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アドリア海の港町トリエステの魅力と観光スポット6選

5_miramare_castle出典: 4カ国の旅

あなたはイタリア北東部の都市「トリエステ」をご存知ですか?東ヨーロッパとの国境にあたる人口約20万人のトリエステはアドリア海に面しており、歴史的にもいろいろな国などに占領または、支配下に置かれた過去があるため、オーストリア=ハンガリー、ハプスブルク家などいろいろなものの影響を受けてきました。

しかし、基本的には地中海の風光明媚なリゾートで、「穴場」スポットとして、今注目されているのです。

一つの港町で多くの国の文化が交じり合うトリエステは、アドリア海の中でも非常に魅力的な観光地です。本記事では、そんなトリエステのおすすめ観光スポットをご紹介していきます。トリエステ観光をご計画の方はぜひ本記事を参考にしてみてください。

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「トリエステ」の位置は?

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出典:アドリア海のはしっこの街~トリエステ滞在記

「トリエステ」は、イタリアの北東、スロベニアとの国境の街です。イタリアの中でもローマやミラノ、ベネチア、ナポリなどは観光でも行きますが、アドリア海に面した「トリエステ」はよほど用事がないと日本人は行かない場所なのではないでしょうか?しかし駐在などで滞在したことがある人などによると、「今まで駐在した中で、1.2を争う位に気に入った」ところだと言います。

どこからでも港が一望できる街

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出典: Photo AC

トリエステには坂が多く、同じ港町でも神戸のように横に長くなく、湾になっているため、どこからでも港を一望できます。そのため、日本の都市で言ったらどこか「長崎」っぽいと言われます。異国でありながら、どこか日本の港町を彷彿とさせるような風景に出会えるのはなんだか親しみを感じてしまいますね。

大型客船が出航する「トリエステ」

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出典:Trieste Tourismo

2017年8月には、トリエステを出航し、コルフ島、サントリーニなどのギリシャの島々を巡る「クイーン・メリー」でのクルーズが8日間で173,544円(諸税別、内側スタンダード)です。格式のある英国船、「クイーン・メリー」が出航地に選ぶほどですので、「トリエステ」がいかに魅力的なところか、想像がつくというものでしょう。

参考サイト:CunardLine

ウニタ広場(イタリア統一広場)

出典: 海外に移住して快適な居住環境を追求したら、世界を転々とすることになった

トリエステを訪れる観光客は必ず寄るであろう「ウニタ広場」は、海に面した広場としては世界最大です。市庁舎、観光案内所などもこの一角にあり、無料でパンフレット、地図などをもらえるのが魅力!老舗カフェ、「デッリ・スペッキ」もあります。バロック、ネオ・クラシックなど、威厳のある建物が並んでおり、オーストリア文化の影響も受けていることも見て取れます。

ミラマーレ城

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出典: 4カ国の旅

「悲劇の城」とも呼ばれる「ミラマーレ城」。この城は1856年にオーストリア皇帝フランツ・ヨーゼフ1世の弟マクシミリアンによって建てられました。しかし城がまだ建設中だった時に、ナポレオン3世の要請により、メキシコ皇帝となります。この時まだマクシミリアンは32歳、妻のシャルロットは22歳でした。城の完成を見ないまま、メキシコ皇帝となったのは、名声を得たかったからだとか、ナポレオンの国、フランスの圧力が強かったとかいろいろ言われていますが、結局メキシコ統治はうまくいかず、3年後にマクシミリアンは銃殺となってしまいます。このときまだ35歳という若さでした。主を失った城はその後完成しましたが、「悲劇の城」と呼ばれ、海のほとりに建ち、ひときわ白い色が悲しみを誘っています。

コーヒーの街、トリエステ

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出典:Tentar non nuoce ~まあいいや~

なんと日本でも有名なコーヒーチェーン店「illiy本社」があるトリエステ。そのため、トリエステは「コーヒーの街」とも呼ばれています。「illiy本社」までは、トリエステ中央駅からバスで30分弱。そこでは、illiyの歴史、製法などが学べる「コーヒー大学」があり、もちろん工場内見学もでき、お土産ももらえてしまうそうです。これはマストで行かなくてはならないかも!

「illiy」の歴史は、ハンガリー人のフランチェスコ・イリーが、第一次大戦後にトリエステを訪れ、この街で経済学を学び、トリエステを愛しましたが、いったんは故郷に戻り、就職をします。しかし、トリエステへの郷愁は捨てがたいものがあり、再びトリエステに舞い戻り、始めたのが愛するココアとコーヒーを生業とした仕事でした。「illiy」のコーヒー大学では、フランチェスコの情熱が伝わってくる思いがします。

ホテルが安い!

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出典: Booking.com

「トリエステ」の、ウニタ広場沿い、徒歩数分のところにあるホテル、「サボイヤ・エクセルシオールパレス トリエステ スターホテルズ コレッツィオーネ」。外観は写真のようにクラシックで、まるで宮殿のような感じで、トリエステ1の高級ホテルです。

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出典: Booking.com

物価が安いトリエステでは、ホテル代金の相場がスタンダードの1部屋が7000円ほどなのですが、このホテルでは、20,000円も出せば写真のようなジュニアスィートルームに泊まれます。部屋も広く朝食ももちろん込み、アメニティーもエトロのものがついています。全体的に価格が高めのイタリアのホテルですが、トリエステでは、比較的安く広くてのんびりと過ごせるのが魅力です。

参考サイト:booking.com

老舗カフェ「デッリ・スペッキ」

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出典: 4Travel

観光客のマストな訪問地「ウニタ広場」にある老舗カフェ「デッリ・スペッキ」。1839年創業と大変な老舗カフェです。内装は写真のようなクラシックな内装になっており、創業から何度かは改装をしてあるとは思われますが、当時の雰囲気をそのまま残した作りになっています。

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出典: 4Travel

老舗カフェ「デッリ・スペッキ」の外観は写真のようなオープンカフェになっています。このカフェがある「ウニタ広場」自体が海に面しているため、テラス席からはアドリア海が一望でき、絶好のロケーションです。全体的に物価が安いトリエステにも関わらず、このカフェのお値段はちょっと高め。ケーキセットが8ユーロ(約903円)と東京なみ。ケーキのみならず、他のドルチェやショコラの味も平均以上で美味しく、高いお値段の価値は十分にあります。

サンジュスト教会

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出典: イタリアふれあい旅

ミラノからもユーロスターが朝に1本、夕方2本出ているトリエステ。本当にきれいな街です。とりわけ東欧との境にあるトリエステは古い教会も多く、中でも「サン・ジュスト教会」は6世紀のローマ神殿の上に建てられた教会にその起源があります。派手さはないですが、素朴で心が洗われるような佇まいです。

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出典: イタリアふれあい旅

「サン・ジュスト教会」の隣には、13世紀から建て始められ17世紀初頭に完成した「サン・ジュスト城」があります。こちらも素朴な城で、高台に建てられた城壁からは、美しいトリエステの街が一望できます。観光客もそれほど押し寄せていないのでゆっくりと景色を堪能できるのが魅力です。

おわりに

いかがでしたか?イタリアにありながら、オーストリアや東欧の雰囲気がする「トリエステ」をご紹介しました。この街の港にはあの「クイーン・メリー」も寄港するほどで、とても魅力のある街なのです。ミラノやすぐ近くのベネチアのように派手さはないですが、それだけにイタリアの中都市の魅力を堪能できるのではないでしょうか?ミラノからもユーロスターで4時間ほどで行くことが出来ますので、機会があれば是非お出かけ下さい。

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