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南仏街並み

地中海クルーズの名寄港地「トゥーロン」の魅力と楽しみ方

 トゥーロン

あなたは「トゥーロン」に行ったことがありますか?トゥーロンとは、フランス南東部、地中海に面した都市の名前です。クルーズファンの間では「名寄港地」として有名なのです。まるで「ひとで」のような形をしたフランスの地図の、「右足」に当たる出っ張った部分が「トゥーロン」なのです。

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あのラクビー選手も住む横須賀の姉妹都市

ヨットハーバー

トゥーロンは人口が約165,000人。フランスの地方都市ですが、フランス海軍の基地が置かれている軍港でもあります。また地中海艦隊の司令部もあり、港の東部分はコルシカやサルディニア島への連絡船が出ており、商港としても発展しています。

街の雰囲気としては、港町なのでのんびり。ギリシャとローマの影響も受けているので、純粋なフランスの都市とはちょっと異質な雰囲気がします。

また、神奈川県の横須賀市と姉妹都市となっています。横須賀も海上自衛隊の基地などがありますが、横須賀の周辺の地形がトゥーロンに似ていたことが、軍港建設のきっかけとなったというエピソードがあります。

さらに独特のルーティンポーズを取るラクビーの「五郎丸 歩」氏が契約を交わした「RCトゥーロン」がある都市としても一気に有名になりました。

フランス国内からも観光客が殺到

南仏の「穴場的」避暑地

3フェリー

南フランスといえば、ニースやカンヌのほうが有名ですが、あまりにも観光化されており、物価も高いのも事実。それに国際的な映画祭も行われる土地でセレブすぎるイメージがあります。

フランス人でも普通の人たちは、南フランスでもその手の都市はパスして、物価が比較的安く、避暑地としても最適なトゥーロンを選びます。クルーズで寄港する観光客のみならず、フランス国内からもどんどん観光客が殺到しているそうですが、いったいどんなところなのでしょうか?

晴天率バツグン!「サナリ・シュール・メール」

4飛行機と船

トゥーロンでの観光は、街の中心から車で15分の隣町「サナリ・シュール・メール」と呼ばれる人気観光地に集中しています。この「サナリ・シュール・メール」には多くのビーチがあり、付近にはこじゃれたレストランやバー、土産物屋なども揃っているのです。だから寄港の際もお土産選びには困ることがありません。また晴天率が高く、一年中気候が温暖で過ごしやすいのも魅力です。

また、ジョギングコースや散歩コースなどの道路もきちんと整備されています。夕陽もきれいなのでわざわざ夕陽を見に来る人もいるほどです。

「サナリ・シュール・メール」のマルシェがお買い得!

マルシェ
観光客のもうひとつのお目当ては、「サナリ・シュール・メール」で開かれるマルシェ(市場)です。食材が主で、美味しいフランスのチーズの量り売りや新鮮な野菜などがリーズナブルなお値段で手にはいります。さすがにグルメな国を再認識させてくれる市場です。この「サナリ・シュール・メール」の市は、朝市でなんと毎日開催されています。

客船が寄港する時間にはまさに最高潮の盛り上がりを見せています。特に水曜日の市は、食品に加え衣料品やアクセサリー、雑貨なども出店しますので、見逃せません。水曜日に「サナリ・シュール・メール」に寄港するならラッキーですね。なお朝市ですが、午後l時まで開いているのが嬉しいです。物価の高い寄港地でのショッピングは避け、こうしたリーズナブルな寄港地で買うようにすると、無駄遣いもセーブできますね。

港もあるけど森林もある?!

南仏街並み

トゥーロンは地中海に面しているので、森林があるというのは想像つきにくいですが、フランスでも有数の森林面積を誇る都市でもあります。トゥーロン一の高さがある山「モン・コーム」は車で登れます。山の入り口までの道はわりに交通量が多いですが、いざ山道に入ると交通量は少なく、ぐんぐん街が小さくなる様子が楽しいです。

どこまでも続く山道と森林地帯。いざ頂上に到着すると港を臨む360度パノラマの風景が素晴らしいので、是非おすすめです。晴れた日には遠くアルプス山脈までが見え、感激します。

なんとここには第二次世界大戦時に基地があった場所で、その跡地も見学できます。

なんと公園に「お城」が!

