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2019年世界一周クルーズも発表!「サン・プリンセス」の概要は?

先日、JTBのチャーターとして2019年4月に「世界一周クルーズ」を実施すると発表した「サン・プリンセス」。

発着は横浜で多くの日本人客をはじめ、フライ&クルーズでやってきた、外国人客も見込めます。プリンセス・クルーズの船といえば、日本発着の船としてすっかりおなじみになった、「ダイヤモンド・プリンセス」がありますが、2016年に改装を終え、世界一周クルーズや日本近海のクルーズも予定されている「サン・プリンセス」とはいったいどんな船なのでしょうか?

また、クルーズの王道である地中海やカリブ海などを通るルートはどのように設定されているのでしょうか。ご紹介致します。

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2019年には世界一周クルーズも!「サン・プリンセス」の概要は?

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サン・プリンセスは1995年就航(2016年改装)、総トン数77,441トン、乗客定員2010人、長さは261mです。イタリアのフィンカンティエリ造船所で生まれ、船籍はバミューダです。

中型船なのでパナマ運河やスエズ運河なども航行することができ、小回りがきくので、「時代を牽引する船」と呼ばれています。2018年からは、日本の各港を巡るクルーズや、2019年には、横浜・名古屋・神戸発着で「世界一周クルーズ」も敢行されることが発表され、話題となりました。

「サン・プリンセス」世界一周クルーズのお値段は?

ちなみに、ほぼ同時期に日本船の「飛鳥Ⅱ」が発表した世界一周クルーズは、約20ヶ国に寄港し102日間で約367万円なのに対し、この「サン・プリンセス」は約20ヶ国、31の港に寄港し、98日間で内側の窓のない部屋なら188万円と格安です。

どちらも早期割引、2名1部屋という条件を適応しての価格になります。もちろん、宿泊・食事、エンタテインメント代を含んでの料金です。(港湾税・チップ目安18万、アルコール代別途)

もっとも飛鳥Ⅱは内側の部屋はなく、最低でも視界が遮られるタイプの窓とバスタブ付きとなっているのに対し、サン・プリンセスは「内側」で窓のない部屋の価格となりますので、その違いはあります。

「サン・プリンセス」の客室は?

「サン・プリンセス」の客室は、大きく分けて窓のない13平米ほどの内側、海側プレミアム、プレミアム海側バルコニー、ジュニアスイート、スイートがあります。バスタブ付きはジュニアスイート以上です。すべてクラシックで落ち着いた色調の客室です。

「サン・プリンセス」の客室は、すでに日本人に人気の「ダイヤモンド・プリンセス」に比べて若干狭い感じです。やはり総トン数約11万トンの「ダイヤモンド・プリンセス」とでは大きさに差があるので部屋も狭めといったところでしょうか?

「サン・プリンセス」の設備は?

「サン・プリンセス」は、まず5階から乗船すると、7階まで吹き抜けのアトリウムがあり、ここで夕方にはライブやダンス、ウェルカムパーティーなど、さまざまなイベントも行われます。4階には医務室があり、8階にはカジノがあります。また、7階には、本格的なブロードウェイ・スタイルのショーを鑑賞できるシアターがあります。

また、「サン・プリンセス」には上層階に5ヶ所のジャグジー、2ヶ所の屋内&全天候型プールがあります。美容室やジム、スポーツコートやマッサージなどが体験できるスパなどもあります

さらに上階には、ムービーズ・アンダー・ザ・スターズという野外映画シアターがあり、夕刻から映画の屋外シアターが開催されます。ポップコーンをほうばりながら映画を見ることができます。

また、ティーンやユースセンターと言って、年齢別に別れたお子様の遊び場や、大人だけがくつろげる秘密の隠れ家的スペース「サンクチュアリ」(有料)もあります。

「サン・プリンセス」のレストランは?

サン・プリンセスの船内には、クルーズ中を通して席やディナーの時間が決められているメイン・ダイニングのレストランが2つ、クルーズ中一番お世話になるであろう、ビュッフェ形式のレストランが1つあります。

その他無料で食べられるピザや本格アメリカンなハンバーガー、アイスクリームやポップコーンなどがある、軽食などのレストランが4つ、有料の寿司レストランが1つあります。

また、プールサイド・バーやワインバーなど、大人が楽しめる多数のバーやショップ、ラウンジ、寿司、クラブなどがあります。

「サン・プリンセス」2019年の世界一周クルーズの詳細は?

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「サン・プリンセス」は2019年4月10日から98日間の世界一周クルーズを行います。一体、どんなルートなのでしょうか?

日本~アジアの寄港地は?

まず、日本は横浜を2019年4月10日に出発、名古屋と神戸に寄港します。その後台湾のキールンと台北、シンガポールに寄港します。

インド洋~スエズ運河の寄港地は?

