マシンを無料で使用することができます。明るく広いルームで海を眺めながらのトレーニングはいかがでしょうか。
その他ハリウッドスタイルのショーやコンサート、マジックショーなどが日替わりで行われる巨大シアターや、デッキ周辺のウォーク&ジョグコース、ミニゴルフ、卓球、バスケットボール、パドルテニスなど様々なエンターテイメントを取り揃えています。
上質で豪華な内装
クラウン・プリンセスの豪華な内装も大変魅力的です。まず目を引かれるのがイタリアの広場を船の中に再現したアトリウム【ピアッツァ】。
とても開放的な造りでリラックスするには最適な場所です。軽食やお酒を戴きながら談笑したり、行き交う人たちを観察したりとゆったりと過ごすことができます。
またピアッツァでは、シェフによって野菜やフルーツを芸術的作品に造り上げるカービングが行われたり、プリンセスクルーズ名物のシャンパンタワーが行われたりとアクティビティの中心になっています。
そのほか、各キャビンのベッドは100%エジプト綿を使用したとてもクオリティの高いものが使われています。一日に2回担当のルームスチュワートがベッドメイキングを行い、海に抱かれ快適な眠りへといざなってくれること請け合いです。
まとめ
いかがでしたでしょうか。豪華客船クラウン・プリンセス号で巡るスペイン・フランスの旅。飛行機では訪れることのできない、港町ならではの大自然と活気あふれる町並みをぜひクラウン・プリンセス号で楽しんでいただきたいと思います。
こちらの記事が少しでも皆様のお役に立てましたら幸いです。どうぞよい旅を!
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