大砲

「サナリ・シュール・メール」のビーチから徒歩だと南に30分、公園があります。「地中海公園」と名付けられたこの公園には噴水やミニ植物園があり、子供向けの遊具もおいてあります。

そして公園の片隅には、要塞のような大砲を備えた小さなお城があります。崖の上に立っており、戦時中には攻め込む敵をこの大砲で撃退していたのだとか。侵略争いが激しかったヨーロッパの歴史を垣間見れるような遺跡ですね。

「観光案内所」に駆け込もう!

南フランス

トゥーロンの情報は同じ南フランスでもニースやカンヌと違い、あまり入ってきません。そんな時は地元の人に聞くのが一番!ということで、海岸沿いレビュブリック通りの「観光案内所」に寄ってみましょう。フランスではあまり英語が通じないと言われますが、さすがに観光案内所では英語OKです。残念ながら日本語はありませんが、英語パンフレットも揃っており、最新情報を仕入れることができます。

港沿いでもかなり遊べる

テーブルクロス

トゥーロンに寄港してもそれほど歩き回りたくないという方は、トゥーロンの港沿いの道を歩いてみましょう。太陽がさんさんと降り注ぐ小道は「南仏リゾート」の雰囲気満点!しかも南仏の他のリゾートと違ってどことなくのんびりしていますので、心からリラックスできます。

それに一歩町中へ入ると、カラフルな建物などがあり、庶民の生活も覗けてとてもフォトジェニックなところでもあります。

トゥーロンでは無理に観光せず、町中を散策するだけでもおすすめです。

海の幸が美味しい!

ブイヤベース

港町のトゥーロンでは、魚介類が美味しいです!とくに「世界三大スープ」のうちのひとつ「ブイヤベース」がおすすめ。とくにムール貝は日本では信じられないほど大量に入っており、一人では食べきれないほどの量!サラダも付け合せのバゲットも大量です。

それでいて、ニースやカンヌよりもお値段抑えめなのですから、もうブイヤベースを堪能したかったらここ、トゥーロンがおすすめです。

南フランス「トゥーロン」に寄港するクルーズは?

南仏港

トゥーロンには毎日たくさんの豪華客船が寄港しています。

まず、「クイーン・エリザベス号」。イギリスのサザンプトンを出航し、大西洋を南下してポルトガル、スペインの次の寄港地として寄ることが多いようです。また「ノルウェージャン・クルーズ ルミノーザ号」、「プリンセス・クルーズ」の中でも最大の14万総トン数を誇る 「ロイヤル・プリンセス」、「プルマントゥール・ソブリン号」、日本でも人気が高い「コスタ・クルーズ」の「ファヴォローザ号」も寄港しています。

特にプルマントゥール・ソブリン号はここトゥーロン発着で、バルセロナ~ナポリ~ローマ/チビタベッキア~リボルノ~ビルフランスに寄港し、またトゥーロンに戻ってきます。プルマントゥール社は太陽の国スペインの船会社。「ソブリン」とは王者の意味を持ち、七階までの豪華な吹き抜けや大理石のゴージャスな階段があり、明るい雰囲気の船室も人気です。

特にポジショニングコースでは、定期コースでは訪れることがないヨーロッパの港を巡るので人気があります。

おわりに

いかがでしたか?観光客のみならず、フランス国内からも観光客が押し寄せる「穴場的」南仏リゾート「トゥーロン」の魅力をご紹介しました。人口が約17万の中都市にもかかわらず、クィーン・エリザベスをはじめ、そうそうたる豪華客船が寄港するほど魅力的な港を備えた街だったのですね。

南仏リゾートの雰囲気や風光明媚な景色を楽しめ、ブイヤベースなどの海の幸も堪能でき、何よりも楽しいマルシェも体験できる魅力的な寄港地ですね。是非、トゥーロンでは、のんびりした南フランスのリゾート気分を味わってみて下さい。

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