その後、モルディブのマーレ、ドバイ、アラビア半島オマーンのサラーラに寄港、スエズ運河を通行します。

ヨーロッパの寄港地は?

スエズ運河通行後は、ギリシャのサントリーニ島、クロアチアのドブロブニク、ベニス、バーリ、チビタベッキア/ローマ、カンヌ、バルセロナ、スペインのマラガ、ポルトガルのリスボン、スペインのビーゴ、フランスのル・アーブル、イギリス・サザンプトン、アイルランドのダブリン、アイスランドのレイキャビクに寄港します。

クルーズの王道ルートである、風光明媚な地中海、エーゲ海を通行します。そのうち、クロアチアのドブロブニクとスペインのマラガをご紹介します。

ドブロブニク(クロアチア)

「アドリア海の真珠」という異名を持っているクロアチアの首都、ドブロブニク。その名前は日本では、かつてあまり知られていませんでしたが、ジブリアニメ「紅の豚」の舞台になったことで一躍有名になった、オレンジ色の屋根が美しい港湾都市です。

隣国からの侵略の歴史が1991年まで続きいていたこともあり、決して平穏だった都市とは言えませんが、要塞のような街の作りが、その頃の名残となっています。いまでは、そのかつて要塞となっていたところは展望場として多くの観光客の人気を集めています。

マラガ(スペイン)

マラガは「太陽の海岸」を意味します。スペインのコスタ・デル・ソルにある年間300日以上が晴天という、気候に恵まれたリゾート地です。

いつでも太陽がさんさんと輝いているイメージがあり、観光客もヨーロッパ中、特に太陽を求めて、イギリス、フランス、ドイツなどからやってきます。

海を挟んですぐ向こうはアフリカなので、アラビアやイスラムの文化も感じられエスニックな雰囲気もあり、エキゾチックな魅力があります。そして何と言ってもマラガは、あのピカソの出身地で、「ピカソ美術館」をはじめ、闘牛、ショッピング、ナイトライフも充実と、リフレッシュとともに、文化的満足度も得られるポイントの高い寄港地です。

アメリカ・カリブ海での寄港地は?

「サン・プリンセス」はレイキャビクから一気にニューヨークへと航行します。その後、多くのクルーズ船の発着地であるマイアミ、そこからカリブ海に入り、ジャマイカのオーチョ・リオス、ベネズエラ沖のウィレムスタット/キュラソー島、そこからパナマ運河を通行します。そしてコスタリカのプンタレナス、メキシコのカボサンルーカスに寄港します。

カリブ海での寄港地、キュラソー島とメキシコのカボサンルーカスをご紹介します。

キュラソー島

ベネズエラの北60kmにあるカリブ海の島ですが、オランダ王国の構成国となっています。人口は約15万人の小さな島ですが、なんとバレンティン(東京ヤクルトスワローズ)や東北楽天ゴールデンイーグルスのアンドリュー・ジョーンズのような優秀な野球選手を輩出する「野球王国」なのです。

彼らは少年リーグで実力を蓄えて、16才になったらメジャーリーグにスカウトされるのだそう。そしてドミニカやベネズエラに渡り、英語教育やアメリカの文化を教えられるのだそうです。

キュラソーは小さな島ですが、中国人、インド人、ラテン系の人々などいろいろな人種が入り込んでいます。よって島の人たちも公用語はオランダ語ですが、80%くらいの人が英語も話すため、異文化でも非常に溶け込みやすい環境なのだそうです。

カボサンルーカス(メキシコ)

ロサンゼルスから飛行機で2時間、セレブの別荘も建ち並ぶ、メキシコの街カボサンルーカス。また、ハリウッドスターたちがお忍びで避寒にやってくる土地として有名です。ビーチリゾートとしてはまさに最適なところで、スタイリッシュなリゾートホテルも軒並み立ち並んでいます。豪華客船やセレブのクルーザーも多く、街を歩くだけでセレブ気分を味わえます。

北米・アラスカでの寄港地は?

カリブ海を抜けた「サン・プリンセス」は、ロサンゼルスに到着、そしてサンフランシスコ、バンクーバー、アラスカのジュノーと北上します。ヘインズまたはスキャグウェイに寄港し、ヤクタットベイ、カレッジフィヨルドなどの美しいフィヨルドを眺めながら最後の寄港地アラスカのスワードへ。そこからは一気に太平洋を横断し、日本に帰着します。

まとめ

98日間で内側客室なら188万円の「サン・プリンセス」による夢のような世界一周クルーズが発表されました。1日あたりの金額にすると2万円弱で宿泊はもちろん、食事やエンターテイメントが含まれているのですから、これまでの世界一周クルーズの常識を覆すようなリーズナブルなお値段だと言えるでしょう。

以前から外国船による世界一周クルーズは存在しており、日本に寄港する船もありましたが、ついに日本発着も出てきましたね。本格的なクルーズ時代の幕開けなのではないでしょうか?

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