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トリノの魅力とおすすめ観光スポット5選

あなたはミラノに次ぐイタリア第二の工業都市「トリノ」をご存知ですか?「ミラノ」なら言ったことがあるけど、「トリノには行ったことがない」という方も多いことでしょう。トリノはイタリア北西部、ピエモンテ州に位置し、フランスと接しています。公用語はイタリア語ですが、フランスが近いため、フランス語も使われています。

トリノには王宮や宮殿など、歴史を味わうことのできる魅力的な観光スポットが多くあります。また、自動車会社「フィアット」や絶品グルメも多くあり、観光地として人気を集めています。本記事ではそんなトリノに行くなら是非訪れてほしいおすすめ観光スポットをご紹介していきます。

あなたのトリノ旅行にぜひ本記事を役立ててください。

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「トリノ」の位置は?

イタリア、ピエモンテ州の州都で、87万とイタリア第4の人口規模の都市である「トリノ」。ミラノに次ぐイタリア第2の自動車工業の都市です。近代にはサルディーニャ王国の州都とされており、街の目玉である「サヴォイア王家の王宮群」は世界遺産に登録されています。

トリノってどんな街?

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世界有数の自動車会社「フィアット」の企業城下町

まず、日本では「リノ」とトにアクセントを置いて発音されますが、現地では「トノ」とリにアクセントを置くのが一般的です。日本式の発音では通じないようです。トリノは自動車の「フィアット」の工場があり、その企業城下町として発展しました。日本で言えば「トヨタ」みたいな感じですね。現在、フィアットは業績が低下しており、従業員数が最盛期の8分の1にまで低下しましたが、現在リンゴット工場というかつて世界最大だったフィアット元工場は、ショッピングモールや、コンベンションセンター、コンサートホール、ホテル、オフィスなどを含む巨大な複合型施設に生まれ変わっており、街の一大ランドマークになっています。

観光都市のプロモーションも強化

2006年の冬季オリンピック招致をきっかけに、トリノは工業都市から観光都市へのプロモーションも強化しました。トリノは、もともとローマ共和国領となったり、フランスに占領されるなどの歴史を持っているので、歴史的史跡や旧跡などは沢山残っている土地柄です。ローマやミラノのように派手な観光名所があるわけではありませんが、芸術的にも本当に素晴らしい、史跡や美術品の数々が残っていますので、観光地としての価値は十分にあるでしょう。

サヴォイア王家の8つの王宮

王宮(Palazzo Reale)

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街の中心であるサン・カルロ広場をすぎると、王宮とカステッロ広場に出ます。この王宮は、トリノがサヴォイア王国としてイタリアの首都だった時代の居城で、現在では王家の美術品が展示されてます。13世紀にフランスからやってきたサヴォイア王家の領土となっていたトリノは16世紀からサヴォイア王国の首都として認められていました。17~18世紀に最も栄華を極めたサヴォイア王家は、この王宮を含め、8つもの王宮をトリノに建造しています。

1584年から設計・建設が始まり、1658年に完成この王宮(Palazzo Reale)には、ネオクラシック様式からバロック様式、ロココ様式など、時代を繁栄した建築様式が使われています。

マダマ宮殿(Palazzo madama)

内装からして女性的な柔らかい優しさを感じる「マダマ宮殿」は、王侯の妃たちのために建てられた宮殿なのです。もともとは13世紀に要塞として建設され、18世紀に著名建築家ユヴァッラにより豪華な正面部分が増築されました。現在、内部に「市立アンティーク美術館 il Museo Civico di Arte Antica」があり、中世時代から18世紀までのきらびやかで貴重な美術・装飾品が収められています。

「カフェ・マダマ」も併設

王宮内にはアンティークで素敵な「カフェ・マダマ」というカフェもあり、王妃が1日の大半を過ごしたであろう場所と同じ景色を見ながらひとときを過ごすこともできます。

「クラシック風」ではなくて、本物のクラシックなカフェ。こうした雰囲気の中でお茶を楽しむことが出来るのも、ヨーロッパならではの体験だと言えるでしょう。

リヴォリ城(現:カステッロ・ディ・リヴォリ現代美術館)

フランスへ通じる道を見下ろす丘の上に建てられた古城。現在は現代美術館になっています。(カステッロ・ディ・リヴォリ現代美術館)。アクセスは、メトロとバスを乗り継いで40分のところにあります。建築家アンドレア・ブルーノが、17世紀から工事が中断したままだった古城を現代美術館として蘇らせたのですが、鉄やガラスといった現代的な素材を古い中世の素材と組み合わせ、かえって歴史の重みを浮き立たせる建物となって再生しました。
美術館の作品としては、壁に残るフレスコ画の横に絵画,彫刻,立体造形,写真などの現代アートが並び、この展示方法そのものがアーティスティックだと評判を呼んでいます。

ヴェナリア宮殿 Venaria Reale

トリノ中心部から、ヴェナリア・エクスプレスバスで30分ぐらいの郊外にある宮殿。8つあるサヴォイア王家の宮殿の中では、もっともオススメという声も高いほど見る価値のある宮殿です。

16世紀末に王家の狩猟場として、建築家アメデオ・カステッラモンテが、ベルサイユ宮殿をモデルにして造られたといわれるこの宮殿は、なんと部屋が54もあり、見学のスタートする地下は召使いたちの部屋だったそうです。今では部屋には王家の人たちの肖像画が飾ってあります。

中でも写真の、最も美しい部屋「Galleria di Diana」は83メートルもの長さがあり、バロック様式の漆喰で仕上げられています。なにより驚きなのは、かつてはこの部屋が馬の兵舎だったということです。優美なレリーフと市松模様の床が現代にも通じるデザインのような感じも受けます。

ヴェナリア宮殿は庭も大変美しく、1900年第初頭、詩人ダンヌンツィオがこの庭で、イタリアで初めて飛行機に乗って飛んだそう。城は、時には展覧会会場となったり、芸術、伝統とモダンアートが融合する様々なイベントの会場となったりと、古いものをただ大切に保存するだけでなく、効果的に活用している姿勢が伺えます。また敷地内にはレストランもあり、美味しいイタリア料理を風光明媚な景色とともに堪能できます。

チョコとカフェの街・トリノ

トリノもグルメなチョコとカフェの街として有名です。中でもチョコレートは「発祥の街」として有名で、トリノの名物「ジャンドゥイオッティ」(へーゼルナッツ味のチョコレート)はボートを裏返したような形をしたイタリア・ピエモンテのチョコレートで、一個ずつ金の包装がしてあります。また、1763年創業のカフェ「アル・ビチェリン」の名物チョコドリンク「ビチェリン」が有名で、世界中のスィート好きを唸らせています。

おわりに

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いかがでしたか?現在も有名自動車メーカー「フィアット」の本社と工場があり、すっかり工業都市として有名な「トリノ」をご紹介しました。フランスに占領されたり、ローマ共和国領となったり、王家の領土となったりと複雑な歴史背景をもつトリノですが、工業都市はそのままにいまや観光立国、そしてチョコレートやドリンクのグルメ産業にも力を入れ始めています。イタリアというとミラノやローマ、ヴェネツィア訪問で終わってしまいがちですが、こうした中都市も混雑が少なくゆったりした気分で観光できるので、おすすめです。是非一度訪れてみて下さい。

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